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ホントに給与上がってない?①

うちの給与って他と比べて安いんじゃない?

最近、「給与が少ないんですけど」や「給与が足りないんですけど」と言ってくる人がいます。

私たちの若い頃は、愚痴で言っていたとしても、本気で会社に訴えてくる人って皆無だったのですが、
現在、平気でこういったことを訴えてくる若い方や、そういった方を部下に持つ上司が訴えてくることが増えてきています。

ひとことで言うとその行動自体が「ありえない!」なのですが、そもそもうちの会社を選んだのはあなた達でしょ!?

それに会社も、大した売り上げではないにも関わらず、
一生懸命、役員が雁首揃えて、ああでもないこうでもないと言いながら給与を上げているんですよね。

少しでも社員に喜んでもらおうと思って!
悲しいかなそれが全く伝わらないんですよね。

会社が頑張って給与を上げている理由

冷静に考えると、なぜ、こんなに無理をして社員に全く有難がられないにも関わらず、一生懸命昇給をしているのか?わからないですね・・・

そもそも、政治家がこぞって、給与を上げろ上げろと再三再四言っているので、無理をして昇給率を大幅に上げて支給しているのだろうと私自身は思っています。

政治家がそれを言い出したのが、2~3年前くらいですかね。
その時に私が感じたのは、給与が増えても可処分所得が増えないと意味がないじゃん!でした。

おそらくそんな論調があったかと思うのですが、いまだに、まずは昇給をしっかりして給与をあげてください!と政治家さん達はオウムのように言っていますよね。

で、会社も「国がそう言っているんだからなんとかして上げないと」という感じで昇給しているのではないでしょうか?
その結果が、最初の話しになるわけですよね。

私が、社長だったら頑張って昇給して文句しか言われなかったら、馬鹿馬鹿しくてやってられないと思います。よく挫けずにやってるなあと思って見ています。

可処分所得とは・・・

今更説明はいらないかと思いますが、今回はChat GPTさんに聞いてみました。
以下、回答となります。

可処分所得とは、収入から税金(所得税や住民税)や社会保険料(健康保険や年金保険など)を差し引いた後に、自由に使えるお金のことを指します。
つまり、生活費や娯楽、貯蓄に充てられる収入です。
可処分所得が多いほど、自由に使えるお金が増え、家計の柔軟性が高まります。

なんかメチャ簡潔な回答でした・・・
まあ、それでもこれ以上の説明はないかと思います。

会社が頑張って上げている給与は、総支給額であって可処分所得ではないんですよね。
ここの意味をはき違えている方が結構いらっしゃる。
若い方ならともかく、ミドルの方でもあまりわかっていらっしゃらないから最初のような話しになるんでしょうね。

自分の給与ってちゃんと言えますか?

私は、管理部門に所属していると自己紹介で伝えましたが、
当然、しがない中小企業勤めですので、やらないといけないことは結構多岐に渡ります。

採用もその内の1つです。

面接のときに、この方は合格を出したいなあと思うような中途の方がいらっしゃった場合、必ずお聞きする質問があります。

それは、「前職または現職の給与をお教えいただけませんか?」です。
この時にですねー「手取りは○○でした!(です!)」と言われると非常にがっくり_| ̄|○来るんですよね。

この回答が出た時点で、私の中で合格が不合格になるんですよね・・・
実際そんなことはしませんが、それでも失望の度合いは大きいです。

でも、求職者の方も頑張ってそこから総額をアバウトながら伝えてくださるとオッケー☆⌒d(´∀`)ノとなるんですが、
ごく偶に、「私の手取りは○○です!」を譲らない方もいらっしゃるんですよね。もちろんナイスミドルの方ですよ。

悲しいですね・・・おそらく会社が頑張って昇給をしたり、賞与を上げたりしても気付かないんでしょうね。と思ってしまいます。

皆さんご存知ですよね!?
同じ総支給額でも人によって手取り額って変わることを・・・

自分の思いのたけを書いたら、長くなってしまいましたので、
可処分所得の仕組みについては、次回に書きます。

皆さん、どうか社長さんは、どうにかして給与をあげないと、
と思われている方が多いということを知っておいてください。
この可処分所得のせいで、努力が水の泡になってしまっているので・・・


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