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新宿ベルクのカレーと、私のChange The (Small) World

同志Aからのお題:機種変更


JR新宿駅ビルにある人気店「ビア&カフェ ベルク」のカレーが変わった。

挽き肉たっぷりの「五穀米と十種野菜のカレー」は23年続いた看板メニューだったが、定番として続けるには食材の安定確保が難しいという。惜しまれつつ販売終了となった。

跡を継いだのは「南国スパイシー鶏と野菜と豆のカレー」。濃厚で刺激強めの新作爆誕である。これまでとは別方向に行ったかと思いきや、ルウに潜む豆たちに、旧カレーの面影を見たり。

ベルクでは、主にカレーかホットドッグかで迷うのだが、先日は「ベルクのカレー祭り」に遭遇。新レギュラー「南国スパイシー」&限定版「豚とカブの和風出汁カレー」の合い盛りを試してみた。香辛料のひりひりと和のうまみ。こりゃあダブルで、ンマ~イ!

しかし困ったことに、汗がなかなか引かない。もともとスパイスに反応しやすいのだが、今回は1時間近くも、吹き出る汗と格闘することになった。これが合い盛りパワーか。この原稿を書いているだけでも、顔に汗がにじんでくる。パブロフの犬ならぬベルクの犬。

ベルクのカレーが変わるのと前後して、私にも3つの“変更”があった。

【其の壱】6年ぶりのiPhone機種変更

使い込んだ8から、一気に最新15へ。データ移行はあっけないほどスムーズに完了し、顔認証、バッテリー、カメラ…格段の進化に「ほおお」と感心するばかり。

8はアップルが分割販売で提携しているペイディの下取りに出した。ガラスに少しひびが入っていたので、満額はないだろうと思ってはいたものの、査定の結果は衝撃の100円! 大特価の訳ありサンふじ並みの安値に「まさかやー」と、しばしうなだれる。


【其の弐】3年半ぶりのWi-Fiルーター機種変更

コロナ下のリモートを支えてくれたリンクシスのWi-Fi 5ルーターが、突然お亡くなりになった。後継にバッファローのWi-Fi 6ルーターを選んだが、手順通りに初期設定するも、なかなかインターネット回線がつながらない。遅まきながら「価格.com」をのぞくと、辛口なクチコミが多くてどんより。

再起動やリセットを繰り返しながら、設定に格闘すること4日間。最終的に何が効いたのかまったくもって分からないが、ようやく安定に至った。長く曲がりくねった道だった分、Wi-Fi 6の速さが染みる。


【其の参】15年ぶりのコンタクトレンズ種類変更

メニコン一筋30年余。ここ15年はハードレンズの「ティニュー」を1年交換で使っていたが、定期検査の折に新型の「フォーシーズン」を勧められ、変えてみることに。

ハードでは世界初という3カ月交換の使い捨てタイプで、常にスペアが手元にあるのが魅力だった。しかも薄型・軽量化で目にもやさしいはずだったが、実際に使ってみると乾燥が激しく、眼科処方の目薬も効かない。結局、2週間でもとの「ティニュー」に戻した。レンズのカーブ具合なのか、相性が合わないことも時にはあるようで…残念ながらニュータイプにはなれなかった。


変更は2勝1敗。次は何の変更に挑む? ベルクの新カレーで発汗しながら考えよ。



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