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沖縄の離島で、「新しい観光」プロジェクトを始めます。


こんにちは。今回縁があって、弊社で観光業のお手伝いを始めることになりました。観光地として有名な、沖縄の離島、西表島・由布島です。

今回の新型コロナウイルスの影響により、各地の観光業界は厳しい経営状況に陥りました。昨年、7都道府県に出されたはじめての緊急事態宣言からそれは始まり、沖縄県は今年5月23日に緊急事態宣言の対象地域に追加されたことにより、更にその状況は厳しくなりました。

ですが、この厳しい状況になってしまった今だからこそ、何かできることがあるかもしれないのです。その共通の想いを抱き我々はこの2つの島と協力して、「新しい観光」プロジェクトを始動いたしました。


コロナ禍に打ち勝った? ハワイの施策

日本人に大人気のハワイも、一時は観光客が激減。それは“全米最悪”の失業率となるなど大打撃だったといいます。
ですが今は新型コロナのワクチン接種が進み、先月末から屋外でのマスク着用が義務ではなくなりました。「新たな観光」と掲げ、新しい施策を実施したことで、アメリカ本土からの旅行客を中心に、大通りも活気を取り戻しています。


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2021年 6月のニュース
引用:https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000219145.html

【今回掲げた新しい制度】
・ハナウマ湾「予約制を導入」
・ダイヤモンドヘッド「入場料金の値上げ」
・クアロア・ランチ「新たな観光“アグリツーリズム”」

ハワイ州観光局 ジョン・デ・フリーズCEOはこうコメントしています。「私たちの『持続可能な観光』の目標は、将来にわたって環境を守ることだけでなく、ハワイの文化が長く続くことです。そのためにハワイの暮らしや伝統を知ってもらうツアーをさらに増やしていく予定です。」
この事例と共通しているのは、目標である『持続可能な観光』です。我々の企画はまだまだこれから。スタートラインに立っただけの状態です。


西表島

プロジェクトの1つの島は「西表島」。島の90%近くが亜熱帯ジャングルに覆われていて、人口はたったの2000人前後の島です。

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写真はWikipediaより

天然記念物のイリオモテヤマネコをはじめ、希少な動植物が生息することで知られ、豊かな自然環境は“東洋のガラパゴス”と称されています。自然とともに楽しめる魅力的な観光スポットやアクティビティが人気が高く、シュノーケリングツアーはもちろん、カヤック&トレッキングや滝を巡るトレッキングも人気の観光スポットになっています。

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1枚目   出典:フレームマンプロフォトギャラリー「アンビション」
2-3枚目 引用:https://sotoasobi.net/activity/trekking/10/47/112/blog/iriomote-island-trekking-recommended
4枚目 引用:http://uema2.cocolog-nifty.com/index/2007/02/post_c87b.html


由布島

水牛車でわたれるこの小さな島、由布島は沖縄の西表島の東約0.5kmに位置する島。この島が2つ目です。由布島と西表島へつながる海は遠浅で、満潮でも1メートルほどしかないので、水牛車で海を渡ってゆくのが名物となっています。

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写真はWikipediaより

周囲2.15キロメートル、海抜1.5メートルの小さな島です。広さは約4万坪、全体が砂によってできており、深さ1.5メートル以内を掘れば真水が湧き、それ以上掘ると海水が湧きだします。4万本近くのヤシ類を中心に亜熱帯の樹木や花々が生い茂っており、東海岸はビーチ、西側は西表島まで続く浅瀬にマングローブが茂っています。
1990年(平成2年)には、島内の電力技術に携わっていた明電舎のCMで紹介されました。このCMにより、由布島は全国的に知名度が上がりました。

明電舎 CM(1990年)


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引用:すべて公式HPより


沖縄に限らず、どこかのランドマークが閉鎖して、なくなってしまうことは、我々の文化が1つ消えていくことに等しいこと。それはとても悲しいことですよね。できることから始めていこうとここに決意いたします。
ではまた。


top画像引用:https://sotoasobi.net/10/47/112/blog/iriomotejima-yubujima



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