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【今のままで本当にいい?】現状を脱したいシングルマザーの第一歩の踏み出し方

「このままじゃ、お金が足りなくなる...」という思いにかられつつ、どうしたらいいか分からない。増える食費に減っていく貯金、子どもの年齢により終了する児童手当や児童扶養手当、高校、大学、専門学校の学費。

このままの状況だと将来が不安だな、早く動き出さなきゃと思いつつ、実際何をしていいか分からないというモヤモヤを抱えつつ、しかし時間だけは確実に過ぎていきます。

どうしたら「正しい第一歩」を踏み出せるのでしょうか? この記事では、そのためのコツの一部をお届けします。


未来への第一歩を踏み出すには?



コツ1 .「ねばならない」を「◯◯したい」に変換する

「知っている世界にこもってないで、もっと社会に出ないと」「安定するために、いい仕事につかないと」「子どものためにもっと稼がなきゃいけない」。こういう思いを抱えている方、一度立ち止まり、自分の思いを客観的に振り返ってみてください。

「◯◯しないと」「◯◯しなければダメだ」「◯◯しなきゃいけない」「◯◯しないければ母親失格だ」というような構文で、自分への言い聞かせを行っていませんか?

このような「ねばならない」構文は人のやる気を失わすには、もっとも有効な言葉遣いです。自分の子ども時代を振り返ったり、普段のお子さんとの会話を振り返っても思い当たるふしはあるかも知れません。

人間は「何かを強制されているように感じる」と、とたんにやる気を失う生き物なのです。それを自分にやってしまっているのだから、第一歩が踏み出せなくてもしかたありません。

でも大丈夫。すべての「ねばならない」は、ほぼ確実に「◯◯したい」に変換できます。例えば「知っている世界にこもってないで、もっと社会に出ないと」は「もっと広い世界に出て、活躍したい!」に変換できます。

「安定するために、いい仕事につかないと」は「いい仕事について、安定したい!」に言い換えられます。

「子どものためにもっと稼がなきゃいけない」は「たくさん稼いで、子どもにいい教育を受けさせたい」や「たくさん稼いで、子どもに美味しいものをいっぱい食べてもらいたい」と、いろんなバリエーションに展開できます。

実際にやることは同じなので、自分の中で思い浮かべられる構文を変換するだけで、やる気を失わせる言葉から、やる気を起こさせる言葉に変わります。上手にモチベーションを保っている人は、実はこんな言葉遣いのコツを知っている人だったりします。


コツ2.「失敗は成功のもと」を実行する

「失敗は成功のもと」って、皆さんも聞いたことありますよね。とても有名な言葉です。

でも、この考え方を実践している人は意外と少ないもの。多くの場合、チャレンジは一回ずつ、失敗か成功も一回ずつと感じてしまいがち。そうして、失敗が積み重なっていくと、自分は何をやってもうまくいかないと、段々と一歩を踏み出すのが不安になってきます。

でも本当はそうじゃないですよね。成功している人は、多くの失敗を積み重ねた人です。それは、失敗を一回すると、成功へ一歩近づいたんだと思える人のこと。成功を目指して、正しく失敗を積み重ねていけば、どんどんとチャレンジも上手になっていき、そんな前向きな人を応援する人も現れるようになっていきます。そしていつか目標にたどり着くのです。

ポイントは、正しいチャレンジをすること。「収入が得られる資格を取得する」ことで、試験勉強の積み重ねは成功へ着実につながっていきます。試験に落ちても、間違えた問題を見直せば、次の合格の確率は高まります。

「自分の得意なことで起業」するも、成功へつながるチャレンジです。仕入に失敗しても、その原因を分析すれば、次は上手な仕入ができるようになります。呼び込みをしてもお客さんが来ないとなれば、呼び込みの方法をあーでもない、こーでもないと工夫して、有効な呼び文句や服装や声色を、練り上げていくことができます。

こういう失敗は、一発逆転型の失敗とは違い、成功へと詰みあがっていく失敗です。

第一歩が踏み出せない皆さんは、もっともっと小さなチャレンジでもいいんです。例えば、経済的自立を目指して、グラミン日本のワークショップに参加してみる。一回目はあまり馴染めなかったけど、家で振り返りを行って、あの時どうすればもっといいコミュニケーションがとれたか、頭の中でシミュレーションをしてみる。そうするともう一回参加してみたら、次は前よりしっくり来るようになった。そのような積み重ねでも、自分で自分の未来を切り開いていくためには、大きな一歩となります。


コツ3.仲間をつくる

前向きにチャレンジしている人はなぜチャレンジできるのでしょう? 生まれつき? とにかく努力と根性?

いえ、彼らはあなたとそう変わらない人たちだったりします。でもひとつ違うとしたら、同じようにチャレンジしている人に囲まれているから、ということかも知れません。

所得の高い人たちは、特別な才能があったり知能に優れた人ばかりではないという話があります。ではなぜ稼げるのか? それは、稼ぐ人たちが周囲にいる環境で育ったから。

生まれ持った能力は一般的でも、稼ぐ人たちの考え方や、チャレンジのしかたを見て、それが当たり前だと思った子は、当然そういう習慣が身に付きます。また、同じようなチャレンジをしている人たちが回りにいるので、当然チャレンジは応援されやすくなります。

一方、そうではない環境で育つと、チャレンジを笑われる、足を引っ張れられるなどで才能豊かな人でも、いつしかやる気を失ってしまう。そんな悲しいことも起こります。

別に周囲が悪くなくても、孤独ではやはり頑張れないということもあります。ひとりだと、頭の中で堂々めぐりして、そこに立ち止まってしまうのです。人間は、思った以上に周囲の人々に影響を受けているということです。

なので、そういった状況を改善するため、何かチャレンジをしている人たちがサークルを作ることがよくありますね。学校や資格試験の受験勉強のサークル、スポーツのサークル、特殊技能のサークル、起業家のサークルなどなど。似たようなチャレンジをしている人たちが集まり、お互いにチャレンジをたたえ合ったり、成功のための情報を交換しています。

もしチャレンジだけが必要であれば、サークルの人たちと交流している時間も節約して、ただひたすらチャレンジするのが最も合理的です。でも、そうじゃないのは、仲間がいることでチャレンジが継続できることをその人たちはよく知っているのでしょう。

自立というと、ひとりで独立するイメージです。でも、意外にも仲間を作ることが自立への近道かも知れません。


まとめ

何か始めなきゃいけないことは分かっていても、なかなか始められない。それはあなたが努力不足なのではなく、ちょっとしたコツを知らないだけかも知れません。

“「ねばならない」を「◯◯したい」に変換する”、”失敗は成功のもとを実行する”などは、今この瞬間にも試せることですが、それが将来のあなたの成功の大きな一歩かも知れません。

“仲間をつくる”は少しハードルが高いかも知れません。そんなあなたに、経済的自立を目指すシングルマザーの方々で五人一組のグループを作り、おたがいに励まし合う仕組みをグラミン日本では用意しています。そちらも一度ご検討ください。

気になる方は、まずは無料のワークショップから、ご参加いただくことをおすすめしています。


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