見出し画像

スマホパネルクールのキャラクターについて

株式会社gram(東京都新宿区)で新規事業開発を行なっている今泉です。

現在、携わっているのは、「スマホパネルクール」という、消費者のパネル(モニター)にアプリをインストールしてもらって、それで色々なデータやアンケート回答をいただくという新機軸の商品と、Rewardszzというソーシャルメディア・クリエイター向けのマネタイジングツールです。

ここでは、スマホパネルクールについて、色々と書きながら、開発側としての考えを整理して行きたいと思います。

個人的に、カードを使った色々なマーケティング展開を業界誌目線で追いかけて来た時期があり、コンシューマが企業に対して顧客情報を渡す形態について、ずっとウォッチしたり考えたりして来ました。Tポイントカードなども、出だしから見ていました。ポイント付与による購買情報収集は、古典的な手法だと言えます。

以前から、「コンシューマが自分の情報を企業に売る時代が来る」という仮説を持っています。スマホパネルクールは、その一端を具体化した形になります。

理想的には、コンシューマが企業と対等な次元に立って、自分のデータを渡しながら、商品開発にも参画し、できあがってきたプロトタイプを最初に利用して、そのフィードバックを企業に返し、だんだんと完成度を上げていく、という枠組みに持って行きたいです。しかし、まずは、手の付けられるところからということで、現在のスマホパネルクールがあります。

スマホパネルクールは、言ってしまえば、コンシューマの方からアンケート回答、行動データ、スマホ利用データをいただくだけのアプリなので(お返しとしてAmazonギフト券に変えられるポイントを報酬としてお渡ししますが)、淡々といただくものをいただき続けると無味乾燥になってしまうため、人間味のある雰囲気を形作るということで、キャラクターを設定しました。

スマホパネルクールのキャラクター

このキャラクターは、きちんとしたペルソナを実在の女性の方をモデルにして設定して、イラストレーターの方とああでもないこうでもないと何度も描き直しをしてもらいならが、最終的に落ち着いたものです。名前があった方がいいかなとも思いますが、どうでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?