隠語リアンチョップ

どうも、杉崎シュンペーターです。

隠語と言っていいか分かりませんが、杉崎家の母が使う言葉をいくつか紹介します。

まずはカップちゃん。僕の母はカップラーメンの事をこう呼びます。

７人家族の母親として大量の洗濯、料理、掃除と家事育児に追われる日々を過ごしていた母が、今日は何にもやらないと決めた日はいつも近所のスーパーの弁当とカップラーメンのセットでした。

スーパーで弁当を買ってきた母が『今日はこれとカップちゃんね』と言ってくると僕はすごく嬉しかった。

何故かと言うと普段はカップラーメンをあまり食べれなかったからだ。裏を返せばそれだけ母はちゃんと手料理を作ってくれていたと言うことだから今になってありがたみを感じるけれど、当時の僕にとって2～3ヶ月に一度食べるカップラーメンはとても刺激的で美味しかった。

次は、ようじ棒。これは爪楊枝の事です。杉崎家ではこう呼びます。

と言うか中学生くらいになって姉ちゃんが友達に指摘されるまでようじ棒が間違っている事すら知らなかったです。

ファミレスで姉ちゃんが友達に『ようじ棒取って』と言ったところ『え？なにそれ？』とめちゃくちゃ笑われて帰ってきて母に詰め寄ってる時に、僕もようじ棒なんて言葉が無いことを知りました。

最後は、なんまんちゃん。なんて言葉か分かりますか？答えは南無妙法蓮華経です。

小さい頃に、じいちゃんばあちゃんの家に行ったら手洗いうがいをして次にする事は御仏壇に手を合わせることでした。

その時に母が『はい、なんまんちゃんするよ～』と子ども達に言っていたのです。

多分、五歳年下の末っ子の弟のためになんまんちゃんは言ってたと思うのですが、カップちゃんとようじ棒は未だに言ってるので赤ちゃん言葉の類ではないと思います。

以上、杉崎家の隠語でした。