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印刷物中毒

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ポストカード、雑誌、フライヤー、広告、パッケージなどの印刷物を紹介。感想や思い出を語ります。
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記事一覧

#25. 組版原論(布川充男)

当初、私のnoteは『印刷物中毒』という1種類のマガジンだけにするつもりだった。 しかし林美…

Grafik-Maniak
1か月前
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#24. 使えないポストカード

「使えない」ポストカードがある。 「あいつは使えないやつだ」というような意味でも、「もっ…

Grafik-Maniak
2か月前
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#23. 切り離すポストカード

ミシン目でパーツを切り離して遊べるポストカードも好きだ。 これは白無地のジグソーパズル。…

Grafik-Maniak
3か月前
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#22. 台湾の海賊版CD

2000年ごろの台湾では、海賊版の音楽CDがあたりまえのように売られていた。現在の状況がどうな…

Grafik-Maniak
3か月前
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#21. 無料のポストカード(2)―バスキアの個展をタダで見た話

昨日に引き続き、無料で入手したポストカードを紹介したい。 これはアパレルショップ『A.P.C.…

Grafik-Maniak
3か月前
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#20. 無料のポストカード(1)

無料のポストカードの中にも、商品のポストカードに勝るとも劣らないものがある。 このカード…

Grafik-Maniak
3か月前
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#19. アメリカのトイレットペーパー

アメリカのトイレットペーパーの個別包装紙である。 ニューヨークで居候をしていたときに、あやうくゴミ箱に捨てられそうになっていたところをもらい受け、日本に持ち帰ってきた。 これを見ていると、配色、フォントの選び方、イラストの使い方、装飾のテイスト、インキのムラなど、あらゆる点で「アメリカっぽいなあ」と思う。もちろん、いい意味で。 ぱっと見では赤と紺の2色印刷に見えるが、よく見るとインキは3色使われている。 3色めは中央の「SAFE FOR SEPTIC SYSTEMS(浄化

#18. ポスティングチラシのデザイン

郵便受けに投函されているチラシは、読むことなくそのままゴミ箱に捨ててしまうことが多い。 …

Grafik-Maniak
3か月前
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#17. Maharishiの製品カタログ

ストリート系ファッションブランド『Maharishi(マハリシ)』の製品カタログである。 表紙は…

Grafik-Maniak
3か月前
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#16. 日経新聞の広告(長谷部瞳さん)

なぜ後生大事に持っているのか自分でもよくわからない紙袋とは違い、この印刷物を保存している…

Grafik-Maniak
3か月前
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#15. ボロフスキーのポストカード

ジョナサン・ボロフスキー(Jonathan Borofsky)は私が最も好きなアーティストの一人だ。 今…

Grafik-Maniak
3か月前
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#14. 臺灣顏面紙袋

このシワシワの紙袋をなぜ20年以上も大切に保存しているのか、自分でもよくわからない。 好き…

Grafik-Maniak
3か月前
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#13. 画材屋『PEARL』のスケッチパッド

ニューヨークの画材屋『PEARL(パール)』で買った、ボンド紙のパッドである。 『PEARL』は当…

Grafik-Maniak
3か月前
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#12. 絵が動くカード

あなたも子供のときにきっと、「絵が動いて見えるシール」で遊んだことがあるだろう。 近年はあまり見かけない気がするのだが、私の目に触れていないだけなのだろうか。 あの技術の正式名称は「レンチキュラー印刷」という。 「lenticular」は「レンズ状の」という意味である。 絵が動いて見える原理についてはあちこちのウェブサイトで説明されているから、ここでは省略する。 私はこのレンチキュラーが結構好きなのだが、世間ではさほど人気が高くないように見えて、寂しく思っている。 レ