【算命学人物推考】兄者(2bro.)氏

人気ゲーム実況者の兄者(2bro.)さんの人物像について、算命学を使用して推考したいと思います。

【introduction】
※対象の方の資料(動画、SNS等)を拝見した上で、算命学を使用した逆説的人物像推考文です。
※筆者の完全なる趣味で、占い師を名乗る者ではございません
※当記事は想像の域を越えるものではございません。居酒屋で行うような血液型診断、もしくは同人誌(自費出版物)の類いとしてお読みください。
※基本的に使用は日干、十大主星の表面をなぞる程度にしたいと思います。

人気YouTubeゲーム実況者
兄者(2bro.) 氏
◆Twitter:@兄者 (@norun9) 
◆YouTube:兄者のゲーム事務所兄者弟者
◆Birthday:1984/5/3

辰巳天冲殺
日干:丁(陰火)
中央(胸):調舒星(陰火)
東(左手):車騎星(陽金)
西(右手):禄存星(陽土)
北(頭):玉堂星(陰水)
南(腹):調舒星(陰火)


【精神面】
◆日干:丁(陰火)
日干は「丁(ひのと)」タイプです。火の陽「丙(ひのえ)」は太陽を意味し、陰である丁は「灯」(人工的な小さな火種)を意味します。
小さな火は、謂わば蝋燭や暖炉等、静かで明るく暖かいものです。丁を持つ方は同様に、平時はとても穏やかで明るく、そしてとても情に溢れた優しさがあります。身内(火元に近い人)には特にその傾向にあるでしょう。
ただ、火と言うものは、例え一吹きで消えてしまう小さなものであっても、周囲に燃焼物があれば一気に燃え広がり、全てを焼き尽くす業火ともなります。つまりは外的要因(周囲の環境等)に左右されやすく、きっかけ1つで感情が波立ち易い傾向にあり、時として平時とは異なった姿となります。お一人でプレイされている時と誰かと一緒にプレイされている時、また予定通りに作業されている時と予期せぬ展開になった時など、興奮のしやすさ、また興奮した際のテンションの振り幅の広さは、丁さんならではなのでは。
性質上、転じて気分の浮き沈みが激しかったり、物事に対して熱しやすく冷めやすい傾向にも。敏感かつ繊細でお人好し。


【行動面】
◆中央(胸)/南(腹):調舒星(陰火) 
胸と腹の星は伝達本能を有する火の陰、「調舒星(ちょうじょせい)」です。陽の「鳳閣星(ほうかくせい)」は「直接的な伝達」、陰の調舒星は「間接的な伝達」。調舒星は、独自の感性によって作り上げられた世界を通し、創造的、芸術的と言った創意工夫を以ってして人に伝える事を本能とします。
そのため、感受性が強く、直感力や洞察力に優れ、またそれらのための繊細な神経を保有します。兄者さんの場合、ベースの日干も陰火なので、ホラーが得意でないと言われると、そうかもなぁと思ったりもします。個人的に、個人での心理戦も怪しいところ。何かと敏感のようなので、それが(明確な勝利等の達成感を伴うような)楽しいと思えるものなら良いのですが、悪戯に心動かされるのは、ただただ疲弊するだけなのでは…。
己の繊細さから他者への理解力に長け、また自らもそこに同調してしまうため、情には大変深いです。人から受けた優しさは後生大事に覚えています。(ただし、恨みを持つとそちらも同様に深く、後生忘れてくれません…。)
また調舒星は自身が繊細故に完全なものへの憧れを保有し、それは完璧主義な面として現れます。内側に向くとストイック、外側に向くと批判的、毒舌的になったりも。ただ、外側においては、別にそれらをどうこうしたい、させたい、と言う意思の有無は別。単に、欠けてる部分には気付いちゃうし、気になっちゃう。で、果ては言いたくなっちゃう。かな、と。尚、完璧を求めすぎる節があるので、基本的にどんな結果であれ満足に至るのは難しい気質。なので決して自己評価は高くなく、もしかしたら低い方かもしれません。レースゲーム等、黙々と打ち込めるものに対するストイックさ、またグッズ等に対する拘りは、この調舒星的な側面かなと思います。
またこの完全なものへの憧れは、理想や夢を追いかけるロマンチストな面として現れる場合もあるとの事。個人的にですが確かに、車(戦車やバイク)や戦闘機、宇宙等、2bro.の男のロマン担当は兄者さんなイメージのように思います。

純粋に見ると、ベースの陰火(丁)に乗る陰火(調舒星)は、対人関係において若干の諸刃の剣感が…。内面的葛藤やストレスも抱えやすそうに思え、正直個人的にはちょっと心配になる組み合わせだったりします…(十代、二十代なんかの若い頃は特に)。また兄者さんの場合、この調舒星は2つ(2倍)、そしてその内1つは腹(南位置)です。南位置はご本人で言うところの(基本的に自覚はしませんが)「現実の生き様」。OKとNG、好きと嫌いも割とはっきりする傾向にあるかと思います。なので、決して悪く言うつもりは無いのですが、結構気難しい面もお持ちなのではと思ったり(もしくはどちらかと言うと、対外的にそう思われる可能性があるのでは)。一般的なサラリーマンをやるには、若干苦しそうな印象(勿論務める会社にもよります)。
同星が2つある事でその裏の星、陽火の「鳳閣星(ほうかくせい)」(ざっくり言うと「明るい」「自然主義(おおらか)」「合理性」等)も出てきますが、どちらかと言うと、同星を2つ持つ事で同様に出てくる陽木の「貫索星(かんさくせい)」(ざっくり言うと「独立心」「自己世界」「守備力」)と、単純に調舒星の力が2倍になる影響の方が大きい(捉えやすい)かと。調舒星の影響が大きくなるので、マイペースさ(個人の世界)も補強され、繊細な神経も更にシャープに研ぎ澄まされます。それこそ他の同星2つ持ちさんと違って、この調舒星2つ持ちさんは「哲学の型」と言われるそうで、所謂カンが鋭く、人によっては霊感みたいなものを持つ方も居るとか。調舒星持ちらしい調舒星持ちさん。
とは言え、兄者さんの場合、頭(北位置)に「玉堂星(ぎょくどうせい)」(詳しくは後述します)をお持ちなので、年齢を重ねる毎に繊細さと言うか、過敏さは落ち着いて来るようにも思われます。また一応地に足をつける他の要素もあり、動画を見る限りは決して浮世離れしている程の印象は無いかと。とは言え幼少年期なんかは大分個性的だった(ように見られた)可能性はあります。(もしくは全てが嫌になると、いきなり一人放浪の旅に出かけたりするのかもしれない…)


◆東(左手):車騎星(陽金)
左手の星は攻撃本能を有する金の陽「車騎星(しゃきせい)」です。攻撃本能と言っても決して喧嘩っ早いと言う意味ではないく、言うなれば活発的、アクティブさを持つ星です。キーワードは「行動力」「スピード」「一本気」。謂わば「前進」の星。
車騎星の詳しい性質については、これを胸に持つ弟者さんの推考にて触れているのですが、兄者さんは左手(東)に位置するので、取り分け人付き合いやお仕事でこのアクティブさが発揮されそうです。ベースが丁、尚且つ左手(西位置)に「禄存星(ろくぞんせい)」(ざっくりいうと「愛情」「奉仕」「回転財」)もお持ちなので、特に頼まれ仕事や好意的なお誘いなんかは断り辛さがあるかもしれません。
またこの車騎星は、そのものの質が目立つと言うよりも、他の星の前進力(回転力)を上げている、小回りの利く軽快さを与えてる印象です。ちなみに兄者さんの場合、(諸々を見る限り)持久力を伴うような「重さ」にやや欠ける印象なので、気は短い方かもしれません。情に厚いので、善は尚更急ぐ。また思った事は割りと素直に口に出て来てしまうかと。そして調舒星とのコンボで、完璧主義や繊細さにも若干拍車が掛かりやすくなると思います。ちょっと怒りっぽいかもしれない。また熱中すると時間を忘れ黙々と追及してしまうのではと思われます。ついつい、うっかり、拘って作り込んじゃう。ついつい、うっかり、批判めいた事を言っちゃう。つい、うっかり、冗談も真に受けて怒っちゃう。ついうっかり、惹かれて買っちゃう。的な。…とは言え、やはり基本は丁ベースの調舒星なので、不意に自分でも「何でこんなに忙し(くして)い(る)んだろ…」とか「何であんな事言っちゃったんだろ…」とか、思ったりしそうな気もします。車騎星は前進力なので、一回思い悩むと、飽きるまで延々と悩み続けそうな感じも。前進する(してしまう)のは、条件反射な感じかと。

時折動画内で「そうやってまたすーぐ…」と弟者さんの行動を指摘する兄者さんの言葉を耳にしましたが、この「すーぐ」こそがこの車騎星の性分かなと思ったりします。なので、実は兄者さんも同様なのでは。(笑)
兎にも角にも、弟者さんの貫索星のように、兄者さんにとってはこの車騎星、この位置にあるのと無いのでは大分ご本人の印象が変わってくると思います。無かったらもっと内向的な感じに見えるかな。
ちなみに接する態度だったり、好ましいと思うタイプだったりと言う意味で、左手(東位置)は主に兄弟姉妹、友人、恋人等の、主に社会の位置にあたります。兄者さんのそこは弟者さんの胸(中央位置)にもあるこの車騎星であり、また弟者さんの日干の乙は、兄者さんの丁の燃焼物(頼りにしやすい助け)となるので、兄者さんから見て弟者さんは凄く好ましい弟君であり、良き友人なのでは。


◆西(右手):禄存星(陽土)

右手の星は引力本能である土の陽「禄存星(ろくぞんせい)」をお持ちです。引力本能はその名の通り引き付ける星。禄存星は「愛」と「奉仕」と「財」を以ってして、同様にそれらを引き付けます。
兄者さんがこの星を持つ右手(西)位置は、配偶者の位置となります。要は主にプライベートの顔なので、身内(とする人)にだけ見せてしまう面と言うか。でも、ご本人が自覚を持って顔として使い分けているのとは少し違うので、チームをパートナーと言う点で家族や配偶者と広義に解釈すれば、ある程度は垣間見えるかもしれません。そう言う意味では実の弟君である弟者さんに対してが、一番見て取りやすいかな。(また以下は、同位置に禄存星を持っている弟者さんにも同様の点がみられるかもしれません。)
身内には率先して尽くしに行くようなお世話焼きの面があります。車騎星もあるので、善は尚更急ぐ。但し、禄存星のお世話はあくまで愛故の奉仕なので、時として厳しさも含みます。必要、正しいと思えば、相手の嫌がる事(物)でも与えんとするので、ベタベタ甘やかすのとはちょっと違うかなと。ただ何れにせよ、愛妻家さんっぽい印象はあります。恐らく一度懐に入れた相手に何か心配事があれば、殊更優先順位が爆上がりする傾向にあるのでは。
また、禄存星は現実的な星。尚且つ財を回転させる(させてしまう)性分なので、基本的に愛情表現は物質的な物です。身内には殊更(出るのであれば)あまり出し惜しみはしないかと。お土産等を買う場合、自分のものより身近な人達を優先する感じかな。

改めて考えると、「情(調舒星)」×「奉仕(禄存星)」×「行動力(車騎星)」のこのスクワッド。「有事の際には駆けつけ、金銭(もしくは己の力)で解決するなら惜しまない」の、最早恐ろしい程の最強漢技を持っている可能性があります。言うて有事で無くても、自身の「大事な人(もの)の為ならば」で動けるお方のようなので、そこに調舒星の完璧主義も手伝ってくれれば、これが正しく、頼るべきは他にない兄貴になるのでは。
育った生活環境(実況活動も含め)が同じ兄弟だから似ている、と言うのもあると思うのですが、一つ前の車騎星しかり、弟者さんとは持ってる星が同じなので、もともと性格的なタイプに重なる部分があるようです。家族間の似る似ないって、あくまで価値観とか常識とかだったりであって、好みや性格とはまた違うんだろうなぁと改めて思ったりします。何れにせよこのお兄さん、弟君大好きだろうなぁ。気の置けない付き合いやすさみたいなものがあるのではと思います。


◆北(頭):玉堂星(陰水)

頭に習得本能の陰水「玉堂星(ぎょくどうせい)」をお持ちです。習得本能は「学び」「知る」事を本能とする、謂わば「知性」星。陽の「龍高星(りゅうこうせい)」は動きを伴う学びですが、陰の玉堂星は静による学び。静の学びが表すものは、既にあるもの(歴史や古典、伝統、その他既存の情報等)。所謂ところの座学にあたるもので、動きを伴わない常識的な学びです。
歴史物だったり何かしら知識を得られるゲームを好み、またそこから転じて、本を読んだりと更に掘り下げたりしそうです。胸の調舒星と合わさると学者並みに追求したくなるかもしれません。車騎星もお持ちなので、気になると早々にちゃんと調べたりもするかと。また、胸の調舒星は伝達本能なので、仕入れた知識は人にも教えたくなるかもしれません。勉強家の学者肌。
勿論、単純にこれらの学びを好んだりもすると思いますが、兄者さんは頭(北)に位置しているので、机上での推論、主に策略等でこの知性が働き、賢く立ち回る事が出来る世渡り上手なタイプのご様子。学べば学ぶほど自らの人生に上手く取り入れ、それらを流用していきます。また、そういった理論的で頭の良い目上の方々とのご縁もあり、何かを教え与えてくれる人を尊敬する傾向にあるかと。静なる知性なので、目上の方には礼儀正しく、上品な振る舞いにもなります。

2bro.のブレインと称される兄者さん。頭の良さは恐らく胸と腹の調舒星×2と、この玉堂星から来ているのではと思います。
また静なる知性の星なので、玉堂星自体にも冷静さや観察眼が備わっています。学べば学ぶほど本来の姿として活きてくるので、年齢を重ね知識や経験、技術を蓄える毎に、調舒星や車騎星等の他の星の動き、またベースの丁も理性的にコントロールして行く司令塔の役割を担うようになると思います。
調舒星の項目で「サラリーマンをやるには苦しそう」と書きましたが、「感性の鋭さ(調舒星)」×「行動力(車騎星)」×「知性(玉堂星)」は、ビジネスの世界ではかなり有用的なコンボだと思います。黙々と堅実にタスクを消費と言うよりかは、どちらかと言うと企画力やプレゼンテーション能力として発揮されやすいかなと。また的確な着目と指摘、危機回避能力はかなり高いのでは。


【後記】
動画を拝見した際、動画(ご一緒する相手)によっては最早テンションでは片付けられない豹変っぷりを拝見し正直、初めの内はビビりました…。(笑)
常に同じ状態を持たない丁に、属性の異なる星々から成る兄者さんの命式。実際の人となると、こんなにも色んな面となり、またこれこそが兄者さんの人間的な魅力の一つなんだろうなと思います。
また一見、個人的に捉え易い印象の一つに「幼さ」がありましたが、推考の過程で、ただ「幼い」と表現するのは大分短絡的だなとも思った次第です。表出される感情やそれに伴う言動こそ、純粋に自分達がゲームを楽しんでいる事を体現し伝える事の出来る、楽しんでいるが故のそのお姿なのだと思います。
正確な知性を備え、少年性を携えながら人に伝達して行く。またその過程は情熱に溢れ、愛する人達の為にと行われている事と思います。そんな兄者さんの真価が発揮されるのは、冷静に見定めた時かと。慈愛の情のもとに、冷静さを持ってこそ的確に捉え、必要な策を講じ、実行する事が出来ます。完璧さを追求する仕事モードの兄者さんは、最高に頭のキレるクールな青い炎なのでは。

以上、仁愛の司令塔 兄者さん(2bor.) の人物像推考でした!




【以下、独り言】
弟者さんとおついちさんの主なタイプが木と金です。火は金を溶かし、また木は火の燃焼物となります。要は兄者さんが大興奮すると、お二人の手にはやや余りそうです。無理に鎮めようとしてもあまり効果は無いどころか、ともすると逆効果(もしくは飛び火)なのでは…。言うても同じパワーで延々と燃え続けられる訳では無いので、自然鎮火を待つのがベターかつセオリーかと。
弟者さん同様、人生的な歩み方は結構現実的なご様子。もしかしたら調舒星×2も日干の丁も、上手に扱っているのかもしれません。年を重ねる毎に内側と外側を理解して上手い事割り切ったり、行き来してたりするのかな。とは言え正直なところ、どうしても相応のガラスっぽさはあると思ってしまうんですよね(思春期辺りは特に)。後記でも書きましたが、対外的に見ると色んな面があるように思えるので、対人関係において誤解も生じやすいかもしれない。本質は明るいけれど、的確さ(正確さ)を持った批判的な面が表面上現れやすいので、見る人によっては一見として冷静でやや冷たく見られる可能性もあるのでは。何れにせよ、実際は裏表があるようなタイプでは無いかとは思います。若干の天邪鬼さはあれど複雑さはあまり無く、大概オープンなお人柄で、正義感も強く、嘘も苦手なのでは。また、お喋りも好きな社交家かと思います。頭が良いので、説明も上手。発言内容の的確さにおいては、なかなか右に出るものは居ないかと。
ルチンワークの日常にあっても、精神面の好不調に波がありそうです。基本的に、あまり体力的な無理が効くようにも見えないのですが、努力家かつ仕事熱心で、また、忙しい方が余計な事を考えずに済み精神的にも安定するように思え、どうにも忙しい日々を送りがちになるのではと。気付かない内に心身ともに酷使してしまい、オーバーワークに陥る事もままあるかと思われます。どうか、程よく休息を。

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