【算命学人物推考】弟者(2bro.)氏

人気ゲーム実況者の弟者(2bro.)さんの人物像について、算命学を使用して推考したいと思います。

【introduction】
※対象の方の資料(動画、SNS等)を拝見した上で、算命学を使用した逆説的人物像推考文です。
※筆者の完全なる趣味で、占い師を名乗る者ではございません
※当記事は想像の域を越えるものではございません。居酒屋で行うような血液型診断、もしくは同人誌(自費出版物)の類いとしてお読みください。
※基本的に使用は日干、十大主星の表面をなぞる程度にしたいと思います。

人気YouTubeゲーム実況者
弟者(2bro.) 氏
◆Twitter:@Otojya
◆YouTube:兄者弟者
◆Birthday:1990/9/27

辰巳天冲殺
日干:乙
中央(胸):車騎星(陽金)
東(左手):禄存星(陽土)
西(右手):禄存星(陽土)
北(頭):牽牛星(陰金)
南(腹):貫索星(陽木)

【精神面】
◆日干:乙(陰木)
日干は「乙(きのと)」タイプです。木の陽「甲(きのえ)」は樹木を意味し、木の陰である乙は草花を意味します。
愛らしく人々を癒す草花。その名の通り、乙がベースにある人は基本的に人当たりがマイルドな方が多い印象です。ただ、一見か弱いように思えますが、春夏秋冬、自然界を逞しく生き抜く強さ持っています。人で言い換えると、柔軟性、適応力に優れおおらかですが、どんな環境でも堪え忍ぶ事が出来る、凛とした強さを持ち合わせています。なので結構メンタルは強めです。踏まれたぐらいじゃ死にません。
また基本的に、乙は多年草の類なので、(自分と同種、同じ価値観の)集団に身を置く事を好みます。恐らくゲームも、好きな人たちとやる方が良いのかもしれません。興味のないものもみんなでやれば楽しい。みんなとやると楽しい。勿論一人も気楽で楽しいけれど、最終的には帰って来れるみんなとの場所が欲しい。そんな感じでしょうか。
どちらかと言うと、受け身で保守的。

【行動面】
◆中央(胸):車騎星(陽金)
胸の星は攻撃本能を有する金の陽「車騎星(しゃきせい)」です。
攻撃本能と言っても決して喧嘩っ早いと言う意味ではないく、言うなれば活発的、アクティブな方のようです。言うて車騎星は気性の激しい人が持つと、大分バッサリ&ガツガツしてたりもします。弟者さんはベースとなる日干が乙で、他の持っている星の影響もあり、あまり我の強い高圧的なタイプでも無いかなと。…とは言っても基本、やはり全方位的にあまり気の長い方でもないと思います。言うなればさっぱり&せっかちさんですかね。
車騎星の意味するものは「前進力」。またその前進力にはスピード感が伴います。特にこの車騎星を胸に持つ方は、「あれをしよう、これをしよう」と言う決断力、行動力が並外れて高い、回転力の強い人です。お休みの日すらも、兎に角動いているのが心地よく、また満足感を得やすいご様子。そのためテンションさえ付いていけば、(体力のある若い頃なんかは特に)そこそこ体調が悪くとも仕事も遊びも断らないタイプの方が多いイメージですね。1日の満足度は、こなしたタスクの量で決まります。考えるよりまず行動。行動しながら考える傾向にあります。正義感も強く、極力白黒付けたい、明朗闊達な感じ。喧嘩をしても、喉元過ぎれば比較的さっぱりと(した態度を)してるかと。
また、攻撃本能は「喧嘩っ早いと言う意味ではない」と言いましたが、とは言え、競争事、勝負事を好む傾向にはあるようです。それこそ、スポーツ選手向きの星とも言われているようで。弟者さんはジャンルを問わず多くのゲームをされる方ですが、個人的にもホラーより、オンライン対戦(のFPS)が一番楽しんでそうかなぁと思ったりします。
ちなみにこの星、その性質故に体が資本となる星なので、特に目的も無く体を持て余すと、あれこれ不必要に考え込んでしまう傾向にあります。体が動かなくなると特にメンタルも下降気味になるご様子。

物腰柔らかく、周囲の皆さんよりも年下である事が多いと言う点で優しい印象が先に立ちますが、決してなよなよした感じが無いのは、(声やイラストからイメージするものもありますが…)この車騎星が所以しているように思います。女性でも車騎星を持ってる方は快活で、やや男勝りな面がある方が多い印象です(ワンピースのナミとか持ってそう)。


◆東/西(左手/右手):禄存星(陽土)
両手に引力本能である土の陽「禄存星(ろくぞんせい)」をお持ちです。禄存星は「愛」と「奉仕」と「財」の星と言われております。周囲の人に奉仕をする事で、また愛を配る事で、財を撒く事で、最終的にそれらを自分の元に帰結させる星です。禄存星を持ってる人は、愛嬌があったり優しかったり人当たりが良かったり、そんな印象を抱くような人が多いかと。俗称として、「アイドルの星」などと言われる事もあるそうです。
ただ誤解しないで頂きたいのは、禄存星は決して物理的な見返りを求めて愛想を振りまく訳じゃないんですよね。禄存星自体に下心は無いんです。基本、結果的に「ありがとう」の感謝さえ返ってくれば満足と言うか。主観はあくまで他者への「愛」故の「奉仕」である精神的なもの。なので、禄存星持ちの方は(持っている位置にも寄りますが)エンターテイナーになる人もいれば、ボランティア活動をする人、その他、世のため人のため的な事をする人(したくなる人)が多いとか。何なら弟者さんの場合、禄存星が2つ(2倍)かつ、胸の車騎星にもお世話焼き的な面があるので、好意を向けられると、(身内には特に)もともと広めなその懐を更にかっ広げる傾向にありそうです。サービス精神旺盛。ただ、禄存星はお人好しとは少し違うので、例え自分にとって後々の利益になるであろう人であっても、好意も感謝も無い人に尽くす事はしません。その辺も含め、決して計算高くは無いのです。尚、弟者さんは両手(東西位置)に持っているので、そう言ったタイプの人達を好ましく思い、また友人関係を築く感じにもなりそうです。いわゆる類友。持ちつ持たれつ。
…余談な上、これはどちらかと言うと胸の車騎星的性分だと思うのですがちなみに、基本的に貰えるものは有難く頂くと思います。車騎星からすると「あぁ…こんな高価なもの、申し訳ない…」って悩み込む性分でも無いから「俺には高価なものだけど、金銭感覚は人それぞれだから…、うん、有難い!!!有難う!!!!」の全力有難うで好意を示しつつ、割り切っちゃったりも出来そう。とは言え(詳しくは後ほど後述しますが)頭に「牽牛星」もお持ちなので、あからさまにだったり、卑しく見える事も無いかな。この「奉仕(禄存星)」×「行動力(車騎星)」×「品位(牽牛星)」コンボ、モテる(人が多い)と思う。羨ましい…。
財についても、コツコツ貯蓄と言うよりは回転財です。投資だったり人に使ったり。弟者さんは胸に車騎星もお持ちなので、実はギャンブルとか結構好きだったりするんじゃないかな。とは言っても諸々を見る限り、(楽しくてハマっちゃう、みたいな事はあったとしても)自堕落な無茶をしたり、依存する感じはないかな。

度々ファンの方々に「末っ子」と言われたりしてますが、個人的に弟者さんを弟らしくさせてるのはこの両手の禄存星かなと思います。(何なら若干、兄者さんの方が持ってる星の方が、気質的に弟感あると思ってます。)
禄存星は、自ら甘える事も人を気持ちよくさせる方法である事を無意識に知ってるので、許されるならば寧ろ進んで甘えたり。何なら弟者さんは牽牛星と貫索星があるので、相手を見極め引き際を知る、と言う点で近場の方たちにはとっても甘え上手なのでは。意図せず自然と欲しいものがどんどん手に入りそう。
ちなみに、同じ星を2つ持つ人は、「貫索星」と、2つ持つその星の裏星の性質が出てきます。弟者さんの場合、禄存星の裏は(本来であれば持って居ない筈の)陰土の「司禄星(しろくせい)」の性質ですね。この2つの星をざっくり言うと、「真面目さ」「コツコツ堅実さ」「安定感」「恒常性」的なものが出て来ます。滲む程度に。禄存星しかり、これらの星の性質も車騎星をマイルドにしてる要因かなと思われます。
あと、両手に同じ星を持つ方は、お付き合いをしたら結婚までを考えられる質で、寧ろ条件や体裁だけの割り切った結婚と言うのは難しそうです。


◆北(頭):牽牛星(陰金)
頭の星は攻撃本能を有する金の陰「牽牛星(けんぎゅうせい)」です。陽金の車騎星は単独出陣型の武官タイプですが、牽牛星は組織の中で役割を果たそうとする文官タイプです。キーワードは、「役割」「責任」「プライド」「品位」。謂わば「誇り」の星です。
弟者さんは頭に位置するので、特に実より名を取るタイプの様子。お金やもの等の物質的なものより、地位や名誉、名声、評価、そして己の美学を優先させる生き方になるかと。また頭(北)の星はその人の死に方を表すとも言われているようで、弟者さんの場合は「見苦しく生きる位ならば美しく死ぬ」と言ったところ。実際ゲーム中、(美しくかどうかは分かりかねますが、)タダでは死なん、と言う感じに見えるように思えます。ともすれば実況者と言うかエンターテイナーの鑑ですね…。
親や上司、年上の方等に品位ある態度で接し、また地位や名声のある方々とのご縁も多そうです。目上の人もしっかり立てます。安直なイメージとして、貴族的なお行儀の良さがある、って感じでしょうか。役割を与えられると責任を持って取り組むので、特にご自身よりも目上の方々とチームを組まれるのが良いかと。

ベースが乙、両手に禄存星なので、実況をする上で自分達が楽しむ事は前提にあれど、それ「だけ」にならず、2boro.として仲間や同界隈の友人達への貢献だったり、ファンへの配慮等に、恐らくこの牽牛星が一役買っているのではと思ったりします。車騎星持ち方ってそのスピード感故に、人によっては飽き性な面が結構目立つ場合もあるのですが、(故に、中にはそう言った意味で続けるのがしんどいゲームもあるとは思いますが…)しっかりきっちり終わらせてから次のタイトルに向かう。動画を心待ちにしている人のためだったり、またゲーマーとしてのプライド的なところだったりでしょうか。恐らく腹の貫索星(と禄存星×2)の影響もあると思いますが、いずれにせよ、牽牛星も貫索星も持たない方には、これが大分苦痛で難しかったり、優先順位を下げてしまいがちだったりすると思います(近場でいうと兄者さんのご様子…)。車騎星同様、この牽牛星も男らしさに加担していると言うか、全体の良いスパイスとなっているのでは。
ちなみにこの星、実はチームGESE4でご存知のメロやんさんの胸の星。年功序列を気にする縦社会型。牽牛星を胸に持つ方は美男美女の家系を選んで産まれてくると言うので、見目の良い方が多いと言う逸話も。(いつかメロさんも見てみたいですね…。)


◆南(腹):貫索星(陽木)
腹の星は守備本能を有する木の陽「貫索星(かんさくせい)」です。貫索星の本能は「個人の平和」。個人の平和と言うのは、独立(確立)した自己の世界を守る事を意味し、主にこれらを性分とします。
誤解を恐れずに言うと、自己を守るのが性分なので、他者からの干渉や強要を嫌い、端的に「頑固」なんて言われてしまう星でもあったりします。ただ、あくまで「守り」が性分。なので決して攻撃性は無く、個人さえ尊重してもらえれば、他者に頼る事無く、苗木が大樹を成すように時間をかけ着実に独自を築き上げる能力があります。意志が強く、良くも悪くもブレない実直な性分なので、堅実な信用を得るのが上手なタイプ。専門性を身に着けた場合、「職人(肌/気質)」等と言われる感じかと。
弟者さんの場合はベースが乙、また他の星の影響もあって、頑固さで言うと「時折」見えるものだったり、付き合いを続けていくうちに「意外と」と言った印象になるかもしれません。あくまで傍からは見えづらいと言う意味で。うまい具合に粘り強さだったり、忍耐力としても機能してたりするかな。
ちなみに位置が腹(南)なので、部下や子供にはちょっと厳しいというか、頭の牽牛星とも相まって、自らを手本とするような、またそう言った威厳的なものを守らんとするような接し方になるかもしれません。(基本的に動画内で接している方々は、年上(友達と言う意味では同等)か、お仕事相手だったりするので個人的にあまり想像はできませんが…)

弟者さん、口を動かす火属の星、頭を動かす水属の星をお持ちで無いんですよね。なので、特に怒ったり喧嘩した時とかが、一番貫索星持ちっぽく見えるのではと思ったりします。車騎星からすると、よもや拳で分からせたい。だがそれは出来ない。牽牛星もある手前、あんまりみっともない姿も晒したくない。ともすれば然して言い返さず。と言うか言い返せず。クローズ。閉店ガラガラ。的な。
ただ、端から見えづらいとしても、確実に寛作星持ちだなと思います個人的に。弟者さんの他の全ての星を支える、縁の下の力持ち的役割を担っているように思われます。寧ろこの貫索星が無いと、重さみたいなものが無くなり、人物的に大分印象も変わる気がします。


【後記】
個人的に、現代男性としてめちゃくちゃカッコいい星並びだなと思います。羨ましい…。本人としては意外と懐に入れる相手を選びそうですが、とは言えお友達は大分多そう。実際にこの命式であれば好かれるか、と言うのはやっぱり星の活かし方(結果論)なので一概には言えませんが、個人的にはとても納得しました。
兎にも角にも。弟者さんの人物像を推考する上で、2bro.さんのあとのお二方もほぼ同時進行で見ていたのですが、(当たり前と言えば当たり前なのですが…)今の2bro.は弟者さんだけでは無し得なかったかもしれないなとは、改めて思いました。弟者さんのお人柄は人気者になるべくしてと言えるですが、命式を見て動画を拝見する限り、良くも悪くもあまりエッジは鋭くないと言うか(エッジの鋭さで言うとあとのお二人の方が効いてます)、もしかしたら、見る人によってはつまらないと思ってしまう可能性もあるのではと思います。
ですが、だからこそ長い年月で着実に技術と信頼を積み重ね、年齢性別を問わず愛されるに至ったお方なんだろうなと思います。そう言った弟者さんの真価が発揮されるのは、目的を持った時。守るべきもの、闘うべき相手となる目的が明確にあればこそ、耐え、守り、そして闘う事が出来るかと思います。その姿は正しく、戦場あっての兵士と言えるのでは。

以上、愛されし前衛兵 弟者さん(2bor.) の人物像推考でした!



【以下、独り言】
人生的な歩み方は結構現実的なご様子。比較的保守的で、やらねばならない時はやるけど、生活環境を思い付きでガラッと変えたり、あからさまに無謀な挑戦はしない方のように思います。自らは。地に足付いている(付けようとした生き方をする)かと。ただ、逆境時にめちゃくちゃ孤軍奮闘出来る方のようでもあるので、サバイバル力は高いと思われます。体験学習型でもあるようなので、典型的な「経験から学ぶ」お人なようです。苦労は確実に実にします。
後記でも書きましたが正直なところ、フロントマンに値する人格の良さはあれど、フロントマンとして人目を惹くような際立って目立つ要素は一見してあまり見受けられないように思えます(何なら、良くも悪くもおついちさんの方が目立つかと)。どちらかと言うと人物像的には控えめで地味な印象で、表立つには周囲からの盛り上げと、プロデュース力が必要なように思われます。あまり打算的な事も得意では無さそうですし、もしかしたら、多少のあこがれはあれど、あまり自ら目立とう目立ちたい売れようと言った野心も低いかもしれません。どちらかと言うと誰かの補佐に付いたり、己の役割を全うする、周囲のためにより良くする、と言った動機で実直に働くように思えます。そこがまた表立っても嫌味な人に見えないんだろうなぁ。堅実かつ謙虚。ただその分、傲慢になるとやや頑固さが目立ってくるかもしれません。情に熱いとか、流される質でも無さそうなので。
意外と内面的な脆さがありそうです。ベースに乙の強さがあるので、完全に折れてしまう事もまず無いかと思いますが、この事は寧ろ、その性格を理解している周囲の方の方がそう思いやすいかもしれない。なのでどちらかと言うと、「お前なら大丈夫」と相手にされない可能性がありそう。確かに、自分で大丈夫と言える内は大丈夫だけど、大丈夫じゃない時にそれを言われても大丈夫じゃないし、何ならその一言で大丈夫じゃなくなりました、今。みたいな感じになるのかもしれない。頑張れ、乙。

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