そんなこともあると思わせるということと少しの日記

  これは、私が本を読んだり映画を観たり何かしらの"娯楽"を摂取した時に感じることの中で、とりわけ凄いなあと思うこと。少し前だと小説『アルケミスト』。全くのファンタジーであっても、まあそんなこともあるよなあと思ってしまう、その物語が持つ現実にまで及ぶほどの説得力。

媒体が何であれ、人の手によって生まれたものはそういうパワーを持つと思う。理屈ではない何かに納得せざるを得ない、その面白さと奥深さ。

ところで少しズレるが、先日WOWOWにて放送された椎名林檎のライブをみて同じようなことを感じた。というかこの方の音楽を聴きながら、同じように曲を聴いて救われている女の子が多分沢山いることを思うだけでも、ふわっと温かさに包まれる。

日常の中から人を世の中を思って全部注いで作り出される作品たち、そりゃあ人の人生を救うことだってあるだろうと、当たり前とは決して思わないけどそれくらいのものだって、そう思うのです。

  9月が存在したのか分からないほどの早さで過ぎ去ってしまってびびる。なんとか滑り込みでふるさと納税を今日申し込んだ。10月もどうせ秒なんだろうな。

1ヶ月前からずっと楽しみにしていた昨日の飲み会もまた本当にあっという間で、全部こんなだったらいいのにと思った。ただ、めちゃくちゃ大好きな人に対してだけ、全然そんなことないですけどスンッとなってしまう私のどうしようもないくせが今回も発揮されてしまい、帰り道に凹んだので今日メッセージを送った。直接伝えろや!とは毎度自分に思っているので。次こそは必ず。

好きとかかわいいとか、その類の言葉を自然に、でも心を込めて、使える人を本当に尊敬する。羨ましい。そうありたい。




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