復活のコアメダル感想

画像1

と言う訳で公開当日に観てきました!仮面ライダーオーズは個人的にもかなり好きな作品だったのでかなり楽しみにして劇場入りした。ただまぁオーズがメインの映画はそんなに面白いのがそこまでな…ゲフンゲフン(※あくまで個人の感想です)

と言う訳でここからは早速ネット上でも賛否両論あるこの作品の個人的な感想を話していきます。なるべくネタバレはしませんけども、多少はネタバレに触れる部分も出るので、大丈夫な方だけお読み頂ければと思います。またあくまで私個人の感想なので、個人の好みや評価を否定するものではありません。


さて早速の感想だが、結論から言うと「尺が足りてないけど面白かった」といった感じだった。

TV本編を観ている人からすると見所はかなり多く楽しめる要素満載の作品だったと思う。特にアンクの映司に対する想いの描き方は非常に丁寧に描かれていたし、本作の目玉タジャドルコンボエタニティへの変身シーンは最終回を彷彿とさせ凄く感動的なシーンに仕上がっている。エタニティの戦闘シーンも凄くかっこよかったし、個人的には好きなコンボのプトティラが暴れてくれたのも高評価だ。800年前のオーズをはじめとする敵キャラも魅力的だったし、バース周りにも嬉しいサプライズがあったのでまだ観てない方は楽しみにして貰っていいと思う。

さて賛否分かれているであろう、ラストシーンについてだ。展開の仕方としては悪くなかったと思うのだが、個人的にとても感じたのは「オーズと言う作品でこんなオチは見たくなかった」と言うのが正直な感想だ。オーズと言う作品は作品のテーマそのものは重いのだけれど、それを魅力的なキャラクターや話の構成で決して重く暗い雰囲気だけを生まなかったのが作品としての魅力だったと思っている。大黒摩季さんの歌う主題歌も非常に明るく元気の出る楽曲になっている。その上で今作での映司の最後の結末を思うと「悪くはないけど、望んでた結末じゃない」と言う想いが強く残ってしまった。映司が命をかけて救った少女があの映司の結末を見てしまっているのも、少女の気持ちを思うとあまりにも辛い。

また個人的には折角グリードたちも再登場しているのに、ウヴァ以外大した活躍もせず退場してしまったのも少し寂しい。

と言う訳でこの作品はオーズを観てる人なら楽しめる点も沢山ある一方で、オーズを観てる人程最後のシーンの受け止め方が色々あるのだろう。もう大体理解されてるとは思うが、作品のオチとしては決して明るいものではなく、寧ろ辛いオチとなっている。現に映画が終わった後横にいた女性が心配になるレベルで泣かれてた…。

しかし、辛いだけの作品で無いことも併せて伝えたい。特にアンクの映司への想い、からのタジャドルコンボエタニティへの展開は胸熱だし、前述のプトティラ以外にもいくつかコンボが登場するのもファンとしては嬉しい。バースコンビや敵キャラクターもいい味を出している。

なので展開には賛否両論あるだろうが、個人的には決して酷い作品には思えない。最終的な作品の評価は実際に作品を鑑賞して一人一人が感じたのものが正しい評価であろう。

期間限定公開の作品なので、ぜひ劇場で観れるうちに気になる方は観てみて欲しい。作品のファン程楽しめ、辛くなるという、ある意味では正にファンの為の作品なのかもしれない。

(あ、改めて思ったんですけどやっぱりオーズの変身かっこよくていいですよね。あと三浦さん10年前と全然変わってないんだけど、あの人って本物のグリードだったりするんですかね?)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?