グローバル・クオリティ・フォーラム(GQF)を紹介します

グローバル・クオリティ・フォーラム(Global Quality Forum、GQF)は、マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(米国)、ヨーロッパ品質賞(EU)、日本経営品質賞など、組織をより良くするためにパフォーマンスエクセレンスを目指して展開されている経営革新プログラムをグローバルに研究し世の中に貢献するグループです。
「組織をより良くする」とは、企業、学校、病院、役所などの組織において顧客、学生、患者、そこに働く人々、持ち主、社会の人々など、関係する全ての人々の期待がより高く満たされることを意味します。
GQFは、これら世界各地の様々な経営革新プログラムの枠組み、モデル、評価基準、関連教材などの最新情報を収集して調査分析し、出版や広報活動を通じて経営のレベルアップを目指す組織に広く紹介するなどして活躍しています。

これまでの主な業績は、「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞審査基準書」(日本経営品質賞委員会から出版)、「欧州経営品質賞審査基準書」および「同簡易評価ツール」(GQFから出版)などです。
特に「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞審査基準書」については、1997年にビジネス編の翻訳が始まり、1999年に現在のGQFに会の名称が変更されて以来、改版毎に翻訳し、2011-12年版まで、経営品質協議会から日本経営品質賞委員会名で出版してきました。2011-12年版については、ビジネス/非営利組織編に加え、教育機関編、ヘルスケア編についても翻訳・出版を行いました。

その後、「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞審査基準書」は、2011-2012年版から10年の年月に4回の改訂を経て、大きく進化していました。名前も、「ボルドリッジ・パフォーマンスエクセレンス・フレームワーク(Baldrige Performance Excellence Framework)」に変わりました。

GQFは改めてその研究および普及の活動を開始し、最初の成果物として、「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク」の入門編である「ボリドリッジ・エクセレンス・ビルダー(Baldrige Excellence Builder)」の翻訳に取り組み、今般、その日本語版が米国政府機関NISTが管理するボルドリッジのウェブサイト(Baldrige Excellence Builder | NIST)に掲載されました。

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