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組織プロフィールはフレームワークのものを使うとよい

 ボルドリッジ(ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク)は、米国発の「証明された」経営フレームワークです。ボルドリッジはまた、米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)の「審査基準」であり、それをもとに自己診断・審査を行い、組織の改善点を見つけ、改善します。

 ボルドリッジ初心者が最初に取り組むのが、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子)の最初に登場する組織プロフィールの質問を一通り眺め、これらの質問に対する答えを経営幹部と話し合うことです。

 組織プロフィールについては、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークも、その要約版であるボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーも、その質問項目はまったく同じです。
 ページ数は、前者(フレームワーク)が4ページ、後者(ビルダー)が3ページで、違いは、「注記」がある(フレームワーク)かない(ビルダー)かです。

 注記には、組織プロフィールの質問に答えるための注意事項が示されています。
 また、フレームワークのほうは、企業/非営利組織編、教育編、ヘルスケア編に分かれており、質問事項もまた注記も、それぞれのセクターに適したものになっています。
 組織プロフィールは、企業/非営利組織編、教育編、ヘルスケア編それぞれのものを無償でダウンロードできるようになっていますので、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーに取り組む組織においても、最初から、該当するセクターの組織プロフィールを入手して、その質問に取り組むことがお薦めです。

 組織プロフィール(PDF)
 企業/非営利組織編
 教育編
 ヘルスケア編

 このnoteでは、主に、企業/非営利組織編のボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子)にある組織プロフィールについて、注記も踏まえて内容を紹介していきます。

※日本語版も準備中です。

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 筆者らが翻訳した、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国政府機関NISTのウェブサイトからダウンロードできます。
 下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。



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