見出し画像

私がジクサー250を選んだ理由

3月に納車されてから早3ヶ月が経とうとしている。
私が覚えているうちに、書き残しておこうと思う。

ついでに、写真や、読んだ漫画、ツーリングの時に聞く曲も散りばめておく。

3/10 スマホナビも付けず、納車の翌日に当てもなく走り回った日

まず、私が最初に決めた「ほしいバイク」の要件は以下だった。
・新車であること
・日本製であること
・高速道路やバイパスを通れるように126cc以上であること
・(普通免許なので400cc以下なのは当然として)250cc以下の低排気量であること
・厳つい見た目でないこと(バーハンドル)
・静音であること
・軽いこと
・足つきが良いこと
・高価でないこと、燃費が良いこと

初めて買うバイクである以上、トラブルは避けたい。であるから、新車と日本製は必須要件だった。

原付のように走れない道は嫌いだし、余計な制限がつくのも嫌い。であるから、わざわざMT普通自動車免許を持っているにもかかわらず、MT普通二輪免許を取得することを選んだのだから、小型二輪の範囲である125cc以下は選択の対象からは外していた。
(実際のところ、スーパーカブとかに憧れはあったのでかなり悩んだのだが)

一方で、大排気量を操れる自信もないし、余裕は調子に乗ってしまう可能性を感じていた。低排気量は良い練習になるとも聞いていた。
だから、126cc~250ccクラスか、少し上を狙っていた。

見た目に関しては、完全に個人の好みだ。
威圧感を与えたくないし、自分としても見た目が重荷になるのは嫌だと思っていたので、切れ目の顔ではない、1灯ヘッドライトを選ぼうと思っていた。
バーハンドルに関しては、自作のデバイスを取り付けることが確実だったのでその設置位置が欲しかったのもある。

静音性も同様。爆音を響かせるバイクは好きではない。(最近気持ちがわかるようになってきてなんともなのだが)

軽いことと足つきが良いことは、自分の運転技能を考えての選択だ。
これらが揃っているバイクは転けたときのリカバリーがしやすいと聞いたからだ。

高価でないことについては、単純に自分の財力との相談の結果だ。色々あって、貯蓄がほとんどない状態なので、それでも余力が残る範囲を考えて、だ。

4/5 初めての道の駅。長距離ツーリングの入門

さて、そうした要件を元に最初に候補に上がったバイクは以下だった。

※YZF-R15

まあ明らかに要件から外れてるものも多いのだが、当時のメモから引っ張り出してきたものだ。
相当迷っていたので、要件から外れてるものも含めて検討には上げていた。

候補の数からわかるように、実は最初はホンダ車にしようとしていた。
ちなみに最終候補はCRF250Lだった。(sではない方)
軽さ、燃費、見た目が個人的に好みだったからだ。

さてはて買いたいバイクが決まればあとは買うだけ、と思ったわけだが、購入を断念した。

理由は、バイクショップだ。
近隣のホンダ系を公式に取り扱うショップの評判が、尽く悪かったこと。

初めて購入するバイクである以上、購入からメンテナンスまでバイクショップにお世話になることもかなり多いだろうと思っていたため、評判が悪い・とっつきにくいショップでは買う以前の問題だった。

4/14 早朝からの長距離ツーリング。道の駅3駅巡り

実のところバイク本体よりもショップ選びのほうが個人的に重大な問題であった。なんせ相手は人間であり、私は人間嫌いであるからだ。

さて、ここで振り出しに戻った。
バイク選びより先に、信頼できそうなショップを選定することにした。

Google Mapや各社の公式取扱店の一覧から、近隣のショップをリストアップ。評判、公認工場かどうか、公式サイトの作りなど、様々な要素を確認。

最終的にスズキ取り扱いのバイクショップで、指定工場のところを発見。

Vストローム250はまだ未登場だったので、前述の条件を満たすスズキの新車ネイキッド250ccクラスバイクとなると、ジクサー150/250のみとなった。

そして150 vs 250となったとき、高速道路に乗ることはほぼ確定であることと、体重を踏まえると、250ccが良いだろうとなった。

5/26 秋月にて

結論どうだったかというと、1000kmの慣らしを終えて、特に目立った不満はない。自分の能力に見合ったものと言えそうである。

音は静音で、単気筒のためトルクが有り、最初の頃のクラッチミスを除けばエンストもほとんど起こさない。ギアの速度範囲も広い。
一方で、高速道路などではエンジンをぶん回せることも気に入っている。

積載能力にだけ不満があるため、Vストローム250には少々心が惹かれるし、高速を走っていると250ccの力不足を感じる場面もなきにしもあらずであはるが…