龍が如く7プレイ感想(途中からネタバレ有)


「龍が如く7 光と闇の行方」のメインシナリオをクリアしたので感想を書いていきます。
途中からは最終章含むネタバレがありますのでご注意ください。

Switchと3DSと化石パソコンという環境上の問題で龍が如くシリーズは自分でプレイしたことがなく、プレイ動画等を見る程度の触れ方だったのですが、この度Xbox Gaming Pass Ultimateによりクラウドプレイができることを知りタブレットで遊ぶことに成功 
こちら電波状況にかなり左右されるサービスですが、低スペックのタブレットやスマホでも結構な画質で遊べるのは嬉しいですね。しかも龍が如くシリーズはタッチ操作にも対応してるので操作に慣れさえすればコントローラーを持ってなくても大丈夫という……いいんですか……?そんな優しい環境を作ってくださって……

ちなみにXbox Gaming Pass Ultimateはいわゆるゲームのサブスクなんですが、月額1100円という破格すぎるプランでやりきれない数のゲームが遊べるのでとても良いです。前述の通りクラウドプレイはかなり電波状況次第だったり、純正コントローラー必須の場合もあったり、期間限定配信のタイトルもあったりとお目当のゲームが決まってる時は事前に確認必須ですが 配信タイトルもどんどん追加されてるので、私みたいにXboxとかSteamとかのタイトルやりたいけど環境が無いって方には超オススメです


以下 ネタバレ無し感想


まずグラフィック

世界観?マップ?ステージ?だけでもうとんでもないクオリティでは……?いや龍が如くシリーズのグラフィックが実際の新宿などを走り回ってる気分になれるかなりのレベルってことは知ってたんですけど、自分で動かしてみると段違いの興奮が味わえますね……。
繁華街に並ぶ店の看板から路地裏の薄汚さ、通行人のモデルの動き、綺麗な街並みも不潔感が物凄い場所まで何もかもが細かすぎる 走り回ってるだけで楽しい 視点切り替えでいろんな方向向けるし、オープンワールドゲームというにはおそらく狭めのマップにはなるのでしょうが、没入感がすごくて街並みを見るだけでも時間が過ぎていきます。ストーリーが気になるので観光は結局クリア後になりますが。

こういうグラフィックの作り込まれたゲームだと、ファンタジーな世界観だったり海外の舞台設定だったりが多いと思うので、ほぼ現実の横浜・新宿・大阪のグラフィックってのもこう……楽しいですね……操作不要のドラマパートとかもそうなんですが、もう実写映画では……?という気分


ストーリー

もう圧巻 先が気になって仕方ないしサブストーリーとか寄り道もしたいけどノンストップでメインシナリオ進めてしまった……なんかもうずっとボロ泣きしてたし何なら冒頭のキャバクラでの若とか一番が出頭する時の親っさんへの言葉とかで限界までいったし……
疾走感があってそれでいて重厚、濃密で情報量パンクしそうなくらい満足感があった 

方向性としてはかなり重い話だし、起きてることも犠牲も多すぎるし、それぞれが抱いてる想いとか感情とか、かなりキツいし胸締め付けられることだらけなんですけど、主人公の春日一番の力で挫けず進めることができるというか もちろん一番も相当辛い境遇っぱなしなんだけど、それでも仲間を信じて上を目指し続けてくれる強さがあってですね……あのあまりにも残酷な物語がどこか希望を持てるような優しさや温かさもあるように思えるの、重く激しいストーリーとそれに前向きに立ち向かう強いキャラクターたちの対比がとても良い 良いとしか言えない……

システム面の話をするとどうしても寄り道は必須だし、メインシナリオを進めたくともサブストーリーとかミニゲームとかレベリングとかしなきゃいけない場面もあるのでもどかしく思うところが全くなかったと言うと嘘になりますが ストーリーがあまりにも良いので余計に でもそういう寄り道要素はそれはそれで違う楽しさがあって、思わず笑っちゃうようなやりとりも沢山あるし……メインシナリオ早く見たいし寄り道の方もあれもこれも見たいな〜!!になってしまう 自分が足りないことを痛感したゲーム

メインもサブもテキスト・ボイスのボリュームが半端ないしそれぞれのクオリティも本当に凄まじい。何ならメインシナリオだけ独立させて映画みたいな感じで見返したい……でもあのきつさを寄り道の中和剤無しでぶっ続けで享受できるかと言われると自信無いな……それくらい凄まじかった


キャラクター

いやまぁストーリーが最高ってことはその中で動くキャラクターはもちろん最高なんですけども
それにしたってあまりにもみんな魅力的すぎる!!主人公も仲間も敵に回る人達も皆それぞれ胸に抱えてるものの描写が丁寧だったりそれぞれの魅力や人間性や欠点や悩みとか通ってきたものとか、本当にみんな違う魅力がある……石尾田のことは最後まで解釈することができなかったけども……

何と言っても主人公・春日一番の人間性が本当に最高すぎる。情に厚く仲間想いで元気いっぱい、感情表現が豊かで強くて優しくてでも真っ直ぐすぎて騙されやすくて、だけど人を愛することと愛されることが何より秀でてる太陽みたいな男。まさしくTHE・光の主人公と言うべきキャラクターで……どん底に突き落とされても空の明るさに目を輝かせることのできる彼が主人公でプレイアブルキャラだからこそ、いくつもの苦難が重なる物語も希望を目指す冒険譚のようにも捉えることができるように思えます
個人的に春日一番の魅力として、まぁ天性の人気者的なところもあるしマジでそういう性格な面も大きいんだろうけど、でも「勇者らしく」あろうと意識的に主人公の振る舞いをしてるっていう、そういう努力を惜しまないところがあるんですが ドラクエ大好きで勇者に憧れている春日一番は、自分の行動指針としても勇者らしい行いを意識してるんですね ただ天然の主人公なだけでなく、主人公らしくあろうとする彼だからこそ、あの魅力があるんじゃないかなと

彼を取り巻く仲間たちもみんな個性的だけど本当……みんな優しすぎて……最高のパーティなんだけど……
パーティ加入キャラもバトルには加わらない異人町の仲間も、みんなかなり壮絶な人生送ってきてるし今の環境も結構なものだったりするんだけど、彼ら全員……いつでも自分よりも自分の大切な誰か他の存在を優先してるんですね……絆ドラマある意味本編よりきついところあったが……?なんかもうこのメンツが出会えて良かったな……としか言えなくなっちゃうしこのメンバーずっと笑っててくれ……彼らが笑い合える世界であってくれ異人町……とそれだけですもう……全員愛おしいよ……

メインシナリオは当たり前ではあるけど主人公の事情が主体ですが、それぞれの今までや現状を深掘りしてくれる絆ドラマ(真面目な話)もあるし、あまりにもしょうもない上に本編や絆ドラマとの温度差で頭が狂う雑談システムが用意されているので、それぞれの性格や関係性がとても鮮やかに描かれているのがとても良かったです。街歩いてる時もしょうもない、本当にしょうもない会話をしてて、あ〜仲間なんだな……一緒にいるんだな……という実感も持たせてくれる素敵システム このメンバーずっとこのくだらない会話してへらへら笑っててくれ……いやそれはどうかと思うけども……



バトルシステムなど

コマンド入力のターンバトルなので、反射神経とか瞬発力がいらないのは個人的にありがたかったです。歴代の格ゲーアクションを自分でやったことはないのですが、あれを不安定な電波状況と私の腕でやれるかというと無理かな……
強いボスキャラもいるし属性有利不利とか素早さ概念もあるので脳死でどうにかなる難易度ではないけど、レベル差つけて装備整えてMP回復薬大量に持ち込めばゲームオーバーにはならないかな くらいの感覚でした。最初さえ頑張れば会社経営で金策も余裕で解決するし ナンシーちゃん強いし……

あまりにも敵が強くてシナリオ進められない……みたいに詰まるほどではなくそれなりに手応えがある感じ ポケモンやカービィのクリア前ぬるま湯難易度に慣れきった身にはちょっとキツかったけども、進められなくてうんざりするとかはありませんでした。

バトル中の技とかデリバリーヘルスもいちいちネタまみれでてんこ盛りでしたね……終盤のめちゃくちゃシリアスな局面のボスバトルで撃たれるサテライトレーザーの極み、いろいろと台無しでしたが いや私が使わなきゃいい話なんですけど人工衛星を、サテライトレーザー撃つ→ナンバに息吐いてもらいつつスタミナン投げてもらう→趙がちまちま攻撃したり回復したりしてくれる→サッちゃんに回復してもらう のループ作業の味を知ってしまうと……反省ですね……


以下ネタバレ有り 

メインシナリオラストまで
一部サブストーリー・宴会トーク・パーティーチャットの内容含みます






親は子供のためならどんなことだってできてしまうもの、繰り返し出てきたこの言葉が指していたのは親っさんではなく実は沢城のカシラだったの本当に……本当に……
この作品で最も"親"であったのはカシラだと思っていて、それは人としてとか法律的にとか倫理的にとかで良い悪いの話ではなく、ただいろんな人が言葉を変えて言っていたあの「親は子供のためなら〜」の言葉に則して考えると、どうしたって父親であってしまったのはカシラなんじゃないかな……
荒川真澄が一番を血の繋がった本当の息子ってわかってたのかってのは、個人的には「そうじゃないか?って可能性を考えてはいたものの最期まで確信は無かった」くらいのものだと思っていて もちろんそんな考えを抱くことで親っさんとしては若に対して申し訳なさのようなものを感じるだろうし それを踏まえると親っさんにとっての息子は最期まで若ではあったわけで、結局その息子を信じることも息子のために全て投げ打つこともできなくて、かといって一番のためにそうしたかっていうと信じてはいたんだろうけどもそれは親子の繋がりというよりも極道のそれで、親っさんは父親ではなく極道として最期まで生きてたように思えて 一方で沢城の行動の中心は血の繋がった実の息子の若への愛情と罪悪感と、その若を育てた荒川真澄への忠誠と罪悪感とで、ずっとその間で揺れながらも、それでも真斗のために荒川真澄さえも裏切るようなことをして、そもそもそれまで半端に生きてきた沢城があれだけ強くなって組の中で地位も上げて知恵も働かせてっていうの、一度は捨てたはずの我が子のためにそこまでしたのは確かだし……って考えると……おそらく相性も合わなくて人として嫌いな上に荒川真澄と血の繋がった存在として若の脅威となり得る一番に最終的には頼るようなことをしたのも、我が子を止めてほしいという理由から来ていて……
最後牢屋の中の沢城は荒川真斗が死んだことを知ったのだろうか 流石に報されるだろうなとは思うが……知ったにしても知らないままにしても悲しいよな……

一番が若に「あんたは俺の欲しいもの全部持ってた」って言ったの、まぁそりゃそうなんだけど、それはそうなんだけど……という気持ち 若からしてみれば特に今の一番を前にしたらそれは自分の方こそそうなのでは?健康な体と人気、肩書きではなく自分という存在を認めてできた仲間 それを全部持ってる一番がそんなこと言い出すの、複雑なんてものじゃないでしょ もちろん一番は一番で若がほしいもの全部持ってるってのはそりゃそうなんだよな……っていうか若が顔と名前と人生まで塗り替えて手に入れた表の力や支持ですら一番は会社経営で手に入れてるからね……残酷なミニゲームをやらせるな……
境遇として若が恵まれていたのかってのは低体温症の後遺症を抜きにしてもきっとそんなことなくて、親っさんとか沢城は若の後遺症に対してずっと罪悪感もあっただろうからこう……本当はありがたくない甘やかし方をしてたんじゃないかなと思うし……他の組員は尚更下手なこと言えないし……車椅子+極道の組長の子として学校とかでどんな存在だったのかはあまり良い想像できないし……きっと彼も子供の頃から欲しいものなんて何一つ手に入らなかったんじゃないかなとは思う……対して一番は桃源郷の店長とかスタッフとか神室町の住民に可愛がられながら育って、荒れた時期があっても親っさんに出会えて、ドラクエという人生の規範に関わる出会いもあり……ただこうした要素を"恵まれた"ものだと解釈できるのは、与えられる愛情をしっかり受け止めて感謝と自分もその相手をしっかり見て愛する努力を怠らない一番だからこそではあるんだよな とはいえ桃源郷の店長というあまりにも出来た人間が育て親なのは大きいなとも思うし……個人的な感想だけど沢城も親っさんも超えて桃源郷の店長、すごくないか?
最後に一番が若の言ってほしいことと言われたくないことを見事に交互に繰り出していくの、お前……もうやめろ……!の気持ちになってしまった 一番は若のことを替えの効かない存在だって思ってるのはそれは当たり前だし若という人間を見ているのはそりゃプレイヤーはわかるけど、それは若が今までずっと欲しかった言葉で、なのにその直後にそれが親っさんとの約束だからみたいなこと言われたら取り乱しもするよな……とはいえ、初めは親っさんや沢城のカシラの言いつけで若のお付きをしてたのは本当だろうし組長の息子と下っ端という関係で、同い年だとか一番は割と誰に対してもああいう感じってのを抜きにしても一番が若と友達になりたいって思ってたり、若も正直一番なんて気にするような存在じゃないただの有象無象の手下のひとりのはずなのに何らかの感情を抱いてるの、あの時隣同士のコインロッカーで運命が交差した者同士だったのかもしれないなと思うと感慨深いな

コインロッカー 生きてほしいからコインロッカーに入れられた赤ん坊と生きてほしくないからコインロッカーに入れられた赤ん坊って対比がすごいし 時が経って殺してしまいたいという思いと死んでほしくないという思いを抱き合う者同士になったのもすごいし 最後同じコインロッカーの前で結局彼らの生まれたあの夜と同じ結果の命になったの、すごいな……
親っさんがロッカーこじ開けた時点で若死にかけてたっぽいし、あの泣き声って一番が発したものだったりする?だとすると赤ん坊の時に若の命を一番が救ったことになるな……でもこれだと親っさんの耳がダメすぎるな……まぁ近くのコインロッカーに赤ちゃん2人いるなんて思わないから仕方ないけども……

も〜〜〜仲間たちがみんな良すぎてもうこれに関しては良すぎとしか言えん 春日一番という男はどうやっても好きになっちゃう人間だけどこの仲間たちだってどうやっても好きになっちゃうよ……!?
自分の目的と一番の目的が関係あるって利害関係とかから近づいた縁が、絆ドラマとか含めて少しずつ本当の仲間同士になってくの、ストレートに良かった 利害関係の結びつきなのに誰にも言ってこなかったことを一番に言うんだ……天性の人たらしみたいなのはそりゃああるだろうけど、でも少しずつ一番とだけじゃなくて仲間同士も仲良くしてるのがね 素敵だね……
前述の通り一番もそうなんだけどこの仲間たちってずっと誰かのために真実を追い求めたり危険な目に遭ったりしてるわけで、そりゃあ自分の気持ちがすっきりしないってのもあるだろうけど、行動の指針になるものが自分にとっての大切な存在、誰かなんですよね……かと言って滅茶苦茶な自己犠牲をはらったりするような献身さでもないから真っ直ぐに好きにさせられてしまうし……あと、与えられた優しさや愛情を変に拒まず受け取るってのもこの仲間たち ちょっとそれが揺らいだナンバやサッちゃんも一番と関わる中でそうするようになって、それをお互いにできる、いい関係だなぁ……と 良いしか言えないなもう
もっともあの仲間たちのことだから、本編に直接関わるようなことはさておき絆ドラマで描かれてるようなしがらみは別に一番がいなくても自分で解決してたのでは?とも思えるんだけど それでも、各々がこれから前を見据えて生きていけるような落ち着き方を見せたのは間違いなく一番がいたからだと思うし、同じく本編の一番がああ在れたこともあの仲間たちと出会ったからだとも思うんですよね 彼らが出会えて本当に良かった みんなが一番がいてくれて良かったって言ったり一番のおかげって言ったりそういうことをね 言葉にして伝えてくれるのがね……良いよね……

一番をはじめお互いにありがとうってみんな素直に言い合うのが本当に気持ちいいね〜照れてるシーンも多いけどちゃんと言葉にして伝え合ってるの、そういう人たちだから惹かれ合うんだろうし沢山の人が集まってくるんだろうなと思う

ハン・ジュンギもソンヒも趙もみんな自分の同胞に対しての懐が深すぎるし、ジュンギに関しては「本物のハン・ジュンギ」というリーダーとしてそれをやってるわけで……ジュンギも趙もなりたくてなったわけじゃないんだろうけど本当にリーダーの器が大きすぎる これはサッちゃんや浜子さんもなんだけど、自分についてくる存在やそのコミュニティを守る強さが眩しいよ 本当……
ソンヒの絆ドラマも見たいな……いくら多く見積もったって40前後だろうけどボスとしては趙みたいな世襲でない限り十分若いし どういう経緯でコミジュルのボスになったのか知りたいよ……でもソンヒの面白トークも見たいので一緒に街を歩いたりご飯食べに行ったりもしたいです

ミツ 親っさんからどの段階でどこまで詳しく話を聞けてたのかわからないから何とも言えないけど、18年も兄貴のこと待ち続けてたのしかもこっちに関してはマジの他人なわけだしミツ……前日までニコニコ笑って一緒に過ごしてた存在が年明けたら急にいなくなったんだよな 再会してすぐに、というか再会する前から趙のこと助けたり一番にだけ顔見せたりしてるの、一番が18年前と変わってないって信じてないとできないじゃん……?18年前からの仲間だよミツは……

桐生さんと戦った後に自分が勇者になってドラゴンと戦う(しかも勝つ)夢見てる一番、本当おめでたくて愛おしくなっちゃうな……仲間みんな起きてるしね……2人のスーツとシャツの色が対比になってるのマジでカッコいい
桐生さんたちみたいな歴代のキャラクターはあきらかに手加減というか様子見?くらいの力しか出してないっぽいのも良かった 対して一番たちは複数人でかかって全力でやってようやく「なかなかやるじゃん」くらいのものってことでそこら辺もバランスいいし でもこの説で考えるとあの人たちが重機や虎よりもはるかに強いことが確約されてしまいますね

えりちゃんと一番がなんか似ててかわいくない!?かわいい かわいい……と思いながら会社経営をしていた コケコッ子 無限に500万を稼ぐ女 人が良すぎるあまり騙されやすくもあるけど実際芯が強くてはちゃめちゃに仕事もできて、いろんなことに真っ直ぐすごい!!って喜べるの……ってかえりちゃんのラッキーパンチ、一番の真似して繰り出してるのあまりにかわいいね……えりちゃんもまたどん底から上に昇り続ける物語だったのも良い 高いマンション契約してばあちゃんとウッキウキになってるシーンもう一回見せてくれ
画鋲投げがあまりにも強力で便利なので、真島冴島戦まではずっとえりちゃんを事務員にしてパーティに入れてたんだけど、本編のドラマパートだといないから無料で来てくれる上にずっと戦ってくれる上に強すぎるデリパリーヘルプと化していて面白かったな……画鋲ばら撒いてチンピラやヤクザを殲滅していく事務員、もうそういう都市伝説とか怪異の類として異人町の小学生に噂されてるでしょ 戦いになるとスッと現れて終わると一番ホールディングスの仕事に戻っていくえりちゃん、趙とかからしたら何この人……?にならない?サバイバーで仕事してるえりちゃんにも話しかけたい 邪魔をするな

ハン・ジュンギが今の顔=ボスの顔とかセンスをベタ褒めしながらも元の自分の顔にも普通に自信あるの、良いですね

最後に若を久米が殺したの、いや流石にそこまでするか?盲目的な信者で危ういタイプの人間だったとはいえめちゃくちゃビビリで根っからの正義漢って感じでもないのに法まで犯すか?っていうかよく場所わかったな と思ったけどあれはミラーフェイスって考察見てなるほどね……だとしたら久米、本当にかわいそうすぎないか?足立さんやナンバがある意味ではあいつも被害者、みたいに言ってたけどあそこまでされたらマジの被害者じゃん……

一番ナンバ足立サッちゃんの赤緑青白の並び揃うと4色が落ち着いて綺麗だよなぁ 他3人のカラーが黒なのもさらに並んだ時にバラバラしないでまとまって見えてチーム感ある

サッちゃん、たくさん笑うし怒る時ははっきり言葉にして怒るし辛い時や悲しい時は泣くし自分に自信持ってるし何もかもカッコ良すぎる 本当に強い人間だ……でもなまじ強いだけ自分のことは自分でどうにかできちゃう分近くに人のことに目を向けすぎちゃうお節介さが長所であり短所でもあるのかもしれない 本人も自分で気付いてるんだろうけど それでお節介な自分のことはあまり好きじゃなさそうだし、でも離れることもできなくて結果なんか……こう……一番お互いに微妙な距離になってる感もあり……何かのタイミングでお父さんと菜乃葉さんと向き合えるといいなとしか言えん

あのタイミングだとまだ嘘だってわかってないはずだけど、パーティーのサプライズにわくわくしまくってるナンバ……もはやなんか不安にすらなってくるもんな……

ナンバとサッちゃんが姉弟のようなんだよな……年齢的には逆なんだけど……菜乃葉の境遇とナンバが重なるところあるからかもしれない

星野会長が死んだの悲しすぎるしそんな……そんな……と今も立ち直れてない星野会長に関しては 沢城のことは憎めないが星野会長を殺したのは本当に許せん しかもあんな理由でよ……北京ダックに関わった人間死んでばかり

天堂はマジで良い悪党だった 悪としての魅力が止まることを知らない、ストレートに強くて頭も良くて冷酷でって悪として欠点無いじゃん 竜を背負った存在なのはドラクエのラスボスがドラゴンなのに被せてるのかな?解散の時に味方についたフリをした時も親っさんを呆気なく殺した時もミレニアムタワーで立ち塞がった時も一貫して強いもんな 素晴らしい悪役だった 
おかげで石尾田がこう……重機を乗り回す愉快な狂人と化していたが……何もかもが中途半端に失敗したようにストーリーは見えるし最後はなんかキレてたしミラーフェイスは一番たちに助けてもらったのになんかほっとかれてるし……でもこれは巨大重機と共に登場したシーンなんてどうやったって超えられるわけないのにあの登場をかました本人のせいでしょう 印象の8割が巨大重機 実は切れ者みたいなこと言われてたけどそれを遥かに上回る知恵の持ち主の天童のせいでもう重機なんだよイメージが

ナンシーちゃん、権田原組長、マゾおじさんの3強が必須カードになってるボスバトル嫌すぎる

シーザーサラダ食べながら「このカリカリ(クルトン)がいっぱい入ってると得した気分になるよな!このカリカリだけ食いたいぜ」とか言ってるの好きすぎる

一番の背中見てずっと「刺青にするなんてよっぽどフグが好きなのね……」と思ってたサッちゃん、あまりにも面白すぎるでしょどうしちゃったんだ

足立さんが腕っぷしめちゃくちゃ強いの良い 素手だと一番と互角かもしかして一番より力自体は強かったりする?シンプルにパワーキャラでカッコいいよな……ずっと免許センターにいたのにあれだけ強いのずっと鍛えてたのかな、いつか来たるこのチャンスに賭けてって思うとね

趙は間違いなく立派なリーダーだし器もそれに足りる大きさではあるけど、明らかに裏切られたってわかりきってるし今後ほっといちゃいけないような相手でも、信じた相手を切り捨てられないあたりはリーダーに向いてない甘さなのかもしれないし、本人が本当はリーダーなんてやりたくないって思うのもそうなんだろうな でもそういうところが人間臭くていいって言う一番は最高にそういうとこだし趙も良かったね……

レベルアップした時の仲間たちどいつもこいつも最高に調子に乗ってて大好き あとえりちゃんが戦闘中に「勝てますかね〜」ってほのぼのボイスで言ってるのあれ自分が勝てるかな?って不安に思ってる寄りだとは思うけど底の知れない強キャラ感があって好きですね

サッちゃんの世話焼きすぎちゃう構いすぎちゃうってこととか、ジュンギが本来の自分ではなくハン・ジュンギとして生きていくこととか、趙が馬淵を助けようとすることとか おそらく本人も自分の欠点だと思ってたり不安に思ってたり迷ってたりすることを、俺はそういうところがいいと思うって背中を押してくれる一番、しっかり勇者なんだよな 最後は異人町を救った勇者になったけど、個人それぞれにとっての小さな世界を救った勇者でもあるんだよ一番……若はどうだったんだろう あまりにも眩しいと目が眩んでしまうし太陽は近づきすぎると燃えてしまうから、若にとってはそういう存在となってしまったのかもしれない 昔も今も 若は一番に救われたというより、勇者の眩しさに最後まで眩しいなって苦しさすらあったかもしれない でもあのコインロッカーの前で、一瞬だけでもその光が自分を焦がすものではないって思えてたら良いのかもな……



思いつくままに書いてしまったけどとりあえずそんな感じ!!ちまちま追記するかもしれないししないかもしれない とりあえず宴会トークとパーティチャットを回収するぞ

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