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車のフロントドアのリペア
今回はフロントドア後方の下側ですね。
約、縦14センチ横10センチの複雑な凹みと
エッジの近くにある縦に長い凸。
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プーリング(グルーでの引き出し)でリペアをしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697364283593-inwHWmcHa3.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697364293789-FGvK55wI71.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697622536253-OENQAWbCOo.jpg?width=1200)
KECOのタブで引き出します。
広い範囲の粗だしにグルーは良いですね。
タブもいろいろな種類がありますので
凹みの形状に合ったタブを選び、一気に凹みを小さくできます。
ですが下側の凹みは芯が強く、何度か試みるも引き出しきれません。
プーリングで完結しようと思っていましたが諦めて
ツール(鉄の棒)での押し出しに切り替えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697622584014-k0ShM23gCa.jpg?width=1200)
上から
今は無きDent Gear Tools のフックツール(タイガースカラー)。
Fast PDR Tools のブレンディングハンマー。
Shane Jacks PDR のブレンディングハンマーにVIP のレザーチップ。
dentcraft tools のポンチ。
TEQUILA PDR のポンチ。
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ドアの内側の穴からアクセスです。
![](https://assets.st-note.com/img/1697364412096-F5w15CIAcP.jpg?width=1200)
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プーリングのみでの完成とはなりませんでしたが
広い範囲の凹みは、大きなタブを使い粗だしすることで
凹みを小さくでき、あとが楽です。
もしも今回の凹みにプーリングが使えなくて
ツール(鉄の棒)だけでのリペアだったとすると
ちょっとやりづらかったと思います。
プーリングのアシストもあり、大まかに凹みは出しましたので
あとは芯が強い部分と、そのほかの細かい部分を
フックツールで押し出して仕上げるだけでした。
今回はフックツールをそのまま使いましたが
押し出す先端を、少し広めにソフトにあてる方法もあります。
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仕上げや細かく押し出したい時は、このままで使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1698317956971-3taUW0GVwG.jpg?width=1200)
もう少しソフトに押し出したい時は、テープなどを巻きます。
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さらにもっとソフトに押し出したい時は、プラスチックのキャップを被せます。
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このフックツールは先の曲がりが違う3タイプありましたので揃えていました。
ちょっとした曲がりの違いかなと思いますが
実際それぞれのツールを凹みにアクセスさせたら
真ん中のツールがドンピシャでした。
上と下のツールは今までに使ったことはありましたが
今回使用したツールは初めて使った気がするので
やっと活躍できて良かったなと(笑)
今回のような大きめな凹みになってくると
ツールのみで押し出すには効率が悪いです。
まずはプーリングで大きなダブなどを使い
凹みをある程度、小さく浅くしておけば
その後のツールでの押しも楽になってきます。
ただし、プーリングを使う際には
塗装面の状態をしっかりと見極める必要があります。
劣化していたり、鈑金塗装をしていたりしますと
塗膜が剥がれる可能性がありますので
そこは気をつけなければいけません。
以上、ありがとうございました。
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