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02.人間万事塞翁が馬

これは私の好きな諺トップ3にランクインします。

今日は電車で1時間、バスで10分かけて営業先へ。
オンライン営業が当たり前になったこのご時世で、しかもアプリ会社の社長が何をしてるんだ、とお思いの方もいるかもしれませんね。

私もそう思います。笑

その甲斐あってか、商談は良い感じで進み、ありがたいことに契約に至りそうです。

そして帰り道。

予定ではあと5分程でバスがくるはず。
乗換案内を事前にチェックしている私に抜かりはない。

ふと停留所の看板に目をやると、
『しばらく土曜日ダイヤで運行するよ💩』

抜かった。

次くるバスは1時間後。
おいおい乗換案内さんよ、と見直すと、ちゃんと注意書きがされていた。

抜かった。
ぬかぬかに抜かった。

💩は私の方だった。

仕方ない、天気も良いし駅まで歩くか。

久しぶりの30分革靴歩行は、思いの外足裏と膝をいためつける。

タクシーを捕まえようか。
いや、ここまで歩いたのにそれはなんかくやしい。

しっかりサンクコストに引き摺られる💩。

しかし紙は、もとい神は見放してはいなかった。

なんと途中ふらりと寄ったコンビニ、探し求めていた山崎のミニボトルが!!
しかも3本もある!!!

勤務中にウイスキーを買い漁るスーツ着たオッサンの姿を、あのわんぱくそうな少年と、パジャマのような格好をしたお婆さんはどのような気持ちで眺めていたのだろうか。

関係あるか、こっちは💩じゃ。
怖いものなんてあるか。

もはや思考が💩。

ともあれ、思わぬ僥倖にテンションがハイ。

ここでタイトルの諺が頭をよぎる。

俺はきっとこの後暴漢に理不尽な因縁をつけられ、殴りかかられ、咄嗟にバッグで身を守るも、バッグに入れた山崎が粉々に砕け、途方に暮れるに違いない。
(早くオフィスに帰れ。仕事に戻れ。)

日頃の行いに自信のない私は、不審者よろしく、なるべく人とぶつからないように慎重に慎重にオフィスに戻ったとさ。

今のところ、悪いことは起こっていないので、きっと今日飲みすぎて明日寝坊するってオチかな。

あー、楽しみだ♪

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