「グリーン・インフェルノ」から無理やり学ぶ多様性受容。
先日見た映画、「グリーン・インフェルノ」(2013)がどぎつくグロテクスな映画でした・・
ストーリーとしては・・少数民族の住処を守るために、深林を伐採して開発を進める業者を止めるための運動をしていた学生団体が少数民族に捕まってしまい、しかもそれが食人族だった!」みたいな感じ。
「うわ・・」「まじか・・」「きつ・・」の連続。
最初に感じたのは「情報の真偽は実際に見て判断しないといけないよ」的なメッセージだったのですが、面白いレビューがあったので読んでみると・・
食人族は別に、「よそ者=食べ物」でも、人間を喜んで食べているわけでもない。病気にかかって治らないと思い、弔いの意味で食べた。死体を貼り付けているのも死者を弔うため。実際は主人公たちを仲間として受け入れようとしていた。 それを主人公は気づいて、ラストの聞き取りの場面で食人族を擁護する発言をしたのだ。
つまり、人間を食べちゃうおぞましい部族として見えてしまうかもしれませんが、フラットな目線で彼らを観察して文化の多様性を受け入れると、仲良くなれたかもしれないのにね・・残念!みたいな感じ。
なかなかぶっ飛んでます。
この考察については「確かに」と思うことも多いけど、説明がつかない部分もあるのでなんとも言えませんが・・
まあ何が言いたいかというと・・
知的障害のある方を見た時に、知らない人からすると「何アレ?奇声発して怖い」とか「なんかブツブツ言っててキモい」とか感じてしまうかもしれません。
でも理解のある人からは、「何か伝えたいことがあるんだな、なんだろう?」となるわけです。
自分と違うことが「変」とか「悪」ではないということなのです。
我ながら強引に持っていったとは思いますが、そういった目線でこの映画をみると、少しだけ楽にみることが出来ますよ〜なんつって。
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