見出し画像

量は質を必ずしも兼ねない

質より量、量は質を兼ねる
なんてことばがあるが、それは半分正解で半分嘘だ。ただただ量を積み重ねていても、粗大ゴミになるだけ。粗大ゴミは出すのがめんどくさい上に、そのくせ足場もとる。増えれば増えるだけ身動きが取れなくなるものだ。片付けるにはそのための精神的労力と片付けるための体力がいる。

かといって最初から質を見極められるほど人間は頭は良くない。質を見極めるためにも量が必要なのだ。その量はある一定の質が兼ね備えられている必要性がある。

例えば、早く走りたい時。ただ毎日走っていても体力はつくかもしれないが、早い段階で頭打ちになるだろう。もっと早く走ろうと思えば、筋肉の付け方やフォームの確認、コーチをつけるなんてことが挙げられる。闇雲にただがむしゃらに筋肉をつけるより、適切な筋肉を適切なタイミングで使えるようになることで早く走れるようになる。そのためには意識することが大事だ。

他にも、写真が上手くなりたいんだったら、構図を使ったり、画角を考えたりすることで上手くなる。コツは一気に全てやらないこと。一度に全部をやろうとすると全て崩れる。質は少しでいい。少しの質を大量にこなすことで成長のスピードは格段に早くなる。

何事も積み重ね。一気にやろうとすると足がもつれてこける。まずは歩くことから。ちょっとずつでいい。そのうち走れるようになってるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?