【統合失調症レポート】自身の病気について②

自殺したい時期があった

家族間のもめごとを書くのもどうか
とも思うが
今回
振り返ってもいい時期かなと思い記してみる

病気になった当初
進路のことで親とうまくいかなくなった

教育学部だったのだが
モノを書くことを仕事にしたい

思うようになり
大学を中退したくなった

僕が
大学を辞めたい
と言ったら
母は
大学辞めたら私は死ぬ
と言った

精神科医は
それはお母さんの脅しです
と言ったが
それ以上介入してくれなかった

そういう経緯で
死ぬ
ということはこういうことだ

大量服薬した

気づいたら病院のベッドで眠っていた
点滴を打たれていた

あとで聞いたことで確かなことかどうかはわからないのだが
血圧が40くらいまで下がっていたらしい

結局生き残って元気を取り戻したのだが
この頃はもめごとがあるたびに死にたくなった

結局
大量服薬を過去に3回ほどしてしまった

また
こんなこともあった

やはりなんらかの原因で家族間でうまくいかなくなり

どこまで行けば帰って来れなくなって死ねるかなあ
と思い
眠剤を10錠以上のみ夜の海に入っていった

結局
沖に向けて泳いでいたら大きな波が来て

これは本当に死んでしまう

と思い怖くなって引き返した

人は簡単に死ぬのかもしれないが
僕の場合は死ねなかった
自殺サバイバーである

今は
死にたくなったらいつでもLINEのコールを鳴らし続けろ
と言ってくれる親友もいて助けられている

また
僕を書く道に誘ってくれた先輩が自死したとも聞いた
悲しみとともに怒りにも似た複雑な感情が僕の中にある

自殺はしてはいけない

そんな思いにいつの間にか変わっている
どんな無様な人生でもいいから
生きてやろう
という思いだ

死にたくなったら小説を100冊読め
と言った作家もいる

そして
死にたいと思ったら
まず
森山直太朗の
生きてることがつらいなら
という曲を最後まで聴くようにしている

死んでしまったら
もう
これから起こる楽しい出来事も体験することはできない

死んだら負け
と自死した先輩は言っていた
先輩は負けを認めたのだろうか

僕は死んだら終わり
だと思う

死んだら全てが終わってしまう

人間
どっちにしろ死ぬんだ
それならば
その猶予期間として生きていってもいいのではないか

最近の僕は思っている

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