石ころ

これしかできないから
これしか続けられないから

僕は叫べない
僕は道端の石ころだ

通りを人が歩いていく

笑いながら
話しながら

僕は敏感になりながら
じいっとしている

まだ続いているんだろう
まだ続けていくんだろう

石ころなのに
自分に期待してしまう

よせばいいものを

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