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Etude 46 recall (6度音程)左手

右手は、一拍の16分音符四つは2つ下がって4つ目を上るの繰り返し。
左手は、一つ上がって2つ下がるの繰り返し。

実は、右と左は同じ音を弾いている。
2オクターブ違いから始まる。
最初、右は下がって、左が上るので、偏差は縮まる。
2つ目で1オクターブ差になる。
3つ目は両手とも下がるので、1オクターブ差
4つ目は、右手は上がって、左手は下がるので、再び2オクターブ差

次の小節もフレーズは違うが右と左の偏差の関係は同じ
離れて近づいて離れて、これが繰り返されることになる。

51小節の途中、右手で3音受け持って、その後、親指を滑らすパターンも
実は、右と左は左右対照で、
右手の親指は下の音を担当するが
左手の親指は上の音を担当する。

滑らすのは同じ、
右手と左手の関係は、53小節まで開いて閉じてを繰り返す。

まるで、アイススケートのバックの足の運びのように。


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