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Etude first trap

 ピアノ発表会において、しくじると、3小節の無限ループが発生してハングアップする。

時間的流れ

メロディを介して伝える心の高まりの表現。
出だし第3小節の16分音符。右手、メロディに同じ音程(ラ)が続く。
この部分は最初は小指、二番目は薬指に変える。

こうすることで、続くメロディの音(ド)にスムーズにつなげられる。
ここでラを同じ指で押さえちゃうと、ドに続かないという罠におちる。

最初の罠

同時処理

右手は5本の指でメロディと伴奏を同時に処理する必要がある。
そのため、物理的に独立性が担保しにくい関係にある指同士の筋肉の制御は難しい。それは、練習をしている過程で感じ取る事ができる。

感じ取る以前に譜面を眺めることで、そのポイントは予め抽出することは可能である。下図において、同じタイミングで押さえる必要がある鍵盤(白枠)を譜面の横方向(時間軸)にスリットを通してみてみた結果である。(黄枠はメロティと伴奏の区分)


時間軸方向のスリット

練習ポイント


最初は、頭で理解して、それぞれの指がしっかり運動できるように、筋肉をほぐしてあげる。
次に難しさを感じずに、逆にそれができるようになったという気持ちよさを感じることでドーパミンを出せるようになるまで、練習を繰り返す。

ここがポイントであり、練習回数の閾値。

まとめ

こういった考え方で練習ポイントと回数を絞ることで、練習時間を短縮し、効率的にピアノ上達が期待できる。



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