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第45試合「俺的N-1VICTORY展望」

今年も熱いリーグ戦が始まる!
まず、9月12日からNOAHでN-1 VICTORY 2021が始まる。
今回は4人×4ブロックのリーグ戦の後、1日2試合のワンデートーナメントで行われる。
先程、日程と出場選手が発表になった。

早速、展望をしていこうと思う。

Aブロック
武藤敬司 杉浦貴 清宮海斗 征矢学
ここは久しぶりのリーグ戦となる武藤がどう立ち回るかが注目であるが、それ以上に清宮の動向がカギだ。
ブロック初戦は武藤vs杉浦から始まり、清宮vs征矢・武藤vs征矢・清宮vs杉浦の後、最終戦は武藤vs清宮&杉浦vs征矢となる。
今日のバックステージでも杉浦以外はアンパイ発言とも捉えられる発言をしていたが、3月から清宮がスランプに陥った原因は武藤とのGHCヘビー戦である。最近は紆余曲折を経て清宮も復調が見られてきた。
8月15日のカルッソ川崎興行で清宮海斗vsNOSAWA論外のシングル戦が行われるが、ここで清宮が勝ちを収めた場合、スランプ脱出の勢いのまま武藤撃破&Aブロック駆け上がりもありそうな感じが出て来る。
もしかすると、武藤越えと言う歴史的瞬間を見る事となるか?

Bブロック
拳王 望月成晃 村上和成 稲葉大樹
このブロックは拳王がそのまま無難に行くか。
いかに百戦錬磨の鉄人・望月成晃を持ってしても、昨年のナショナル王座戦で数々の猛者の土俵の中で勝ち進んだ拳王には死角はない。
村上にも以前ナショナル王座で勝っており、肉体改造をした稲葉とは経験値の差で十分勝ちを拾えるだろう。
稲葉は18日望月戦→19日拳王戦とシングル連戦となるのもキツイ。
初戦の村上の打撃を上手くかわせれば、拳王当確ランプ点灯だろう。

Cブロック
中嶋勝彦 桜庭和志 田中将斗 鈴木鼓太郎
ここも中嶋当確と行きたいが、3試合とも楽勝とは言えない。
まず、初戦の田中戦はクロスレンジでの打ち合い勝負となる。
ましてや相手は各団体のリーグ戦を練り歩く田中将斗だ。すぐにスタミナ切れとはいかないだろう。長期戦も視野に入れないとダメだ。
その後がJr唯一の参戦となる鈴木だが、ヘビー選手と動きが違う上に、タイガードライバーと言う対ヘビー用の必殺技も練度が増して来た。
この2人を倒した上でのサブミッションマスター・桜庭である。
通常のリーグ戦に比べて今回のN-1は試合数や間隔が有るとはいえ、ダメージの残り度合では最後にどんでん返しが待っている可能性もある。
いかに2戦でダメージを残さずに最終戦を迎えられるか。

Dブロック
マサ北宮 藤田和之 船木誠勝 齋藤彰俊
ここはモンスター・藤田をどう止めるかがカギだ。勿論、策が無ければそのまま藤田が勝ち名乗りを上げる事になる。
初戦のマサ北宮戦は藤田を寝かせるかどうか。寝かせれば監獄固めと言うモンスターキラーが待っている。
2戦目の齋藤戦はスタミナ勝負となる。幸い、斎藤は連戦となるので、うまい具合に短期決着で決まれば、最終戦の船木戦はフィジカルごり押しで行けるだろう。
若しくはマサ北宮が監獄固めでタップを奪った際は逆にマサが勢いに乗って最後まで行く可能性がある。
更に初戦で体力の消耗が激しい場合は斎藤・船木にも勝ちが巡って来る。
このブロックの焦点は「監獄固めでストップ藤田なるか?」になるだろう。

今回のN-1はリーグ戦が3試合と少ない為、リーグ戦特有の負けてもOKがない。ましてや決勝トーナメントもワンデーの為、集中力と体力回復が大事となる。
その先に待っているのが丸藤正道が持つGHCヘビータイトルだ。
逆に言えば、勢いに乗って押し切る可能性も高い。
果たして勢いが勝つか。経験が勝つか。

(敬称略)

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