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2023ドラフトの現在

いつもガーディアンズの事を中心に書いていますが、今回はドラフトも迫ってきている中で、指名選手の状況とかもわかってきました。
そこで、今回は昨年のドラフトがどんな感じだったのかを振り返ってみようと思います。
まず、昨年の指名順から整理していきましょう。

昨年の上位15チームのドラフト

なんといってもやはり1位のポール・スキーンズではないでしょうか。
殆どのプロスペクト記者で2位か3位には居なくなると思っていたようで、その時はナショナルズが2位指名なのでナショナルズが行くという意見もありました。
しかし、大半の予想から外れてパイレーツが指名。
チェリントンGM含め、パイレーツ編成も思い切ったことに出たなと思いました。

主な球種は4シーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリッターが中心。
なんといっても最速100マイルの4シームが魅力です。
4シームを活かすために、曲がりの大きいカーブでピッチングカウントを調整して、4シームでカウントを稼ぎスプリッターで空振りを奪うのがデフォルトともいえます。
ネックな点としては4シームばかり使ってダルビッシュやデグロムみたいに肘の炎症でトミージョン手術の恐れがあり、球速が低下してしまうので、如何に変化球でカウントを稼げるかが重要になります。
スキーンズ自体は今のところ変化球でカウントを稼げるので問題は無いかと思います。
今年は1年目なので今後の事を考えれば、球数制限で9月を持たずに1年目は終了で来年からフル稼働という形になるかと思います。


ディラン・クルーズは全体1位指名の可能性が高かったと言われるかなりの逸材。
ここで残っていたのはラッキーだったかなと。
ナショナルズの全体2位(なんで1位じゃないのにこんなに再建進んでるんだよ)で昨年のドラフトは大成功と言っていいでしょう。

スカウティングレポートではもうマイナーではやることは無いという高い評価。
走攻守全てにおいてレベルが高い。
セプテンバーコールアップ前にMLBデビューも予想されると思います。
クルーズが台頭して、投手力が整備されてくれば、ナショナルズが再び黄金期に行くのは間違いないと思います。

その他いろいろありますが、ドラフト成功しているチームは、既にMLBデビューして経験を積んでいるほど、チーム再建が凄く進んでいますね。
スキーンズ、ワイアット・ラングフォード、ノラン・シャニュエルと言った有望株も次々とデビュー。
今年はどういったドラフトになるのか、また今度ガーディアンズ関連で記事を出そうと思います。
ドラフトはオールスターブレイク中に開催の予定です。


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