#48 ウエスト・サイド物語(1961)
スラムで敵対する二組のギャング。それぞれのグループに属するトニーとマリアは、許されざる恋に落ちてしまうのだが...
愛すべきナンセンス、夢を描き続けたミュージカルから現実のドラマと社会的主張も加わった名作。
ニューヨークの俯瞰から始まり、静から動と整然と踊る不良の凄み全快なオープニングが素晴らしい。
二人のドラマは今見ても感動と恥ずかしさの行ったり来たりながら、ラストのナタリー・ウッドの悲痛な表現は切れ味抜群。
アメリカ、クール、名曲揃いの中、トゥナイトの五重唱が一番好きですね。
名作....なんですが、個人的な作品への想い出は乏しく、その影響を受けた作品の方が好きだったりする。みんなのベスト常連あるある。
なので今回のスピルバーグのリメイクは改めてこちらの良さも再度触れられた良い機会でした。
作品を良く表現したピクチャーレーベル、デジパック仕様のDVDコレクターズエディション。
Blu-ray未収録のメイキングドキュメンタリーがあるのも買い替えや手放せない理由の一つ。
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