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【コーヒー】Hug Coffee なぜ人はここに集まるのか @静岡市

Coffee

 他のカフェとのあきらかな違いは、抽出のスタンダードをフレンチプレスにしていることです。カッピングと同じ風合いになりますので、バリスタの方々からは「私たちと同じ感覚で味わうのであればフレンチプレス」と良く言われます。自分は微粉が苦手なのですが、ここはプレスで抽出の後、濾しているので口当たり良くいただけます。

 メニューはプレスでのブレンド、シングルオリジンの他、ラテやカプチーノのオリジナルアレンジメニューが豊富で、コーヒーをいろんな形で楽しめます。

menu


ブレンドのメニュー

 今回はブレンドの中から、「深煎りドラゴンブレンド」を選びました。
コロンビア、グアテマラのブレンドで、どっちかがアナエロビックだそうです。(どっちか忘れました、すみません)
 強いボディに加え、アナエロビックにより甘み、果実味を感じました。ブレンドで攻めてますよね!
 最近、ケニア、エチオピア、中米なども深煎りが目立ってきたような気がします。

Art

 絵画、お土産、カップ、スタッフのファッション。hug coffeeの空間はアートに包まれています。若手のアーティストとのコラボレーションが多く、応援する意味も含まれていると伺いました。コーヒーを媒介にして、カルチャーを盛り上げています。

家具、小物、ポスター、生花
すべてアート
キーホルダー
デザインはアーティストとのコラボ
陶器 デザインは若手アーティストとのコラボ Hug Coffee オリジナル
物販として購入もできます

Shizuoka first

 13年前に、両替町でスタートしました。両替町は静岡市繁華街の中心地で、どちらかというと夜の街です。東京で言うと歌舞伎町とか六本木のイメージでしょうか。
 やや猥雑ともいえる街角で、そこにいると誰もがアートの一部になれるような空間を作り出し、コーヒーとカルチャーを発信してきました。その後も、紺屋町、南町と人の繋がりが切れない距離に出店しているのは印象的です。中心部での存在感がより強調されますし、地域へのこだわりも感じます。昨年は大河ドラマに合わせて駿府城公園内に開設された静岡歴史博物館館内にも進出し、静岡市の顔となりつつあります。

 最近では、小沼製餡など地元店とのコラボレーションによるお菓子やお土産も取り扱いを増やしており、地域全体でイニシアチブを発揮しています。
 既に確立しているものの傘に入るのではなく、同じ立場から一緒に盛り上げていくところは、アーティストへの関わり方と共通しています。

駅南 小沼製餡とのコラボ

Hospitality

 スタッフとの距離が極めて近いのも大きな特徴です。すべてお客の帰りに、必ずお店の外まで出て見送ってくれます。そして再び訪れると、友人が家に来たかのように親しく出迎えてくれます。
 アート系とおぼしき若い常連の方が多いのですが、それに限らず私のようなコーヒー好きのおじさんでも気さくに話しかけ、名前を憶えてくれます。

Hug Coffee ロゴ

なぜここ人が集まるのか

 答えはもう書いていますね。
 一度は行ってみたくなるルックス、一度行くとまた来たくなるホスピタリティ。そしてその一部になることでちょっと素敵な自分になった気がする。
完璧なサードプレイス。
 それがここに人が集まる理由だと思います。


コーヒーでリフレッシュしたら、コーチングで人生を変えてみませんか!


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