自分で発見する楽しみを奪わないで

カヤックの体験などをやっていて気になったこと。

親子で参加された方で、子どもに教えすぎちゃう親御さん。
これ、なぜかお父さんに多い。
教育熱心で、いい子に育ってほしいと思っている方がほとんど。
実際、お子さんもいい子です。

教えすぎちゃうと、自分で発見する楽しみを奪ってしまう。
かけられた言葉にとらわれてしまって、自分なりの解釈もできなくなってしまう。

子どもたちはたくさんのセンサーを働かせて、新しいことを受け取れる。
だから、放っておいた方がいろんなことを感じられる。
大人では気づかないような意外な視点をもっていたりして、どんな感覚なのかを訊ねるのがいつも楽しみなのだ。
だからそれを邪魔しないで、感じ取ってほしいと思ってる。

小学校高学年くらいがさかいめなのかな、子どもが子どもじゃなくなるのは。
はたで見ているとわかるんだけれど、親の付属じゃなくなって、独立した個になってきている。

でもまだ親御さんは子どもを子どもと思っているので、なかなか干渉を止められない。
まだ自分に付属しているものだと思っている。
関係が近すぎて、気づけないのだろうね。
（もちろんその先も、まだまだ親の保護は必要なんだけれど）

親子の形はみんな違う。
そんなのを観察するのも、楽しいのです。