見出し画像

2024  7月号  意外と知らない!学会発表や論文作成における肖像権や著作権のポイント

こんにちは、みなさん!
ブラックペアンシーズン2が始まりましたね!シーズン1は私が好きな医療ドラマランキング第4位の名作でした。約3カ月間は毎週日曜日が楽しみになりそうです!

今回はブラックペアンでも良く描写される学会発表や論文に関するお話です。

私の立場としては学会発表・論文作成・教科書執筆などの機会が多いのですが、それ以外のお立場の方や他の職種の方も職場やクライアントへのプレゼン、書類作成、お店やビジネスのチラシ・広告・パンフレットの作成、SNSでの告知などを行う機会もあるかと思います。

個人のSNSもそうですよね。

そういった中に何げなく入れている写真やイラスト、「肖像権」や「著作権」を意識したことはありますか?

お恥ずかしながら私は自分に対して注目している人などいないだろうと思っていたので、そういった場面で使う写真やイラスト等に関して、「肖像権」と「著作権」について最近まであまり深く考えていませんでした。

ただ、最近は広い範囲に向けてお話する機会も増えたことで「あれ、これって無断で載せていいのかな?」「写真に写りこんでる人がいるけど肖像権に引っ掛かるのかな?」「著作権フリーだったらいくらでも使っていいのかな?」など、様々な疑問が湧くようになりましたので、良い機会だと思いじっくりと調べてまとめてみました!

今回はそのあたりの深堀りをしたいと思います!

肖像権と法律
まず、「肖像権」って聞いたことありますか?簡単に言うと、自分の写真が無断で使われないようにする権利のことです。

ということで、日本における肖像権に関する法的根拠を調べてみると、直接的に「肖像権」という名称の法律は存在しないようなんです!
調べていてまずそこにびっくりでした!

じゃあどうしたらいいの?というと・・・

ここから先は

6,329字 / 1画像
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?