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with(共に在る)くらいがちょうどよい

おはようございます。埼玉県春日部市のデイサービスでリーダーをしている後藤と言います。介護現場や管理職としてのマネジメン業務、2児の父親としての生活の中での気づきを少しずつ記録しています。


今日の話の結論を言うと、

「障害も性格も、個性として個人と分けて考えることが大事。
それは、with(共に在る)くらいが丁度いいんじゃない?」

ということです。


世の中では、


with コロナというワードが聞かれます。

皆さん知ってのとおり、withコロナというのは、「コロナと共に在る」ということです。

この考えが、すごく刺さったんです。

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あまり良くないことですが、医療介護の世界では、

クライアントのことを説明するときに

片麻痺のAさん
失語症のAさん
高次脳のAさん

認知症のAさん
パーキン(ソン病)のAさん
切断のAさん

のように表現するときがあります。
クライアントAさん=左麻痺の人
         =認知症の人

病気や障害と人がイコールで表されているんですよね。


個人的に、これはすごく違和感があるんです。


こんな話があります。

「認知症の人」のことを、一昔前は、英語で

dementia  sufferes(認知症に苦しむ人、認知症患者)と表現していましたが、

福祉大国の多い北欧では、スコットランドのワーキンググループを中心に、


それを

「People with Dementia(認知症のある人)」

People Living with Dementia(認知症と共に生きる人)」

と表現し始めたんです。

この考えに大変感銘を受けました。


ここで、病気や障害を一つの「個性」だと考えてみるのはどうでしょうか?


パーキンソン病の人

左片麻痺の人

認知症の人

ではなく、

person with パーキンソン病

person living with 左片麻痺

と考え方をシフトしてみるとどうでしょうか?


病気や障害に限らず

人見知りやネガティブ、短気、慎重派、目立ちたがり、おせっかい

なども全て個人とイコールなのでく「個性」と考えて、切り離して考えてみるが良いと思います。


私って人見知りなんだよな

あの人って、怒りっぽいから

ではなく、

人見知りな人ではなく、「人見知り」という個性を身に着けた人


と考えたら、前向きに生きられるし、人間関係のおいても、個人と個性を分けて考えられるようになるはずです。


今日の話の結論は、

「障害も性格も、個性として個人と分けて考えることが大事。
それは、with(共に在る)くらいが丁度いいんじゃない?」

ということでした。


皆さんは、どんな個性「with〇〇」がありますか?









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