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テント泊登山2年目のUL装備

テント泊登山1年目はULに特化しましたが、2年目は快適さも考慮しました。9つのシステムに分けて、テント泊装備のギアを一通り紹介したいと思います。水・食料抜きで約 6.2 kgでした

ギアは9つのシステムに分けられる

ストレージシステム

たくさんのギアを持ち運ぶ、整理整頓する、外的要因から守るための容器(=ストレージ)を紹介します。

バックパック

私が使用しているのは、Durston Gear の Kakwa40 という製品です。このバックパックでは、Ultra という完全防水の生地が採用されています。完全防水の生地といえば DCF が有名ですが、最近の海外メーカーはどこも DCF ではなく Ultra の生地を使った製品をぞくぞくと発売しています。

Durston Gear Kakwa40

Ultra の生地が人気な理由は、DCFと同じく完全防水でありながら、DCF よりも引裂強度が強く、低コストで生産できるというメリットがあるからです。多くのメーカーが Ultra のバックパックを出していますが、その中でも Kakwa40 は最もデザインが優れていると信じています。

DCF と Ultra の比較

このバックパックの特徴は、2つのポイントに集約されます。1つ目は、背負い心地の良さです。内部にコの字型のフレームが内蔵されており、ザックを背負ったときの安定感があります。ロードリフターも付いており、身体に引き寄せることができます。ショルダーストラップはS字型のカーブを描いており、胸の上にしっかりと乗り、重さを分散してくれます。ウエストベルトも付いており、腰荷重が可能で、フィット感が高い作りになっています。

Dan Durston 氏による Kakwa 40の紹介

2つ目のポイントは、豊富なポケットです。フロントポケットは大きなメッシュ素材で、ショルダーストラップにはメッシュのポケットが2つ付いています。ウエストベルトにもポケットが2つ、サイドポケットも2つ付いています。サイドポケットは斜めにカットされており、バックパックを背負ったままでも簡単に物の出し入れができます。また、ジッパー付きのポケットが1つあります。

ショルダーポーチを別で買う必要がない

これらの高機能性を備えながら、重量も 1 kg未満と軽量であり、快適さとULのバランスを考慮したバックパックとして最も優れていると信じています。

オーガナイザー

こちらはキューブ形状のオーガナイザーです。実際には、文庫本の収納ケースとして販売されているものです。不織布製で、軽量でありながら、けっこう頑丈です。直方体の形状をしているため、中にどんな形状のものを入れても外観は直方体に仕上がります。おかげでバックパックに収納する際に、隙間なくパッキングすることができます。

1つあたり300円とコスパがいい

スタッフサックその1

スライダー式のジップロックバッグ(M)はコスパのよいスタッフサックになります。透明で中身がよく見えるので、衛生用品などの小物を収納するのに便利です。スライダー式のため開閉が容易です。防水であり、たとえ破けても安価であるためすぐに新品に置き換えることができます。オーガナイザーと組み合わせることで、きれいに整理整頓することができます。

ジップロックとオーガナイザーの組み合わせで整理整頓

スタッフサックその2

こちらはメルカリで購入した DCF 製のロールトップ式スタッフサックです。このスタッフサックは完全防水であるため、バックパックのフロントポケットに収納しても、中のものが濡れないというメリットがあります。

フロントポケットであれば行動中も取り出しやすい

シェルターシステム

テントおよびテントを設営する際に使用する周辺のギアを紹介します。

テント

バックパックと同じブランドである Durtson Gear の X-mid 1p は、非自立式のテントで、2 本のトレッキングポールを使って設営するタイプです。このため、1 本のトレッキングポールのみを使うテントよりも堅牢です。また、ポールを 2 つ使うことで上部の空間に余裕があり、居住性も高いというメリットがあります。

ダブルウォール構造かつ居住性も高い。

テントのコーティングに関しては、Sil/PeUというものが使われています。これは例えば、NEMO の ホーネットストーム など、高級ブランドのテントと同様のコーティング仕様で、最近のトレンドです。メンテナンス性に優れ、加水分解しにくいコーティングです。

このテントは、フライシートとインナーメッシュの2つからなるダブルウォール構造ですが、全体重量は 800g ほどでとても軽量です。フライシートだけでも設営でき、フロアレステントとしても使える仕様になっています。

X-mid 1p は長方形の形状をしており、最少 4 本のペグで設営が可能です。広々とした前室が 2 つあり、1 人用でありながら居住性が高いという点で気に入っています。

槍ヶ岳テント場で設営した X-mid 1p

グラウンドシート

私はポリオレフィンのフィルムグランドシートを使っています。ポリオレフィンは素材の名称で、一般的には窓の断熱用フィルムや熱収縮フィルムとして使われている素材です。海外のハイカーの中で、このような素材を使った定番の軽量グラウンドシートが人気です。私が使っているシートは 1m x 2m の長方形で、重量が 45g でとても軽量(タイベックの1/3)です。パリッとした質感で、十分な強度があります。水を完全に通さず、軽量コンパクトに収納できるのでタイベックよりも良いと思って好んで使っています。

見た目はビニールシートだが質感は全く異なる

ペグ

MSRのミニグラウンドホグステイクも海外のハイカーの定番です。3 つの羽がプロペラ状になっていて地面に差しやすいだけでなく、地面との接触面積が広いため保持力があります。

1本800円と高いのがネック

スリーピングシステム

快適な睡眠をえるためのギアを紹介します。

寝袋

Enlightened Equipment の Enigma 20F を使っています。この寝袋は限界温度 -6℃ なので、春夏秋の3シーズンの北アルプスのテント場で快適に過ごせます。キルト構造でパッドに固定して使えるので、寝ている間にマットから体がずり落ちる心配がありません。

ダウンのシュラフは長持ちするので高くても良いものを購入

マットその1

NEMOのTensor Insulated Regularを使っています。このマットのドットパターンは、ThermarestのNeo Airシリーズに見られるラインバッフルに比べて寝心地が良く、体にフィットします。特に 2022 年モデルから R 値が 3.5 → 4.2 に向上し、雪山用でも十分に活躍するスペックになりました。

人間の体は凹凸があるのでドットパターンがフィットする

マットその2

クローズドセルマットも使っています。厚さ3mmのポリエチレンフォームで、特注で作ったものです。重量が 40 g以下で軽量です。厚さ3 mmなのでコンパクトに畳め、ザックに収納しやすいです。折り畳めば十分な厚みのある座布団になり、エアーパッドの下に敷くとパンク防止やR値の向上、テントフロア上で滑りにくくなる効果があります。

エアーマットで懸念されるパンクリスクを下げる有効な方法

ポンプサック

エアーマットを膨らませるために Sea to Summit のエアストリームドライサックを使っています。標準付属のポンプサックは膨らませる用途のみでスタッフサックとして使えませんが、こちらは防水のスタッフサックとしても使えます。寝袋や着替え、保温着など濡らしたくないものを入れています。

バルブ口径はすこし緩いが十分に膨らませることができる

オープンセルのスポンジであるホーザンのB89の波ウレタンです。軽くてコンパクトに圧縮できます。夜は保温服を巻いて、スタッフサックの中に入れてふかふかな枕に仕上げて寝ています。日中はテントの中で座布団として使えるので、マルチユースになります。

快適な睡眠にはクッション性のある枕が欠かせない

ウェアシステム

高山のあらゆる環境に備えるためのウェア一式を紹介。

サーマルウェア

Enlightened Equipment の APEX Torrid Jacket はダウンではなく化繊が使われているため、湿気を溜め込みにくいので、高湿度な日本の山岳環境に適しています。APEXはシート状の化繊のため、縫い目のない仕上がりとなって高い保温性につながります。

見た目がゴミ袋のようにツルツルテカテカなのが特徴

ミドルウェア

Senchi Design の Alpha Direct Hoodie を導入しました。これは例えるなら「アクティブインサレーションの中身」だけでできたウェアです。軽量ながらも温かく、コンパクト性と通気性に優れています。行動中に雨にふられたときにはレインウェアの下に着用して体温低下を防ぎます。朝晩の冷えるタイミングでも着用しています。

通気性が高く着心地がよいので睡眠中も着用
見た目からも通気性の高さがわる。耐久性が心配。

レインウェア 

Rain Vsip Jacket (Enlightened Equipment) を使っています。軽量コンパクトです。生地が 7 デニールなので耐久性は少し気になりますが、日本の整備された登山道では問題ありません。生地自体の透湿度が高いだけでなく、ピットジップがあるため、通気性を促して外に湿気を逃がすこともできます。降雨時以外でもウィンドシェルとして活躍します。

鮮やかな色のレインウェアと比較してブラックの落ち着いた色合いもシックでかっこいい

レインパンツ

THE NORTH FACEの ストライクトレイルパンツもレインウェアと同様に透湿度が高く、軽くてコンパクトに畳めるパンツです。降雨時以外でも休憩中のボトムスとして、ウールのタイツと組み合わせて下半身を暖かく保ちます。レインパンツは風も防いでくれるため、中に暖かい空気をためこむことで保温性も十分です。

黒だと汚れが目立ちにくい

ベースレイヤー

キャプリーンクールデイリークルーネック (Patagonia) はポリエステル100%で涼しく快適に過ごせるメリットがあります。防臭加工がされているもののウールほどではありません。しかし、夏だとウールは暑すぎるので、暑さと防臭性のバランスを考えてこちらを好んでいます。長袖にすることで日焼けから腕を守っています。ピタッとしないシルエットで風通しが良いため、汗をかいてもすぐに乾きます。

派手な色よりも落ち着いた色が好み

アンダーウェア

Saxx Quest ボクサーブリーフ は特許取得済みのボールポーチ構造によって通気性を促し、登山における股間の不快感を解消します。

ボールを収納するメッシュパネルが仕切りになっている

ハーフパンツ

ミズノの クイックドライパンツ  はランニング用のパンツです。膝上丈で急登での足上げを阻害することがありません。下着は別途容易しているので、インナーがないこともポイントです。生地自体が軽量で通気性もあります。ポケットも最小限であり、そのシンプルさが気に入っています。

ポリエステル100%のランニングパンツで十分

タイツ

スーパーメリノウールL.W.タイツ (Montbell) は休憩中に着用し、素足がスリーピングパッドや寝袋に触れるのを防ぎます。また、夜や朝晩の冷え対策として、足が冷えないように一層を追加します。

タイツとレインパンツの組み合わせで下半身は十分に暖かい

靴その1

登山シーンに応じて2つの靴を使い分けています。標高2000m以下の場合、SpeedGoat 4 Wide (HOKA ONEONE) を好んでいます。トレイルランニング用のこのシューズは分厚いソールのおかげで足裏に石の感触を感じることがありません。保水しない生地のため重くなりにく、軽量です。ソールのMEGAGRIP 素材は、滑りにくく耐久性に優れていて登山に最も適しているとして人気です。

登山ではMegagripソールのグリップ力が活躍する

靴その2

標高3000m程度で岩稜帯が増える場合、トレイルランニングシューズ XA3 PRO 3D (Salomon) を使います。表面のクッション性あるボディによって足を岩との衝突から守ります。ゴアテックスのない非防水生地のため通気性が良く、汗が溜まりにくいです。クイックレースシステムによって靴紐の煩わしさから解放され、テント場での脱着が快適です。

石との接触から足を守りつつ、通気性に優れているトレイルランニングシューズ

ソックス

ウルトラライトノーショータブソックス (Darntough) はウール製で防臭効果があり、生地が薄くて熱がこもりにくく、汗が溜まりにくいです。行動中に着用するものと休憩中に着用するもので2ペア用意しています。くるぶし丈は乾きやすいというメリットがあります。Darntoughのソックスは生涯保証であり通常使用による穴あきであれば交換してもらえます。この保証は、生地が薄いソックスで特に活躍すると信じています。

薄手のソックスは乾きやすい

防水ソックス

ゴアテックスソックス (AKproducts) はすでに廃番となっています。同じ製品にゴアテックスソックス (Montbell)があります。非防水のシューズを履くため、降雨時に足を濡れから守ります。キャンプ中には足元のウインドシェルとしても活躍し、足先が冷えません。

シューズもレイヤリングする

グローブ

冷感ランニンググリップグローブ(ワークマン) によって岩や鎖をつかむときの手を保護します。手の甲を日差しから守ります。フィンガーレスで熱がこもりにくく、夏でも涼しく着用可能です。グローブは消耗品と考えていますが、このワークマンのグローブは安価のため気兼ねなく使うことができます。

冷感のおかげで暑くない

防水グローブ

防水テムレスを携行しています。テントの結露を拭き取る時や、荒天で手が雨と風にさらされる時、手が冷えないようにシェルグローブとして活躍します。

テントに発生した結露は朝晩の冷えた環境では冷たく感じる

ネックゲイター

Coolnet ネックゲイター (Buff) は首や顔面の日焼け対策に適しており、使用しない時は手首に巻けます。縦横ストレッチ性が高く、防臭加工が施されています。テント場ではビーニーやピローケースとしても活用できます。

サラサラ生地で暑さは気にならない

キャップ

スポーツキャップ (Aonijie) は白色ボディが日光を反射するので暗い色に比べて熱が溜め込まれにくいと考えています。ツバの裏はグレーのため、地面からの反射光を防ぎます。側面はメッシュ地で通気性が期待できます。

ツバがしっかりしたアーチ状になっているとシルエットがきれいになる

サポートシステム

登山やキャンプを便利にするためのギアを紹介。

サングラス

調光レンズ付きメガネ(JINS)を使用しています。日が強い時はサングラスに変化します。テント泊登山では取り扱いの面倒なコンテントレンズは使用しません。

JINSの調光レンズ

トレッキングポール

Compact 3 トレッキングポール ( FIZAN) は世界最軽量のアルミニウム伸縮式トレッキングポールで、負荷がかかっても曲がるだけで折れにくいです。ツイストロック式でスリムなシルエットが美しいです。行動中だけでなくや非自立式テント設営時にも使用しています。

スリムでなめらかな表面なので、持ち運びに便利

ヘッドライト

NU25 ヘッドライト(Nitecore) を愛用しています。黄色いボディで夜間でも見つけやすいです。軽量コンパクトで、USB 充電式です。標準のバンドをショックコードに交換することで、さらに軽量コンパクトを図るとともに、使い勝手を向上させています。

1 ルーメンであれば160時間も持続する

スマートウォッチ

Apple Watch SE 40 mm (Apple) を導入して行動に無駄がなくなりました。腕を持ち上げるだけで登山地図が見えるので、立ち止まってスマホを取り出す手間が省けます。スマホが壊れた際の予備のナビゲーションデバイスとしての安心感があります。アウトドアでの使用のため、ウォッチ全体を守るようなベルトとしてラギッド・アーマープロにしています。電車やバスなどを逃さないようにタイマー機能をフル活用しています。

スマホを取り出す手間がない。地図をみる頻度が増えて無駄な行動が減った。


その他

  • スマートフォン:iphone 8。動作が鈍くなってきたので買い替えたい。

  • ケーブル:通常の長いケーブル。

  • モバイルバッテリー:1000mAhのもの。2泊3日までなら1個、それ以上なら2個。

残りはスマホとケーブル類

フードシステム

実際のフードは山行によって異なるので、フードを調理するための器具を紹介。

クッカー 

ウルトラライトチタンクッカー 900 mL (EVERNEW) を使用しています。900 mL で大容量のため、さまざまな具材やたっぷりのスープを含む料理に対応できます。チタン製で軽量です。このクッカーはとくにフタのフィッティングがぴったりと合うので好んで使っています。縦長ではなく横長の形状は美味しいご飯を食べるためのあらゆる点で有利に働くと考えています。

900mLはでかいように思えてちょうどよいサイズ

クッカーコジー

クッカーコジー  (自作) はアストロフォイルを加工し、クッカーに合うように作りました。これをクッカーにかぶせることで、クッカー中の温かいご飯が冷めにくくなるだけでなく、クッカーの硬さも和らぐので持ちやすくなります。パッキングにおいては、クッカーが他のギアと衝突してカチカチ音が成るのを抑制します。

コジーのおかげで料理が熱いまま食べれる

バーナー

ウインドマスター (SOTO) を使用しています。日本の山岳テント場では風が強いことが多いので、耐風性に優れたウインドマスターはとても有効です。朝晩の気温が低い時でも、レギュレーター機構によりOD缶のガスを促進し、火力を安定させます。

風があっても火は安定している

マグカップ

雪峰H309 (スノーピーク) はチタン製で軽量であり、ダブルウォール構造で保温性があります。ただし、中は真空ではなく空気層で、保温性は中途半端です。しかし、この中途半端な保温性が良い点でもあります。飲み物を入れると、中のものは適度に保温される一方で、壁面を通じてじんわりと温かさが手に伝わります。この保温性と手に伝わる温もりのバランスがちょうど良いのが魅力です。

飲んで暖かい。持ち手も暖かい。

スプーン

木製レンゲ (Seria) は木製なのでチタンクッカーとぶつかっても嫌な音が鳴りにくく、軽量であり、持つと木の温かみが伝わります。レンゲ形状は料理をたくさんすくいやすいメリットがあります。

たくさんすくえるのがレンゲの特徴

ライター

Bicライター (Bic) はフリント式で、標高が高い場所でも安定して着火できます。

OD缶

100サイズで私の場合、北アルプス3泊4日テント泊縦走でちょうどよい量となります。

ウォーターシステム

フードとは別に、水分を摂取するためのシステムを考えます。

ウォーターボトルその1

ペットボトル500mL を使用しています。炭酸水が入っていたものなので、ペットボトル自体がちょっとだけ丈夫です。100円ショップで売っていたスポーツボトルキャップに交換することで、手軽に水分補給ができるようにしています。ショルダーポケットに装備することで、行動中に容易に取り出すことができます。

普通のペットボトルに普通のスポーツキャップをつけただけ

ウォーターボトルその2

ウォーターキャリー900mL (EVERNEW) を2つ携行しています。2L のものは大きいためにペットボトルに水を補充する際に扱いづらく、水をこぼすリスクがあるため、900mL のものを2つ用意しています。もし1つが破損しても安心です。

ちゃんと自立もする

衛生システム

健康を維持するためのシステムです。

衛生用品

衛生用品のセット
  • UVスティック:手を汚さずに肌の日焼け対策ができます。

  • UVリップクリーム:唇を日焼け守ります。

  • インリーチ デンタルフロス:テント泊で使えない歯磨き粉の代わりに、すっきり成分が含まれたデンタルフロスで疑似的な歯磨きができます。

  • シルク製アイマスク:移動中のバスやテント場で、睡眠を阻害する光をシャットアウトします。

  • モルデックス耳栓:移動中のバスやテント場で、睡眠を阻害する音をシャットアウトします。

  • コンパクト圧縮タオル:なにかに備えて。

  • アルコールスプレー:手の殺菌やクッカーの消毒に使用。

  • アネロニスキャップ:絶対に酔わない酔い止め飲み薬。

  • レンズ拭き:カメラや眼鏡のレンズのチリを拭き取れます。

  • ドライ梅干し:塩分補給用です。

  • 予備のガイライン:その名の通り。

  • ワタナベ工業HDPEポリ袋:様々な用途で使用できます。

  • 万能ツール:ハサミ、ナイフ、爪切りを内蔵。

  • 防水の紙とボールペン:緊急連絡先や保険番号など、いざという時に役立つ情報を書き込むための防水の紙とボールペンです。

  • マイクロファイバータオル:体を拭いたりテントの結露を拭いたりと、多目的に使用できる便利なマイクロファイバータオルです。また、下山後の温泉での使用にも適しています。

  • ワセリン:乾燥や擦れによる肌荒れを防ぐための保湿クリームです。リップクリームとしても使用できます。

  • 予備のトイレットペーパー:登山中にトイレットペーパーが必要になった際に活躍する予備のトイレットペーパーです。

  • マスク:コロナ禍をはじめ、感染症予防や花粉症対策に役立つマスクです。

  • 小銭入れ:登山中に小銭が必要になる場面で役立つ、携帯しやすい小銭入れです。

  • アウトドア保険:登山中の事故や怪我に備えた、安心のアウトドア保険です。

エマージェンシーキット

エマージェンシーキットのセット
  • ニトリル手袋:傷口の手当て時に、雑菌や細菌が侵入しないようにするための手袋です。

  • キズパワーパッド:小さな傷に対応するための絆創膏です。

  • ペットボトル用蓋:500 ml のペットボトルに取り付け、水を噴射することで、傷口についた砂や泥を洗い流すことができます。

  • 滅菌ガーゼ:出血を止め、傷口を保護するためのガーゼです。

  • オロナイン軟膏:傷口に塗ることで、細菌の繁殖を防ぐ抗菌薬です。

  • 防水フィルム:ガーゼの上から塗ることで、傷口を防水するフィルムです。

  • ロキソニン:痛み止めや解熱剤として使用できる内服薬です。

  • タイガーバーム:お腹の不快感やムカムカ感を緩和するために、お腹に塗ったり、匂いを嗅いだりすることで、気分をリフレッシュする効果がある薬です。

観測システム

自然を映像にのこしたり、数値として記録するためのシステムです。

カメラ

ZV-1 (Sony) はコンパクトデジタルカメラであり、センサーサイズが 1 インチで、明るい F1.8 の単焦点レンズを搭載しています。ぼかし効果での撮影はもちろん、夜のテント場や夕暮れ、日の出など光量が少ないシーンでも美しく撮影することができます。ズーム機能も備えており、遠くの被写体も撮影可能です。コンパクトさと撮影のしやすさから、最近はこのカメラに落ち着いています。

ボケ感、バリアングル、ズームレンズ、コンパクト。

三脚

Ultrapod 1  (Pedco) はミニ三脚であり、海外ハイカー界隈で人気があります。ベルクロをつかうことで円柱状のものに簡単に取り付けられ、高い視点での撮影が可能です。テント設営に使われているトレッキングポールや木の枝に取り付けることで、さまざまなアングルからの撮影が楽しめます。

木の幹を利用することで目線の高さでカメラの置き撮りができる

温度計

Bluetooth 温湿度計 (Inkbird) を 2 つ携行しています。Bluetooth通信によりスマホ上で温度・湿度を確認することができます。テントの外に設置した温湿度計の情報も、テント内でスマホを見るだけで把握できます。自動的にスマホ上にデータが蓄積されるため、登山後にデータを振り返ることができます。

テントの外にカラビナで固定
スマホのアプリで温度湿度を確認できる


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