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テント泊登山1年目のUL装備

軽量さを目的に、海外ハイカーを参考にしてテント泊登山の装備を揃えました。テント泊登山1年目のギアを9つのシステムに分けて紹介していきます。


ストレージシステム

バックパック

まずはバックパックです。KS Ultralight Gear の KS4 を使用しています。このバックパックは、カスタムオーダーで注文するもので、容量は 40 リットルを選択しました。これは、3 泊 4 日のテント泊登山の荷物がぎりぎり詰め込めるような容量で、一番使い勝手が良いと考えています。

3泊4日の北アルプス縦走に向けてパッキングした様子

生地は Dyneema Spectra Grid という柔軟性があり、丈夫で軽量なものを使用しています。日本の登山バックパックではよく X-Pac が見られますが、 Dyneema Spectra Grid は、X-Pac よりも汚れが付きにくく、丈夫です。ただし、防水性は X-Pac よりも劣ります。

Dyneema Spectra Grid は汚れがつきにくく、目立ちにくい

重さは 388 g で、500 g を切る軽量なバックパックです。これは、山と道の mini と同程度で、THREEよりも 200 g ほど軽いです。例えば、Hyperlite Mountain Gear のザックは 900 g 程度あるため、KS4 は半分以下というウルトラライトなバックパックです。

KS4 はフレームレスで、パッドはストラップのみにあります。背面にはクローズドセルマットを外付けすることで擬似的なフレームにしています。ヒップベルトはないので腰荷重することができませんが、ロードリフターをつけることによって、できるだけ背負いやすい構造にしています。また、ポケットをたくさん付けており、ショルダーポケットが 2 つ、ボトムポケット、大きなフロントポケット、サイドポケットがあります。行動中もアクセスできるようなポケットを多く用意して、快適な登山ができるようにしています。

ショルダーストラップにはメッシュポケットを2つ。行動中にも容易にアクセスできる。

パックライナー

ザックの雨対策のためにパックライナーとして、少しだけ厚みのある 45 L のゴミ袋を使っています。海外ハイカーのUL界隈では、Nylofume のパックライナーが有名ですが、日本では手に入りにくいため、簡単に購入できるゴミ袋を使用しています。
パックライナーで有名なものとしては、Sea to Summit の Ultra-Sil Pack Liner がありますが、それなりの価格がするため、多少の雨を防ぐ目的であればゴミ袋で十分だと考えています。川や湖に飛び込むわけではありませんし、テント泊登山ごとに毎回あたらしいゴミ袋にすることで破けた状態にもなりにくいです。

ゴミ袋はザックよりも大きめがおすすめ

ボディバッグ

Hyperlight Mounted Gearの Versa を使用しています。DCF生地のため防水性が高いです。1 Lの容量ですが、コンパクトなレンズやカメラがぴったり収まります。ショックコードを2つ取り付けて AOKA のカーボン三脚を外付けしています。これにより、行動中にザックを下ろさずに三脚を取り出せるようにしています。

ボディバッグのなかには外付けマイクをつけた一眼カメラがぴったり入っている

防水スタッフサック

メルカリで購入したDCFD製のロールトップスタッフサックです。濡らしたくない電子機器系はすべてこのなかに収納しています。

ロールトップなので開け口からの水の侵入も心配がない

シェルターシステム

テント

3F UL GEAR の Lanshan 1 Pro を使用しています。このテントは、通販サイト AliExpress 2万円ほどで購入できます。Lanshan 1 Pro の特徴はその軽さで、重量は 760 g という点です。ULテント泊登山初心者におすすめのテントだと考えています。

収納サイズも小さい

このテントの特徴は主に 2 つあります。まず 1 つ目は、トレッキングポールで立てる非自立式テントであることです。非自立式は設営が難しそうに感じるかもしれませんが、実際には問題なく設営できます。ピラミッド形状が風をうまく受け流してくれるので、しっかり地面に固定すれば風の強い北アルプスでも問題ありませんでした。

北アルプス常念テント場の強風下で設営したLanshan 1 Pro

2 つ目の特徴は、シングルウォール構造であるため、結露が発生しやすいことです。結露を拭き取るためのタオルを持っていくと良いでしょう。このテントはシングルウォールのため、重量に比べて内部が広く感じます。縦の長さは 230 cm、幅は 80 cm から 100 cm となっています。

朝起きたらまずは結露をふきとる作業

グラウンドシート

グラウンドシートには、DIY したものを使用しています。パックライナーでも登場した少し厚みのある 45 L のゴミ袋を 切り広げて、2枚をガムテープでつなげたものです。重量は 100 g 以下で、市販のグラウンドシートよりも軽量です。ただし、傷つきやすいという欠点があります。しかし、グラウンドシートは本来汚れやすく傷つきやすいものなので、ゴミ袋で DIY し、汚れたら新しく作り直すという考えです。

ゴミ袋からDIYしたグラウンドシートは最安価である

ペグ

ペグについては、Lanshan 1 Pro に付属していたアルミ製のペグを 7 本か 8 本持っていきます。断面がクロス型で 4 枚の羽が付いており、地面との接地面積が大きいため、十分な摩擦力があり気に入っています。

断面がクロス型だと対称性もあって折れにくい

スリーピングシステム

寝袋

シュラフについては、私はダウンのキルトを使用しています。Enlightened EquipmentというアメリカのブランドのEnigma 20F/-6℃です。このダウンキルトは、重量が約600gで、背中部分には生地がない構造です。背中側のダウンは、人の重みで潰れて保温効果がないと言われています。

背面はぱっくり開いている。足元は縫われている。

-6℃対応のダウンキルトは、無雪期では過剰なスペックと思われるかもしれませんが、私はあえて高い保温力のものを選んでいます。暑いときは手足を出すだけで調整できますし、ダウンキルトを適当にかぶるだけで十分です。中途半端な温度帯の寝袋を複数揃えるよりも、軽量で暖かいこのダウンキルト1つで対応していくことを考えています。

暑い時は手足を出せばよい

スリーピングマットその1

スリーピングマットは、マットを2枚組み合わせることで実現しています。まず上半身用として、Nemo Equipment の Switchback を使用しています。これは Thermarestの Z-lite SOL と比較して、ほんの少し重いですが、厚みがあることでクッション性がより高いと言われています。R値 = 2で、無雪期にちょうどよいと言われています。私の経験では、0℃ までこのマットで過ごせると感じています。

全身用の12枚パネルのマットを、6枚パネルにカットして使用しています。これは、肩から腰までの上半身をカバーする範囲です。

骨ばって凹凸がある肩から腰にかけてはクッション性の高いSwitchbackを使用
持ち運びではKS4の背面に外付けしている

スリーピングマットその2

下半身は、山と道のMinimalist Pad を模して自作したミニマリストパッドもどきを使用しています。Amazonで購入したフォームを3枚重ねて、約2000円で作成しました。重さは100gで、R値は不明ですが本家と同じくらいではないかと想像しています。

フォームをガムテープでつなげただけ
持ち運ぶときにはKS4の背面に仕込んで擬似的なフレームにしている

上半身用のスイッチバックは180g、下半身用のDIYマットは100gで、合計280g が私のスリーピングマットの重量です。

スリーピングマット一式

睡眠の質をあげるために少し重量がかさんでも枕を携行します。私はFLEXTAIL のエアピローを使用しています。重量は 100g で少し重めですが、頭を包み込む形状が特徴的で快適です。背面は滑り止め加工がされているだけでなく、パッドストラップがついているため、マット上からずれにくくなっている点が気に入っています。

滑り止めとパッドストラップ

パジャマ

私は寝るまでに、行動着からウールのパジャマに着替えます。モンベルのスーパーメリノウールミッドウェイトをトップスに、スーパーメリノウールライトウェイトタイツをアンダーに着用し、行動中に着ている Patagonia の5インチショーツを上から履きます。ウール素材は防臭性が高く、登山に適しています。デメリットとしては、生地が丈夫でなく穴が開きやすいことですが、休憩中に着るものとしては問題ありません。行動中に着るには暑いですが、休憩中かつ気温が下がる朝晩のキャンプでは最適です。

ウールのウェアは着心地もよい

ウェアシステム

サーマルウェア

保温着はEnlightened Equipment の  APEX Torrid Jacket を使用しています。ダウンキルトと同じブランドで、APEX素材という化学繊維を使用しています。化繊がダウンと比較して濡れに強いといった特性があ理、高湿度な日本の山岳環境に適していると考えています。フードが付いており、耳元や頭の寒さもシャットアウトできます。内部がシート状の化繊のおかげで表面に縫い目がないため、コールドスポットがないのが特徴です。

縫い目のない見た目が特徴的
モンベルのダウンも縫い目をできるだけ少なくしてコールドスポットを少なくする努力をしている

レインウェア

Enlightened Equipment のVisp Rain Jacket を使用しています。これもダウンキルトやサーマルウェアと同じブランドで、重量は200g以下と軽量コンパクトなレインウェアです。特徴は透湿度の高さで、75,000という数値が示されています。透湿度の測定の仕方の違いにより一概にはいえませんがが、例えばモンベルのストームクルーザー(GoreTex) の透湿度 35,000のおよそ 2倍です。さらに、こちらはピットジップが付いており、脇の下から湿気を逃がす機能があります。そのため、普段のウィンドシェルとしても使用しています。

ピットジップによって効果的に体の熱・湿気を逃がすことができる
風のつよい稜線上ではウインドシェルとしても活躍する

ベースレイヤー

Patagonia のクールデイリーフーディを愛用しています。UPF30程度のUVカット効果があります。ロングスリーブを選ぶ理由は、腕に日焼け止めを塗らなくて済むからです。この生地はサラサラした着心地で軽量で、防臭加工もされているため、3泊4日のテント泊縦走で行動中に着続けても臭いがそこまで気になりませんでした。

3泊4日の北アルプステント泊縦走の4日目にベースレイヤーの匂いをかいでいる。匂いはそこまで気にならない。と思う。

ハーフパンツ

Patagonia のバギーズ 5インチショーツを履いています。メッシュのインナーが付いており、下着を履かなくても大丈夫です。開放感があり、汗や湿気も逃げやすく、下着の着替えが難しい縦走の環境下で役立っています。

ハーフパンツだと足さばきがラクになり、行動が楽しくなる

ロングパンツ

ロングパンツとしては、Patagonia のテルボンジョガーズを愛用しています。ロングパンツなので脚を虫食いや草木から足を守ってくれます。軽量で通気性のある生地で着心地がよいです。ハーフパンツの上から簡単に着用でき、脱ぎやすいデザインです。ジョガータイプで足元にフィットするため、足さばきに影響がなく、シルエットもきれいです。夜間はウールのタイツと組み合わせれば、十分に温かいボトムスになります。

シルエットがきれいで有名なテルボンヌジョガーズ

Merrel のモアブ2を使っています。ゴアテックス素材で、雨や水の浸透を防ぎます。ローカットシューズを選ぶ理由は、ハイカット登山靴に比べて軽量で脱ぎ履きが容易だからです。ハイカットシューズが足首を守るという考え方もありますが、私はトレッキングポールを使用して足首へのダメージリスクを最小限に抑えています。ボディに人工皮革を使用しており、傷や破れに強く、ビブラムソールでソールの摩耗も遅いです。

岩がゴロゴロでもボディが丈夫なので足が痛くならない

また、靴紐は Salamon のクイックレースに交換することで、ワンタッチで緩めたり締めたりできるようにカスタマイズして脱ぎ着をしやすくしています。

Salomon のクイックレースキットをつかえばどのような靴も脱ぎ着が容易になる

靴下

Darntough のマイクロクルーフルクッションソックス を使用しています。Darntouigh には永久保証制度があり、穴が開いた場合は無償で交換してもらえます。2ペア携行して、1本は行動中に履き、もう1本はスペア兼寝る時に履き替えます。生地が分厚く、丈夫で登山中の足への衝撃を和らげてくれますが、濡れると乾きにくい印象があります。

頑丈なウールのソックス

グローブ

ワークマンで購入した安価な滑り止め機能付きグローブ。岩場や鎖場で手を使う時、テント設営時に石でペグダウンするときに、手を保護してくれます。

グローブを装着して石でペグダウンする様子

防水グローブ

テムレスの防水グローブ。テントの結露を拭く際や、冷たい水に触れる際に手が冷えるのを防ぎます。

夏場でも高山帯の水はキンキンに冷たい

サングラス ng

私はサングラスを持って行っていませんが、これはメガネがサングラス機能を兼ねているためです。ジンズの超光レンズを使用しており、太陽光に当たると自動的にサングラスに変わります。フレームはスポーツタイプで、調節が可能なので、汗でずれる心配もありません。

ネックゲイター

ワークマンで購入したネックゲイターを携行しています。クールコア素材で作られており、着心地がサラサラで暑く感じません。朝寒い時やマスクを忘れた時に口元を覆うことができ、さらに深夜バスで明るい場合には顔全体を覆って光を遮断することもできます。

アイマスクの代わりにネックゲイターをかぶっている

キャップ

Aonijieのキャップを使っています。本体生地がホワイトなので、日光を反射して熱がこもりにくいことを期待しています。スナップボタンでシェードのON/OFFが容易なので、日差しの具合によってベンチレーション具合を調整することができます。

片側からの日差しをシャットアウトしつつ、もう片側は開放して通気している

サポートシステム

トレッキングポール

トレッキングポールとして、Black DiamondのWomen's Trail を使用しています。1 本だけ持って行く理由は、経験的に 1 本で十分に効果を発揮しますし、テント設営にも 1 本あれば十分であるためです。2本ではなく 1 本使用のため、軽量さよりも剛性のあるしっかりしたポールにしました。

Lanshan 1 Proは非自立式のテントであり、設営にはトレッキンポールが1本必要である

モバイルバッテリー

Anker の10,000 mAhモバイルバッテリーを携行しています。テント泊の日数に応じて個数を調整します。スマートフォン、カメラを充電するために使用します。

2泊3日程度であれば1個で十分、それ以上は2個携行

ケーブル ng

充電ケーブルはライトニング1本、USB-Cタイプ1本、マルチタイプ1本を持参し、十分な長さを確保しています。マルチタイプのケーブルはスペアとして活用できます。

ヘッドライト

私はヘッドライトではなく、クリップ式のペンライトを使用しています。Rovyvon クリップライトは機能が充実しており、ペンライト、ランタンモードなどが利用できます。蓄光素材製の本体は暗闇でも目立ちます。帽子のツバに取り付けることでヘッドライトのように使用できますし、ゴム紐によってトレッキングポールに吊り下げランタンのようなカタチで使うこともできます。USB充電式であり、スペア電池や残量の心配がなく、軽量で20g程度です。

キャップのツバにクリップで取り付けることでヘッドライトになる
トレッキングポールに対してゴム紐をまわしてランタンのように吊り下げている

フードシステム

クッカー

軽量で頑丈なチタン製のLIXADA チタンクッカー650ml を使っています。重量は100g以下で、サイズは100サイズのOD缶とバーナー類がぴったり入ります。650mlの容量は、お湯400mlを沸かすのに適したサイズです。

中華製で安価なチタンクッカー

クッカーコジー

サーモスのスープジャー保温ポーチをコジーとして使用しています。保温ポーチであるため、クッカーだけでなく食器としても利用できます。クッカーがぴったり収まります。

サーモス製品を保温するためのコジーだが、LIXADA 650ml チタンクッカーにぴったりサイズ

バーナー

コンパクトで軽量なBRS 3000バーナーを使用しています。親指サイズでとても小さいです。風に弱いデメリットがあります。

風のない環境であれば安定した火力になる

アルミシート

自宅のアルミホイルから適当につくったシートです。OD缶やカトラリー系をこの上にのせることで地面の土が付着しません。

アルミホイルシートの作業台

ライター

Bicライターは 高度や標高が高い山でも着火しやすいです。

フリント式はピエゾ式よりも着火の安定性がある

マグカップ

Sea to Summitの Xカップを使用し、コーヒーやお茶を楽しんでいます。コンパクトに折りたため、クッカーケースの中に収納できます。

フチがしっかりしているので飲み口は気にならない

スプーン

チタン製のロングスプーンを使用して食事を楽しんでいます。チタン製のスプーンは頑丈で、臭いや汚れが付きにくく、掃除がしやすいです。スリムな形状なので、パウチ型でもご飯をたべやすいです。

ポリ袋調理したカレーメシをスプーンで食す

空き瓶

100円ショップで購入した普通の容器。トレイルミックスを入れて行動中に食べています。この容器はザックのショルダーポーチに装備しています。

衛生システム

衛生

小物類はすべて防水で中身がよく見えるジップロックに収納している
  • ジップロック袋:透明で中身が見やすく、小物の整理に便利

  • 除菌ウェットティッシュ:スプーンや他のものを拭くのに使用

  • ボディシート:必要な分だけ持ち歩く

  • アルコール除菌スプレー:手を洗えない状況で手の衛生を保つ

  • パックタオルとクリップ:水に濡らすとタオルになる

  • クリップ:靴下を干す

  • 耳栓:テントでの安眠に役立つ

  • 歯ブラシと歯磨き粉:歯磨き粉は使えない場所もあるが一応持っていく

  • リップクリーム:登山でカサカサした唇のケアとUV対策に

  • 爪切り:VICTORINOXのマルチツール

  • マルチビタミン:野菜不足を補うためのサプリメント

  • ガム:歯磨き前にある程度の掃除や口腔環境を整えるのに使う

  • AirPods Pro:移動中やテント泊で寝る前に音楽を聞くため

エマージェンシーキット

  • ショックコード:荷物の固定や緊急時の用途に

  • 薬:酔い止め、ロキソニン、薬類を携帯

  • タイガーバーム:鼻詰まりやお腹の不調に効果的

ウォーターシステム

ウォーターボトル

炭酸水の入っていた 1 Lのペットボトルを愛用し、スポーツタイプのキャップに交換して使っています。2本持っていくことで、万が一 1 本が使えなくなっても、もう1本で対応できます。炭酸水はふるさと納税で購入。ペットボトルはザックのサイドポケットにそれぞれ 1本ずつ収納することで左右の重心バランスをあわせています。

ペットボトルは軽量で安価なウォーターボトル。テント泊登山のたびに交換する。

タオル

吸水性の高いPVAタオルを持参し、テントの結露を拭いたり、下山後の温泉で濡れた体を拭いたりするのに使用しています。ダイソーで購入可能で、他のタオルよりも吸水力に優れています。

テントの結露は多いので、吸水力のあるタオルが活躍する

観測システム

カメラ

Panasoni Lumix G8 を使用。マイクロフォーサーズ一眼カメラ。手ブレ補正や4K動画撮影機能、外部マイク端子がありセルフィーも可能。防塵防滴でありアウトドアでの使用に適しています。

YouTube撮影セット

マイク

RODEのVideMirco を外部マイクとして使用。登山では風が強いため防風シールドが必須で。自然の音を高感度で記録にのこしたいので、外付けマイクを使用。

レンズ

14-42 mmのPanasonic 電動ズームレンズを使用しています。沈降式でであり撮影時のみレンズが飛び出す仕様となっています。そのため、小さな容量のボディバッグにも収納できています。

雲台

Joby の自由雲台ボールヘッドを使用。150gでクイックリリースが可能です。カメラをすぐに三脚に取り付け/取り外しをすることができます。

撮影時はボディバッグからカメラを取り出して三脚にワンタッチでとりつけ

三脚

AOKAのCMP163CL 三脚を使用しています。カーボン製で雲台を取り外した状態では350gと軽量です。脚が細いので畳むと断面はとてもスリムであり、持ち運びはしやすいです。最大高さは70cmほどですが、地面から十分に離れているので違和感のない置き撮りができます。

高さが低い三脚ゆえに狭い木道でもたてることができる

マイクロファイバータオル

登山する時には気温の変化が激しくて、カメラのレンズやメガネが曇りがちです なのでマイクロファイバーのクロスを持っています


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