並木小学校の生徒が、つくば市議会の議場で子ども議会を開催。
3つの議案が提出され、質疑→反対討論→賛成討論→採決。
最後に私からご挨拶させていただきました。
『皆さんに質問です。賛成もしくは反対の判断を最初から決めていた人はいますか?
次に、質疑を聞いて賛成もしくは反対の判断が変わった人はいますか?
次に、反対討論もしくは賛成討論を聴いて、判断が変わった人はいますか?
一つの答えを出すのに、議論を尽くしていくことが重要だということがわかると思います。
また質問です。賛成反対がもし同数だったら、皆さんどうしますか?
生徒:じゃんけん
じゃんけんではありません。同数の場合は、議長の判断に託されます。実際には同数により採決されるケースは稀ですが。
議員は26人。つくば市人口25万5,000人の中の26種類の多様な意見の代弁者です。しかしながら、議会では、⭕️か?❌か?のどちらかの一つの答えを出さなくてはいけない。この決断をすることも重要な仕事です。これを怠ることは許されません。
このように日本の国は民主主義国家です。選挙で選ばれた議員が話し合いで解決していきます。世界では悲しいかな、武力や暴力で物事を決めようとしている国もありますが、日本は話し合いで決めていく。これはとても誇り高いことです。
また一方で、日本は誇り高い民主主義国家なのに、実は、最近の日本の選挙の投票率は、ここ近年、だんだん低くなっています。
まだ皆さんには、なかなか理解できないかもしれませんが、これが日本の現状と課題です。もちろんその責任は政治を携わっている私達にも責任がありますが⁈
今日の日をきっかけに政治に関心を寄せていただきたく思います。
あと20〜30年の次の世代は、皆さんが中心になってのごとを決めていく。未来、将来が皆さんの手の中にあることを知ってもらいたいと思います。
本日は、素晴らしい議会を見せていただきまして、ありがとうございました。』
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