【速報】FOMC
6月FOMCの速報です。更新はひとまず終えました(あとで細かい修正をします)。このあとAM3:30~パウエル会見。noteで別の記事(下記リンク)を立ち上げ、数分おきに上書きしていきます。
https://note.com/goto_finance/n/nbb24cde4260b
声明のポイント
・0.75%利上げ 政策金利は「1.50~1.75%」に
・継続的な利上げ(ongoing increases in the target range)が適切
・5月公表の資産縮小(QT)を継続
・インフレにはさらなる上昇圧力、世界経済の重荷に
・経済見通しに関する今後入ってくる情報を引き続きモニター
・2%の物価目標に強くコミット
▼声明のリンク
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/monetary20220615a1.pdf
政策金利見通し(ドットチャート)
FOMCメンバーが想定する今後の政策金利見通しです。
▼リンク
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/fomcprojtabl20220615.pdf
【今回】
2022年末は全員が3%台の政策金利を予想。中央値は「3.25~3.50%」。この通りになるなら、今年残り4回のFOMCで計1.75%の利上げが実施されることに。前回3月は中央値が「1.75~2.00%」だったので、わずか3カ月で1.5%も上振れしたことに。
2023年の中央値は「3.50~3.75%」と「3.75%~4.00%」の中間。2024年末の中央値は「3.25~3.50%」。23年の利上げ幅は小幅で利上げ停止、24年にかけ利下げに転じるイメージに。中立金利の目安ともいわれるLonger-run金利は大半が2%台。政策金利は数年間、中立金利を小幅に上回る状態が続くイメージ。
【前回3月】
物価・成長率見通し
2022年(10-12月)のPCEインフレは4.3%→5.2%へ上方修正。一方、23年は小幅に下方修正し、2.6%に。インフレがこの想定よりも厳しい上昇になれば、上記のドットチャート以上の利上げが迫られる可能性も。成長率(最上段)は22年、23年ともに下振れ
市場の反応
株価は声明公表直前まで大幅高→発表直後に売り優勢も10分ほどたった時点では発表直前とほぼ同じ水準に。2年債は午前中に低下していたが、発表を受けて上昇。ただ前日の金利水準よりは低い。
パウエル会見
このあとAM3:30~パウエル会見。noteで別の記事(下記リンク)を立ち上げ、数分おきに上書きしていきます。
https://note.com/goto_finance/n/nbb24cde4260b
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