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Around The Planet Folks #8

「5-hour liner notes」が更新されました。今回は「Gimme Hope」と「C'mon」の制作風景と古川日出男さんによるインタビューが公開されました。

Gimme Hope

 この曲はアコギのループフレーズから膨らませた曲です。ある程度のデモを僕がCold Brain Studioで作ってから、皆でアレンジを進めました。ヴァースとコーラス(サビ)の繰り返しの構造なんですけれど、印象的なアルペジオで方向性がバチッと決まったヴァースに比べてコーラスの展開が割とアジカンとしてはオーソドックスなコード進行だったので、それに当てるメロディを考えることに苦労しました。いつもはバッキングギターでは省略しているセブンス・コードを使ったり。

撮影されている風景はランドマークスタジオでの演奏です。

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C'mon

 続きましては、「C'mon」の映像です。ランドマークスタジオでベーシック録音、そしてCold Brain Studioでのダビング風景です。メンバーとエンジニアの中村研一さんとのディスカッションがしっかり収録されています。今見返しても、かなり雰囲気のいいレコーディングだったんだなと感慨深いです。

「Gimme Hope」「C'mon」の両曲には、ギターのサウンドアドバイザーとして西田修大君が参加してくれました。「エンパシー」や「フラワーズ」でも活躍してくれています。彼はエフェクトの使い方の引き出しがとても多く、経験則だけに縛られずに直感的にサウンドメイキングをしてくれるとことが魅力です。

 君島大空君とのセッション、中村佳穂さんのバンドでの演奏も素晴らしいです。本当に様々な現場で活躍するギタリストです。

 続きはまた来週アップされます。