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【2/24】米国株概況

23日の米国株はやや反発したものの、戻りの弱い展開となりました
昨晩発表された米実質GDPの改定値は、速報値2.9%より下方修正され2.7%となった
市場の材料となったのはコアPCEデフレータで、速報値の3.9%から4.3%に上方修正された
デフレータは名目GDPから実質GPDを割り出す際に用いる物価指標で、今回の上方修正でインフレの粘着性が改めて意識される結果となった

実質GDP改定値の発表後、ドル高が進行
ドル円は一時135.3を突破した
しかしその後は失速し、今朝は134.6付近となっています

エヌビディア(NVDA) +14.02%

昨日引け後に発表された決算が売上高と利益がともに予想を上振れし、大幅高となりました
また、通期ガイダンスも予想を上振れしています

モデルナ(MRNA)  -6.70%

新型コロナウイルスのワクチン売上が前期に予想上振れしたものの、通期の売上ガイダンスを据え置いたことが嫌気され下落しました

ネットフリックス(NFLX) -3.35%

中東や欧州を中心に約30カ国でサブスクの月額を引き下げたことが嫌気された


本日は個人消費支出(PCEデフレーター)の発表が22:30に予定されています
今月は経済指標の上振れが相次いでおり、予想上振れとなった場合は金利の先高観を折り込む動きとなる可能性があります

また、9:30より衆議院運営委員会に次期日銀総裁候補の植田氏が参加予定てあり、所信聴取が行われます

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