Rails Tutorialの勉強記録(Review) Chapter1

Ruby on Rails Tutorialの復習です.今回はChapter 1です.

Ruby on Railsは名のとおり,Rubyで作られたWebフレームワークです.

Install rails

`gem`コマンドを用いて,railsをinstallします.自動でdocumentもインストールしてしまうので,その設定を無効にするために以下のコマンドを叩きます.

echo "gem: --no-document" >> ~/.gemrc

その後,versionを`6.1.3.1`を指定してrailsコマンドをインストールします.

gem install rails -v 6.1.3.1

その後,Yarnと呼ばれるソフトウェア依存関係を管理するプログラムをinstallします.

rails new

`rails new`コマンドで,webアプリケーションの骨組みを自動で作ってくれます.使うrailsのバージョンを指定したい場合は,`_version_`をrailsとnewの間に入れます.

rails _6.1.3.1_ new hello_app

最後にプロジェクトのディレクトリ名を入れます.

rails server

`rails server`はサーバーを立ち上げてくれます.local serverで,確認できます.

MVCアーキテクチャ

MVCアーキテクチャとはModel, View, Controllerと呼ばれる3つの仕組みを使ってWebアプリケーションの動きを分離するためのアーキテクチャです.`app`配下のディレクトリを見ればわかりますが,Railsはこのアーキテクチャを採用しています.

ブラウザからリクエストが飛んでくると,routerを通じて特定のcontrollerが呼び出されます.データを使う場合は,controllerがmodelから必要なデータを取ってきて,viewをレンダリングして,HTMLをブラウザに返します.

画像1

(引用: rubyonrailstutorial.org)

今回は,modelの部分は使わず,controllerがviewをレンダリングする部分だけ作ってみます.

`app/controllers/application_controller.rb`があるので,そこに`hello`メソッドを定義します.`render`を用いて,`hello, app`という文字列の`html`を返します.

class ApplicationController < ActionController::Base
 def hello
   render html: 'hello, app!'
 end
end

routerの定義を書くファイルは`config/router.rb`で,ルートにアクセスした場合にapplication_controllerに定義されたhelloメソッドを呼び出すように書きます.

root 'application#hello'

これで,完了です.

deploying on Heroku

git repositoryであればHerokuを用いて簡単にデプロイできます.PostgreSQLを使うので,production環境ではpq gemをインストールする必要があります.`bundle install --without production`を用いてGemfile.lockを更新しておきます.

`heroku login --interactive`でログインして,`heroku create`し,`git push heroku master`で完了です.

`heroku apps:info`でURLを確認できるのでアクセスできれば完成.

まとめ

MVCの簡単な仕組みを作って,herokuでdeployするところまでやりました.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?