僕らの評価をするのはお客様だよねって話

久々にノート書きます。

今エンジニアとして働いていて、結構希薄な感覚だなって思ったのがタイトルの感覚です。
僕らの仕事は誰が評価して誰がお金を払っているのか。

それは紛れもなくお客様だよなっていうお話です。

ちょっと前職の話していきますね。

そもそもお客様って何

お客様ってなんですかね。

顧客(こきゃく、英:customer)とは、自社の商品やサービスを販売する対象のこと[1]。(Wilkipediaより)

らしいです。
文の通り、僕らの作った物を買ってくれる人たちのことですね。

エンジニアだと色んなところにお客様いるんじゃないかな。
今SESとして客先常駐している僕のお客様は、僕の技術を買ってくれた参画会社様と、その会社の顧客って感じ?

評価って会社がするものでしょ

これが大きな勘違いだと思っています。
昇給的な話であれば正直その通りと言えばその通りですが、僕らがどんなに頑張っても昇給しないなら辞めちゃえばいんじゃない?(適当)

僕らの作った物、技術は誰が使ってくれているんです?

会社?上司?違いますよね。お客様ですよ。
その物を買ってくれた・使ってくれているお客様です。
買ってくれたという事は何が発生しますか。

もちろんお金!!!キャッシュ!!!

そうなんです。僕らの評価をしてくれるのは紛れもなくお客様なんですよ。
だっていらなかったらお金出してくれませんよ。
僕らがどんなに頑張ったところでそれがくそなシステムだったら誰も買ってくれません。

僕らは誰の為に仕事しているのか。

それは僕らを、僕らの成果物を必要としてくれるお客様がいるからじゃないでしょうか。

とはいっても世の中そんなに甘くないだろ

はい、そうです。そうなんです。
だって結局僕らのお給料決めるの会社じゃん!上司じゃん!

でもそこで諦めたら試合終了だって安西先生も言っていました。

まず、一回立ち止まってみましょう。

最大限顧客に満足できるものを提供できていたか。

顧客の望むものを提供できていたのか。

顧客がどうすればもっと使いやすくなるか。

ちょっと考えてみました?え?全部できている!?
それで評価されないって!?!?!?よし、そんなところ辞めちまいましょう。
そうじゃない方々はちょっとだけ僕の昔話を聞いてください。

新卒2年目の時のお話

前にもお話したと思いますが、僕は元々ゲームセンターの店長していました。
もちろんいきなり店長なわけがないです!
下積みというか社員として仕事して、副店長になって、ようやく認められて店長という流れです。

僕の転機はまさに新卒2年目の秋でした。
新卒1年目の僕は、それはもう熱意溢れる天才とまで言わしめる上司の下でせっせこ色んなことを覚えていました。
当時の上司は今でも尊敬する方です。(今度会いに行こう)
そんな上司に認められながら、僕は新卒1年目の冬に転勤しました。
上司は「お前ならどこに出してももう十分だ」とか「でもまだまだ教えることもある」とか「まあ、俺にはかなわないだろうなwww」とか!!!色々言ってくれました。

僕は元々クレーンゲームコーナー(以下プライズ)を担当していて、次の店に行って最初はメダル、次にプライズ担当になりました。

その頃のお店はあまりお客様と関わるスタッフがいなくて、僕はお客様ととても話す社員なのですぐに色んなお客様と打ち解けました。
そうして、僕はドツボにはまりがくっと売上を落としました。

新卒2年目の秋、転勤してから半年とちょっとした頃の話です。

どうして僕は売上を落としたのか

簡単な話です。
やり方を間違っていました。
当時の僕の思考は

「もっとお客様に接客していけ」

とかよくわかんない思考でした。
これ、どういうことかというとよく服を買いに行くと店員さんがすげえ話しかけてくるあれです。
そう!!!めっちゃうざいあれです!!!(個人の感想です)

元々前のお店がそういう風に見えるお店でした。
今になって思えば、あの上司がしっかり計画・準備して、結果として売り上げがよかっただけだったんですよね。
それを僕は勘違いしていました。

接客を頑張れば間違いなく売り上げが上がる。

こんなのただの勘違いでした。
こうして、僕はどん底の新卒2年目を過ごすのでした。

まあ挫折としてはちょうどいい時期なのでは!?

じゃあそのまま落ちていったの?

そうはいかせません。
私にだって意地があります。
上司に怒鳴られれば「1年以内に絶対ぶっこr・・・追い抜いてやる」とかよく考えているくらいです。
こんなことじゃへこたれません。

でもこの時立ち直ったのは完全にお客様のおかげでした。

いつも来てくれるお客様だったのにしばらく来てなかった方が久々に来たんですよ。
そこで一つ聞いてみたんです。

「お久しぶりですね!今日はなんかやっていきます?」

まあすごく仲良くしてくれているお客様だったので、はっきり言ってくれたのが良かったんですが、

「最近なんか良いのがなくて・・・」

ここで僕は気づいたんです。
僕の仕事はスタッフに接客をするように言う事でも、僕が接客することでもないってことに。

「お客様に支持される物を提供し続けること」

このことに気づいたのは2年目の冬でした。
そこからは怒涛の3ヶ月です。
大体今やる仕入れは3ヶ月後に届く商品です。

そこで僕は3ヶ月以内に他にできることを始めました。

「とにかく掃除しろ!!!とにかくキレイにディスプレイしよう!そこに僕らは命を賭けよう!!!」

スタッフに言い聞かせました。
接客は呼ばれたり、したくなったりしたらその時にすればいい。
でもきちんとフロアは見てね。でも僕らは常にお客様に感動を届けよう。

ゲームセンターに来るお客様は何しに来ているのか。

「ゲームをしに来ているのである」

単純かもしれないけど、それ以上でも以下でもないんです。
新しいゲーム機は僕らの権限では用意できない。
それなら少なくとももっとプレイしやすい環境を作るのが僕らの仕事であり、お客様に求められている事なんです。

まあ、こうやって積み重ねた結果、最後少しだけでしたが、新卒のころの店長を追い抜きましたよ。
それでもやっぱり尊敬する上司には変わりないです。
改めてありがとうございましたとお礼が言いたい。

それじゃあエンジニアとしてどんなことができるの

分かりません(小学生並みの知能)

っていうか、僕に聞きます!?僕まだ、素人に毛が生えたようなレベルです。
きっとこれを読む奇怪な方がいればそれを経験で知っているんじゃないかなって思います。

僕らのできることはきっと限られていますが、それでも最大限の仕事をすべきではないですか。
そして、それを評価するのは会社ではないんですよ。

やっぱりお客様なんですよ。

っていうかそうですよね。
エンジニアって直接お客様の声を聞く機会って少ないかもしれませんね。
クレーム的な意味じゃない、感謝的な意味で。

僕は接客をやっていたから知っているだけだと思います。

いつもこうしてくれてありがとうとか、
あなたがいてくれて助かったとか。

お客様から何回も言われたことがあります。
もちろん暴言吐かれたことも山ほどあります笑
一番意味わからないやつは瞬きするなってやつでした笑
今度くそ客意味不明なクレームランキングでノート書きますね。

最後に

冒頭でも言いましたが、これだけやっているのに給料上がらない!って言うならやっぱり会社やめましょう!!!
僕は上の考えが理解されないので、辞めます!!!!!

そして、僕の昔話が同じような接客業・サービス業の方の参考になってたりしたら嬉しいなって思います。

もちろん別の業種の方々もそうです。

僕らはついつい仕事の意義を忘れてしまいます。
僕らの仕事はほかでもない、お客様がいるから成り立つのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?