人生を「脚本家」という視点で見つめ直す
こんにちは、ライフコーチの剛介です。
先日、関東地方を中心に台風7号が襲ってきました。
中でも、僕の住んでいる千葉県の房総半島は災害級の大雨が心配されていたのですが、なんとか何事もなく過ぎ去ってくれて一安心といったところです。
という前置きがありつつ、
今回は、「君は人生の脚本家なんだよ」というテーマのお話をしたいと思います!
「何をやったら良いのか分からない」という悩みは本質的に「ウソ」である。
例えば「彼女が欲しい」という悩みを抱えている男性を例に考えてみます。
この男性、「彼女が欲しい」と口では言うものの、
その実、「彼女を作るために何をすれば良いのか分からない」ということで悩んでいます。今どきっぽいですね。
彼女は欲しい。これは間違いない。
でも、何をすれば彼女ができるのか分からないから、何もしない。
といった具合です。
一見、どこにでもありそうな悩みじゃないですか?
もしかしたら、まさに今同じ悩みを抱えている人がこの記事を読んでいるかもしれないですね。こんにちは。
でもね、
僕はこれに対して、
「何をしたら良いのか分からないはウソだ」と断言します。
どういうことか。
この「彼女を作るために何をしたら良いのか分からない」という悩み。
ちょっと深掘りすると、こうなりませんか?
1.彼女を作る為に何したら良いのかは、実は分かっている。
2.だけど、それを実際に行動に移すのは大変な労力が要る。
3.面倒臭いからそれはしたくない。
4.だから「何をしたら良いのか分からない」と自分を誤魔化して、何もしない自分を正当化している。
どうでしょうか?
例えば、
彼女を作る為に「絶対にやった方が良いに決まっていること」をいくつか挙げてみましょう。
1.身だしなみ(服装、髪の毛、髭、肌、爪、靴など)を整える。
2.筋トレをして健康的な(魅力的な)肉体を手にいれる。
3.稼ぎを増やす為に、副業orビジネスを始める。
4.本格的な有料マッチングアプリに登録する。
5.その際に必要となる何枚かの写真を、プロや友達に依頼して撮ってもらう。
どうですか?
「いや〜、これはやらない方が良いんじゃない?」
という意見がもしあれば教えてもらいたいんですけど、そうはならないですよね。
なぜならこれ全部、「やった方が良いに決まっていること」だからです。
誰が何と言おうと、「彼女が欲しい」という望みを叶えるための行動としては、これらは絶対にやった方が良いに決まっていることです。
というか、これをやっても彼女ができない人なんていなくないってくらい。
そしてさらに言えば、
「何をしたら良いのか分からない」と言っている人の頭の中にも、
これらのことは浮かんでいるはずです。
(何も難しいことは言ってないもん)
だけどここでポイント。
これらのことを実際に行動しようとしたら、
1.ちょっとしたチャンコロ💰
2.それなりの時間🕰️
3.ある程度の覚悟🔥
こういうものが必要になってくるわけですよ。
多くの人は、「その犠牲を払いたくない」んですね。
なぜなら、大変だから、辛いから、苦しいから、面倒くさいから、怖いから。
だから行動に移さない。
そして、「やった方が良いと分かっていることをやらないでいる自分」をまざまざと認識したとき、人は自尊心が傷つきます。
「あ〜、俺はダメな人間なんだ」って、自分を保てなくなる。
どうにかして、これは避けたいわけです。
自分を嫌いになりたくない。
その為にどうするか。
自分の本心に蓋をして、「何をしたら良いのか分からない」という隠れ蓑を用意するんです。
そして、その隠れ蓑に隠れることで、
「何をしたらいいのか分からないから、何もしていないだけ」という具合に、「現在の何もしていない自分」を正当化するように脳の構造がそうなっているんです。
先ほどの思考回路をもう一度見てみましょう。
1.彼女を作る為に何したら良いのかは、実は分かっている。
2.だけど、それを実際に行動に移すのは大変な労力が要る。
3.面倒臭くて、それはしたくない。
4.だから「何したら良いのか分からない」と自分を誤魔化して、何もしない自分を正当化している。
どうですか、ビンゴでしょ?
冷静に考えれば、
「彼女を作る為にどうすればいいか」なんて悩みには明確に答えがあるし、それを実践すれば一撃で解決できるんですね。
だから問題の本質は、
「彼女を作る為にどうすれば良いのか分からない」ではなく、
「彼女を作る為にどうすれば良いのかは分かっている」けど、
「それを実際の行動に移すことを面倒に感じて行動しない自分がいる」ってことなんですわ。
だんだん核心に近づいてきましたよ。
ちなみに、「ビジネスを立ち上げたいけど何をしたら良いのか分からない」という同じ系統の悩みに対する、僕の回答はこうです。
「本を読みなさい」
すると、おおよそこんな返事が返ってきます。
「いやでも、本を読んでも役に立たなかったら時間を無駄にしてしまいませんか?」
それに対する僕の回答はこうです。
1.どんな本であれ、人生のどこかしらの瞬間で必ず役に立つ。
2.例え本当に無駄だったとしても、これまであなたが無駄にSNSを眺めていた時間を考えれば、本1冊分の時間を無駄にしても何も問題ない。
以上の理由から、「とりあえず本を読め」が一旦の回答になります。
まあ、「本は読んだ方が良いに決まっている」というのも皆さん心では分かっていますよね。(笑)
「心の声」に従う
話を戻しますが(笑)
「彼女が欲しい」と思った時に、先ほどのような
「その為に絶対にやった方が良いに決まっていること」がいくつか浮かびましたよね。
それに「心の声」という名前をつけてみましょう。
ほとんどの人はどんな問題、悩みであれ、
「自分の中でのある程度の答え」が浮かんでくるものです。
彼女が欲しいならさっき言ったことをした方が良いし、
稼ぎを増やしたいなら自分でビジネスを始めた方が良いし、
筋肉をつけたいならジムを契約して筋トレをした方が良いし、
鶏胸肉をしこたま食べた方が良い。
誰にでも思いつく範囲でも、
これだけの「絶対にやった方が良いに決まっていること」があるんですよね。
この自分の内側から湧き出る「やった方が良いこと」が「心の声」です。
大切なのは、この「心の声をどこまでも信じること」なんです。
自分の中での答えを、どこまでも信頼してください。
それは、十中八九正しいです。
「稼ぎを増やしたいから、お金を盗もう!」って真っ先に思いつくならそれは問題ですけど、そうはならないですよね。
あなたの心の声は「起業」という選択肢を提示してくるはずです。
それは正しいんですよ。
誤解を恐れずに言えば、資本主義の日本においては
まず「起業」、それがダメなら「従業員」というのが本当のスタンスです。
だからそれは正しい。
ノイズは完全無視でいい
「心の声」に従おうとする時、また別の感情が発生してきます。それは何かというと、「失敗したらどうしよう」とか「周りの人の目が気になるなぁ〜」というような、いわゆる「ノイズ」です。
結論、これらは完全無視で良いんですけど、簡単に言われてもって感じですよね。
なので、「不安を感じるメカニズム」をここいらで整理しておきましょう。
動物というのは大雑把に言えば、
「爬虫類→哺乳類→霊長類」この順番で進化してきました。
そして脳も3層に分かれていて、
内側から「爬虫類の脳→哺乳類の脳→霊長類の脳」となっています。
一番内側の爬虫類の脳は脊髄反射的な役割や、生理的な役割を司っています。
車に轢かれそうになった時に0.1秒で避けようと判断して体が動くのが脊髄反射で、蚊を撃ち落とそうとした時に逃げられる状態と同じです。(笑)
生理的な役割というのは、「オシッコしたい」とか、そんな感じ。
そして不安や恐怖などの「感情」を司るのが2番目の「哺乳類の脳」なんですが、例えば猫を例に考えてみましょう。
今は飼われることが多い猫も、元々は野生動物で
喰ったり喰われたりといった食物連鎖の渦中にいました。
そんな野生の猫が空腹を感じた時、
10メートル先に美味しそうなエサが落ちているのを見つけたとします。
そんな時に「不安や恐怖」といった感情が無かったらどうなるでしょうか?
何も考えずにエサに飛びついて食べようとしますよね。
でも実際にはこんな危険要素があります。
1.そのエサ(動物)が実はまだ生きていて、逆に襲われる羽目になった。
2.近くに居たライオンに襲われて、美味しく頂かれた。(笑)
他にも色々な危険があるでしょう。
つまりは、「命の危険に遭遇する可能性が上がる」ということです。
「脳」というのはブレーキの役割があるんです。
「ご飯だ!食べたい!」という感情が「アクセル」なら、
それに対して、「危ない!やめておけ!」という感情が「ブレーキ」です。
この「アクセル」と「ブレーキ」の絶妙なバランスによって、
猫ちゃんは自分の命を危険から守っているんですね。
もうお分かりかと思いますが、
「不安や恐怖」という感情はこの「脳のブレーキ」が働いている状態なわけです。つまり、「哺乳類の脳」が強く作用しているんですね。
でもね、
なぜ人間が食物連鎖の頂点に立つことができたのか。
それは、脳の一番外側にある「霊長類の脳」の功績なわけですよ。
「霊長類の脳」は複雑な計算や論理的な発想など、
要するに、「人間らしさ」を司っている部分です。
個の力で人間がゾウに勝つのは不可能なんですが、
「霊長類の脳」を使うと、それが可能になる。
武器を生み出し、仲間を作り、共闘するからですよね。
だからこそ僕たちは、「不安を司る哺乳類の脳に支配されてはいけない」ということなんですね。
それじゃあ、犬猫とやっていることが一緒なんですよ。
しかも人間が感じる不安や恐怖は、脳の勘違いである可能性が極めて高いです。
例えば、「起業したいけど失敗したら路頭に迷って死んじゃうかも」と言っている人がいます。
…。
「は?」
ですよね。
「死なねーし!」
ですよね。
冷静に考えて死ぬわけないんですよ。
失敗したら「アルバイト」でもなんでもすれば経済的な復活はできるし、
抱えきれない借金なら、「自己破産」というとっておきもある。
病気になっても「生活保護」が受けられる。
家族を養わないといけないなら、いきなり独立じゃなくて
仕事を続けながら副業でビジネスを始めれば良いんですよ。
「やらない理由」をどれだけ並べても、そんなのは「やらないでいる自分を正当化する為の言い訳」でしかないんですね。
だから、何か挑戦をする時に必ず湧き出てくる「不安や恐怖」というのは、
脳が「命の危険」だと勘違いしたことによる「防衛本能」が作動しているんですが、そんなのは現代を生きる我々にとっては、ただの「ノイズ」でしかないので、完全に無視していいよってことになるわけです。
君は人生の脚本家だ!
ここまで来れば、あと一息です。
勢いのままに読み進めましょう。
人生には「決断」を迫られる場面が多々あります。
大きな決断から小さな決断まで、本当に様々。
大学はどこにする?就職は?結婚相手はこの人にするの?
家を引っ越す、引っ越さない?
言い出したらキリが無いですね。
その「決断」の度に、僕たちの前には2本の道が現れているんです。
例えば「もっと稼ぎたい!」と思った時、「そのまま会社員」という道と、「独立して経営者」という道が現れます。
いいですか、ここが大事です。
「あなたはどの道に進むのかを、自分で選ぶことができる」
もう一度。
「どの道に進むかの決断を下す権利は、あなただけが持っているんです!」
会社員のままでいるのも、経営者にいなるのも、あなたの決断次第。
その時に大事にしてほしい判断基準が
「人生が映画なら、どっちの道に進んだほうがおもろくなんの?」
これです。これなんですよ!
あなたの決断次第で、ちょーーーーつまんない人生にもできるし、
途方も無いほどおもろい人生にもできるんですよ!
全てはあなたが決めて良いんです。
親でも友達でも恋人でもなく、あなたが。
だからこそ、「心の声」を大事にしてください。
「自分が本当はどうしたいと思っているのか」
その答えは、心の声に耳を傾けることで見えてきます。
そしてその「心の声に従うという決断」はあなたの人生を間違いなく素晴らしいものにしてくれます。
「心の声に従うことができない」と感じるのは、脳が勘違いして発生させている「不安」という名の「ノイズ」です。無視でいい。
人の目も、不安も、恐怖も、
あなたが「行動しないこと」を正当化する為に生み出している「ウソ」です。そんなものに騙されてはいけない。
あなたが自分の「心の声」に従って
「自分の信じる道を正しく選ぶ」という生き方ができるようにサポートするのが、僕らライフコーチの役割です。
興味があれば、連絡してね。
今日はここまで!では👋
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