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現役ドラフトを通してわかる各球団の補強姿勢 リスクと流動性

先日8日、第二回現役ドラフトが行われました。
かつてドラフト一位で指名されたの選手が3人も動き、前回以上に驚きがあったという方も多かったと思います。私も少しばかりルールを勉強したところ、現役ドラフトに臨む姿勢にそれぞれの球団の特徴があることに気が付きました。
今回の投稿では、現役ドラフトから見る、各球団の補強姿勢について見ていきたいと思います。セ・パを制した2球団と、前回の育成ドラフトで成功を収めた中日の戦術に特徴について、お伝えします。

まず現役ドラフトのルールから。
ざっくりまとめると以下の流れです。
(間違っていたらごめんなさい)

指名されなかったリストアップ選手は分からない仕組みです。
日刊スポーツによると、巨人から指名が始まったとのこと。この情報を踏まえると、ルール上、以下の順で指名が進んでいったものと推測できます。

ヤクルトが巨人の北村を指名した時点で、リレー形式の使命がリセットされ、未指名球団の中で最多の投票を得た球団が次の指名権をえることになりました。ここで流れが途切れるので、巨人からヤクルトまでが、戦略的に育成ドラフトを活かすことができたのではと見ています。
ここで気になるのが、セ・パ王者の阪神とオリックスが、指名順上位に食い込んできている点です。上記、5球団の現役ドラフトを分析し、見えてきたポイントについて、提起していきます。

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