マガジンのカバー画像

ヘブル語コラム

3
聖書をヘブライ語の観点から読むことで初めてわかる、神様の計画についてまとめていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

ヘブル語コラム①「なぜキリストはイエスなのか」

キリスト教とヘブル語キリスト教は新旧約聖書を聖典としていますが、旧約聖書はもちろん、新約聖書も、ヘブル語やユダヤ教の背景を知らなければ正しく理解することができません。 ユダヤ教の延長線上にキリスト教があるからです。 これについてはまた後日書くかもしれませんが、長くなるのでこの辺で。 そんなわけで、ちょこちょことヘブル語(ヘブライ語)の勉強をしており、その観点から見つけた色々な発見をコラムとして書いておこうかなと思いました。 というのも、インターネット上にはユダヤ教やヘブル語

ヘブル語コラム②「数字の持つ響き」

聖書の中にはいろいろと特別な意味合いを持った数字があります。 3とか7とか12とか、聖書の中で何度も出てくる神様の「お気に入り」の数字がありますね。 そのような数字に隠された神様のメッセージを解き明かす本もいくつか出版されていますので、興味を持った方は探して読んでみると良いかもしれません。 さて、今日はそのような数字ではなく、「意味ありげに書かれているのに、あんまり意味が分からない」という数字について見てみたいと思います。 その数字とは「14」です。 謎の数字「14」

ヘブル語コラム③「いちじくの家」

新約聖書の中に書かれているイエス・キリストの言動は、わかりにくいものが多くあります。それは、イエス・キリストが常に主なる神様の御計画の完成を見つめておられるからです。永遠の視点から発せられるイエス・キリストの言動は、この世の視点からは理解することができないのです。 今日は、不可解なイエス・キリストの言動のTOP3に入るであろう、「いちじくの木の呪い」について、ヘブライ語の視点から見つめてみたいと思います。 いちじくの木を呪うイエス・キリスト まずは本文箇所。 なんと、イ