連撃法 無駄のないワンツーパンチ 1.5秒速で放つ打撃技とその応用法

通常、連続パンチというのは、パンチを素早く左右に振り出すものです。

中には、左ジャブだけを連撃したり、隙が大きいなら、大振りの決め技を何回も打ったりします。

連撃法でも様々な種類があります。

この記事で、護身術として新たに紹介していくのは、無駄のないワンツーパンチです。

普通は、ワンツーパンチといえば、ワン、ツーの2秒かかるパンチのことをいいます。

しかし、それをある工夫をするだけで、1.5秒速で放つ打撃技として扱えるのです。

しかも、早くしたからといって、2秒速のパンチに比べて威力が減っているわけではありません。

借力法を使って、引いた側の半身の振りを、打ち出すパンチの勢いにプラスしていきます。

それでは具体的な打ち方を解説していきます。

図1

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図1は、左パンチを対象にぶつけたときの光景です。

右側の半身を引いて黄色矢印方向に引いて、左パンチを赤矢印方向に放っていきます。

この最初のパンチは、ある意味、攻撃のきっかけです。

ここから、どういう技を打っていくかで攻撃パターンが変わってきます。

図2

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図2は、伸びていた左パンチを引いた勢いを利用して、右パンチを放つ瞬間です。

左半身を青矢印方向に引いて、緑矢印方向に打撃を打ちます。

このとき、常識的な考えなら構えなおしてから図2のパンチを打ちます。

それが普通のワンツーパンチの考えでしょう。

しかし、ここでは、図2の動作を0.5秒で完成させます。

ただ、この連撃法は、ほかの技にも応用が利くのです。

図2を右フックにしたりもできます。

サウスポーなら逆パターンも可能でしょう。

蹴りならキックの引く動作を利用して、素早く蹴りを放ちます。

どうしても攻撃が嫌な場合は、0.5秒で素早く防御動作にも利用できます。

腕を使った連続防御です。

0.5秒を意識しながら連続で護身術を行うことで相手を恐怖させることも可能です。

攻撃しただけでも、けんせいさせる効果はあります。

そこで、最初に暴力をしかけてきた相手から隙ができれば、素早く逃げましょう。

格好をつけていると、後で自分も法に裁かれます。

調子に乗って追い込みすぎると、正当防衛は成立しません。

あくまで敵が優位である状況こそが絶対条件なのです。

どうしても相手が攻めてきて、対処しきれない命に関わる場面で使いましょう。

複数の人々にこぞって襲われた時も同様に対処してください。

いくら早くできるからといって、やり過ぎには注意すべきです。

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