地伝#X ◾️1995年 その他の出来事

いろいろありすぎた95年は断片的にしか覚えていない。阪神淡路島大震災が発生した年だ。記憶の手掛かりとしてパスポートを見ていたら1月と2月に出国している。すっかり記憶になかったのだが1月は1人でバリ島に行って2月は社員旅行でグアムに行っている。生意気な19歳だった。

◾️大阪のクラブダウンでDJする機会が増えた。NINちゃんという女性のDJがダンサーウケの良い選曲で参考にしていた。この頃から堂々とDJとして名乗るようになった。

◾️同じ歳のクラナカ君が迷羊という小さなバーを出したので一度だけDJをした。1945やクラナカ君のDJを聞いたことがある人ならわかると思うが、RUN DMCなどオールドスクールのレコードをかけてすべった記憶あり。

◾️ココナッツグルーヴのゲストDJにKEN-BOさんを呼んだ。R&Bを中心に選曲を依頼した気がする。

◾️大阪クラブダウンにもMUROさんとTWIGYさんを呼んだ。ホテルの手配は完璧だった。その他はツイギーさんとエレベーターに乗った事と、ムロさんと何かの雑誌に書いてある星座占いの話をした事しか覚えていない。

◾️地下鉄サリン事件が起こる。数日後にクラブメトロの「スカッとレゲエ」というイベントに遊びに行ったら誰かがライブでショウコウ御焼香と歌っていて時事ネタをリアルタイムで伝えるレゲエ文化の魅力に触れる。

◾️MPC3000をアメ村の三木楽器で購入。すぐに持ち帰りたかったのに某大御所DJの予約品らしく断られたが、粘り倒して即日持って帰った。

◾️DJ K-GOさんにDJたるものどうあるべきか教えてもらった。京都のガーデンというクラブイベントにも参加させていただき初めてDJとしてギャラをもらった。これは94年かもしれない。

◾️関西のダンスイベントはダンスディライトが熱かった。僕はもう全く踊っていなくてDJに夢中だった。

◾️踊っていないのに東京のダンスシーンには強い憧れがあった。この一枚は今見てもかっこいい。

オマケ

グアムの社員旅行。左から僕、ヨシキ君、松下君