自己実現への一歩

立命館大学が、AI学習を活用した入試制度を運用することを決めました。

立命館の新入試「成績でやりたいこと諦めないで」 全国初アタマプラスと「AI活用」した入試改革

smartnews

AO入試に出願する権利を得るために、事前にプログラムされたAI学習を活用し、その課題をクリアーした生徒が初めて出願できる、というスタイルのようです。

現在の日本は未だに偏差値社会が続いているので、「行きたい大学」に行くことが重要視され、「学びたい大学」に行くことはマイノリティのように感じます。
そのため、大学合格を目指してあらゆる手や時間を尽くして大学入試対策を行い、バーンナウトしてしまう生徒(かつ保護者)も少なくはありません。その結果、学びが後回しにされた「よく遊ぶキャンパスライフ」が繰り広げられるのかもしれません。

様々なデータを基に中卒、高卒で社会人として自立するメリットを叫ぶ識者も増えてきている中で、大学での学びを疎かにするのは得策とは言えません。教育系大学や医療系大学のように、職業に直結する学びが得られる大学ならまだしも、悪い意味で幅の広い総合大学の経済学部や文学部などの学部生は、同じような境遇の学生達で就職競争を勝ち抜かねばなりません。

立命館大学のような総合大学でも、記事のような新たな試験体制を確立することで、社会的自立に向けた学び、エキスパートとしていきていく学びが増えるかもしれません。

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