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女の子苦手なわたしが、五人姉妹の母になっちゃった話
わたしは女だし、なんと五人の女の子のお母さんだが、実は子どもの頃から女の子が苦手だった。
小学生の頃、クラスの女の子の輪に入るのは、すごく勇気のいることだった。
女の子同士の、あの微妙な空気感。
「ユミちゃんもそう思うよね~」
って言われて、全然そんなこと思ってないけど、同意しないと仲間外れにされちゃうような空気感が本当に苦手で。
その子がいないところで悪口言い合うーみたいのもよくあるよね。
あと、自分は男に生まれた方がよかったんじゃないかっていうくらい、可愛いものとかに興味がなかった。
どちらかというと、外で虫とかを探してる方が好きだったし、りかちゃん人形より、戦隊ヒーローが好きだった。
自分のこと「オレ」って言ってたしwww
たぶん小3くらいまで(笑)
「ユミ」なんて、女の子らしい名前じゃなくて、「いつき」とか「はづき」とか、男でも女でもいける名前に改名してくれって、本気で親にお願いしたこともあったなぁ(笑)
りかちゃん人形の遊びに誘われても、りかちゃん達のスカートめくりばかりして、せっかく誘ってくれた女の子達を本気で怒らせたりしてたw
なんか、女子ってめんどくさいなーって思ってる子どもだった。
いつも男の子ばかりと遊んでた。
虫やおたまじゃくしを取ったり、野球やサッカーしたり、秘密基地を作ったり。
なんで自分は男に生まれなかったのかなぁっていつも思ってた。
とにかく女の子が怖かった。
中学生になったら、なおさらその思いは強くなる。
女子の陰湿さが本当にいやで、なるべく関わらないようにしてた。
(きっといい子達はたくさんいたと思うけど、あの集団に入っていく勇気がなかった。)
いつも、男の子ばかりと遊んでた。
中学生の思春期真っ只中だけど、全く女っ毛はなかったから、完全に男同士の友達みたいな感じで遊んでたと思う。
高校生になり、周りの友人関係が新しくなると、やっと女の子の友達ができるようになった。
本当に気の合う素敵な仲間達と出会えて、やっと女の子怖い病から脱した。
まぁ女の子同士の陰湿な感じは苦手だったけど、わたしの周りの友達にそんな子はいなかった。
そして、今まで自分の女子力を全く使ってこなかったが、なぜか高校生になって
「かわいい」と言われることが多くなった。
(自分で言うとなんかヤなやつだな(笑)ごめんちゃい(笑))
今まで男の子には友達としてしか扱われなかったのに、急にモテ出したwww
そんなこんなで、高校生以降はそれなりに女子らしくオシャレもして、女に生まれたことを楽しめるようになった。
でも、やっぱり女の子らしい女の子は苦手で。
女の子はとりあえず警戒してたwww
だから、もし自分が将来子どもを産むとしたら、絶対男の子がいいなー。
女の子なんてどう育てたらいいか分からんし。
女の子同士のウジウジに巻き込まれたらたまらんわー。
男の子二人くらいが理想だなー。
なぁんて、子どもを産む前のわたしは思ってた。
ところがどっこい(笑)
なぜか生まれたのは女の子。それも五人も(笑)
もう、どうしましょwww
なんのカルマかと思うよね。
わたしのカルマではなく、パパのせいにしてやれぃと思ってww
「若い頃に女の子を泣かした男の人は、娘を授かって、将来娘に泣かされちゃうらしいよーwうちは五人も娘が生まれたってことは、パパはさぞかしたくさんの女の子を泣かしてきたんでしょーねーwww」
って意地悪を言ってみたこともあった(笑)
まぁ、パパも若かりし頃にはブイブイ言わせてたらしいので、心当たりがなきにしもあらずww
そもそもカルマなんてものがあるのかも謎だしね。
だって、わたしやパパへの戒めのために、娘たちは生まれた訳じゃないし、彼女達が我が家に生まれて来てくれたのは、幸せ以外の何物でもないから。
でも、もしカルマ的なものがあるとしたら、やっぱりわたしの女の子への苦手意識を克服しろということなのかなーと思ってる。
家に女子が五人もいると、もう立派な女子校だと思うwww
毎日が試練です。
まぁ幸せだけどね。
人生って面白いなぁっと思う日々です。
娘たちが、素敵な女性に成長していってほしいなぁと願いながら、日々接してる。
ちなみに、わたしの理想の女性像はナウシカ!
強くて優しくて逞しい。
「姫ねえさま」みたいな人になりたい。
(分かってくれる人がいたら嬉しい)
子どもに「こんな人になって」ってのは押し付けがましい気がするから、自分がそうなれればいいなと思ってる。
わたしの記事がお役に立てれば幸いです。 これからも、クスっと笑っていただけて、それでいて皆様のお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。 よろしければ応援よろしくお願いいたします💓