『テレビマガジン1978年7月号第二ふろく』

以前、天袋を整理していた時に発掘した、所謂児童向け雑誌の付録漫画だ。

ドリフターズによる人形劇『飛べ！孫悟空』と、

後に『ゲームセンターあらし』で大ブレイクする事になる、すがやみつる先生の作品『オーロラ7』の豪華二本立てだ。

これが久々に読んでみたのだが、しっかりと内容を覚えていて我ながら驚愕！

山根あおおに先生の『飛べ！孫悟空』は、当時大ヒットを記録していたSF映画『未知との遭遇』のパロディといった趣きで、アブダクション展開など本当に良く練られていて、実に面白い。

すがやみつる先生の『少年戦闘機オーロラ7』は、あの『エリア88』の連載開始より数年早く登場した先鋭的でチャレンジング精神に溢れた作品だ。

主人公達の基地がカタパルトの付いた潜水可能な空母であるとか、実際の戦闘機を巧く描写しており、虚構と現実のバランス感が実に上手い！

裏表紙は『ミクロマン』の新刊告知だ。

母さん。僕のミクロマンの漫画・・・

一体何処へ行ってしまったんでしょうね？