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「和人と天音」

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note最初の小説です。
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2021年7月の記事一覧

連載小説「和人と天音」(11)

 作文教室の桑田先生は、まだ三十歳になっていない。和人のじいちゃんの元同僚で、じいちゃん…

連載小説「和人と天音」(12)

 天音 「いらっしゃいませ」  一人の男性客が足早に店に入ってきた。岡田だった。その時、…

連載小説「和人と天音」(13)

 二度目に店に来てから、学校で岡田が天音を見る視線がはっきり変わったような気が天音はして…

連載小説「和人と天音」(14)

「いらっしゃいませ」  低い陰気な声だった。これなら、あたしたちの方がずっと気持ちのいい…

連載小説「和人と天音」(15)

和人  七月にじいちゃんが入院した。なんの病気だか和人は知らない。いくら聞いても、母がは…