DX認定制度について調べた①
はじめに
名前は良く聞き知っているつもりだったが改めて調べてみました。色々調べていると、本制度を活用することで特に中小企業のDX推進に役立つ内容だと改めて感じました。中小企業診断士やITコーディネータ、ITベンダー等の立場で中小企業へDX支援する場合は、かなり活用できると思います。
DX認定制度とは
DX認定は、DX-Readyの状態、つまり「企業がデジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態」というレベル感です。なので、DXバリバリやってます的な感じを認定してもらうのではなく、これからこんな計画でこんな感じでやりますを認定してもらう感じです。
デジタル・ガバナンスコードとは
要は企業価値向上に向け、経営者が実践すべきデジタルへの対応の虎の巻みたいなものですね。
DX認定制度とデジタル・ガバナンスコードの関係
デジタルガバナンスコードを実践する=DX認定制度の申請書を記入するような関係性です。DX認定制度を目指すことでデジタルガバナンスコードが実践できる感じですね。どこからDXを進めたら良いのかわからない場合の指針のあり方としては結構使えると思います。
DX認定制度のメリット
以下、IPAのサイトから引用
メリット1 DX認定制度のロゴマーク使用
メリット2 中小企業を対象とした金融支援措置
メリット3 税制による支援措置
メリット4 人材育成のための訓練に対する支援措置
メリットは色々ありますね。ロゴマークの使用はブランド価値向上に繋がり金融支援と税制支援は財務的にメリットがありますね。人材育成も同様に財務的及び人材開発面でもメリットはありそうです。
DX認定制度の位置づけ
本制度の位置づけはDX-Readyレベルだということです。DX認定以降にも上位レベルの認定があり、そこはDXばりばりやってます的な感じですね。ただ、現在DX認定を受けている企業は1000社程度でその6割が大手企業です。(上場の関係があるため)中小企業はまだまだこれからだと思います。これら認定取得を目指してご支援する方策もありですね。
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