歯医者で、ゴルゴ13をイメージして、痛みを耐えた・・見えてきた「心の痛み」
コロナ禍なので、毎月の定期検診も、状況を判断して、キャンセルせざるをえなくなったり。で、2か月間をあけて、久々に。主に、やってもらうことは、歯のクリーニングだ。
後は、ドクターに定期的に、c1、クラウン、欠損・・・。のカウント・・。
最近は、どういう意味なのか、どこの歯をみているのか、わかるようになった。
で、歯のクリーニング、と、問題箇所があったので・・。
まあ、予約の段階で、右上奥歯から2番目の歯が怪しいとか、状況を言っておいた。クリーニング開始、歯科衛生士、磨き残しなどの、衛生管理表を渡してくれる。問題箇所は、すっとばす。
それが終わったら、ドクターがチェック。カウント始まる。出た、c1。
今日治療するか、どうか、ためらうドクター。が、今日治してくれと。
歯を削る。痛みが走るが、「ゴルゴ13」の神の手だったか、麻酔なしで、右腕の手術を受けるシーンを思い浮かべ、目を閉じ、心の痛みと、歯の削る痛みと、どっちが痛いか、天秤にかける。左腕は、自然と出して握りこぶしを。
心の痛みのほうが、ずっと重いことに気づく。肉体的な痛みより、心の痛みの重さに、唖然とした。心の痛み、言葉にできない、深い暗い淵のようなものを、垣間見たような・・。
まさか、これほどまでに・・・。歯の治療は、他の患者さんもみえるし、止血があったので、こっくりしながら、待つ。
止血の脱脂綿が外された。ドクターがやってくる。最後は、レジンで・・。
問題箇所の治療は終わるが、「心の痛み」を知ると、なんとなく、ショックで、涙も出ないが、なんとなく、ドーンとした感じになる。落ち込むというより、呆れるというより、そうだったのか・・・と。
慰めだったのは、ドクターが直々に正しいフロスの使い方を聞いたら、丁寧に教えてくれたこと。今後の見通しなど、コンプライアンス成立、だったこと。
帰り道は、「もう~、戻れないよ、昔のようには、煌めいてみえたとしても・・」と、・・。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?