43 知は酒盃をほめたたえてやまず、愛は百度もその額に口づける。だのに無情の陶器師は自らの手で焼いた 妙なる器を再び地上に投げつける。
44 せっかく立派な形に出来た酒盃なら、毀すのをどこの酒のみが承知するものか?形よい掌をつくっては股すのは誰のご機嫌とりで誰への嫉妬やら?

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